フトアゴヒゲトカゲが喜ぶことは?ハンドリングのコツと注意点

2023年3月19日

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飼育しやすく、物応じしない性格はペットとして愛されている理由の一つでもあります。

爬虫類には珍しく手のひらに乗せたりする『ハンドリング』ができるのは大きな魅力です。

 

 

ペットとしての魅力がギューっと詰まったフトアゴヒゲトカゲについて説明していきます。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲが喜ぶことは?

鳴かないので集合住宅でも飼育しやすく、大人しく触れることを許容してくれる個体が多く、丈夫で飼育しやすいです。

しかし過度な触りすぎは個体に大きな負担がかかりますので気をつけましょう。

多彩な個体が多く入手が容易で、活き餌以外にも人口餌の種類が豊富にあり活き餌での餌やりが苦手な方でも飼育しやすいです。

フトアゴヒゲトカゲの喜ぶことはご飯の時間。

肉食よりの雑食であるフトアゴヒゲトカゲはもりもり沢山食べます。

とにかく沢山食べます。

その為、入手しやすい野菜や人工餌の種類が豊富にある事は飼育者も助かります。

また、1匹1匹の個性があり爬虫類の中でも特に表情が豊かである。

『表情が豊か』というのは爬虫類の中でもかなり珍しいと思います。

首を傾げたり、生きているコオロギなどを追いかけていく姿はクスッと笑ってしまいます。

表情や行動が面白くて爬虫類好きの方も、そうでない初心者の方でも思わずクスッと笑ってしまうと思いますよ。

 

 

仲良くなれるハンドリングのコツ

フトアゴヒゲトカゲはずっしり、おっとりした物応じしない性格の為、爬虫類の中でハンドリングがしやすい種類です。

正しい持ち方のハンドリングと目的を理解しましょう。

飼育ケースの掃除やメンテナンスをする時フトアゴヒゲトカゲを手に持つ機会があると思います。

フトアゴヒゲトカゲはおとなしくおおらかな性格の為、滅多に噛む事はありません。

しかし口を開けて喉を膨らませたり、体勢を低くし警戒する個体もいます。

その時は無理せず、フトアゴヒゲトカゲが落ち着いてから持ち上げましょう。

それでは、爬虫類の生態を知り正しい持ち方を習得しましょう。

フトアゴヒゲトカゲを含め爬虫類は地表生活をしている個体が多いので、野生界では上から狙われる事が多いです。

その為、上の方から手を差し出す持ち方は嫌がる事が多いです。

正しい持ち方は、お腹の下に手を優しく入れてゆっくり持ち上げる事です。

 

 

フトアゴヒゲトカゲに絶対にしては行けない事は?

フトアゴヒゲトカゲをハンドリングするためにはまず、信頼関係を築く事です。

彼ら爬虫類にとって『ハンドリング=喜ぶこと』ではありません。

彼らの喜ぶことは安心した生活が出来ることです。

その為に大切な事は決して驚かさせてはいけません。

個体が急に飛び跳ねるなどの落下防止の為、個体を持ったまま立ち上がってはいけません。

長時間のハンドリングによる触りすぎは個体に大きなストレスがかかります。

指をフトアゴヒゲトカゲの前に近づけたりすると餌だと思って噛まれる危険もありますので気をつけましょう。

フトアゴヒゲトカゲに限った事ではたりませんが、尻尾や頭だけを持ち上げるような行為は絶対にやめましょう。

私達だって、髪の毛引っ張られたり手を強く引っ張られたら嫌ですよね?

ぎゅっと強く個体を掴んだり、不安定な持ち方も個体の怪我の原因にも繋がります。

爬虫類の多くは、犬や猫よりもとっても柔らかく骨もすぐ折れてしまいます。

優しく丁寧に接してあげましょう。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲが喜ぶことは?ハンドリングのコツと注意点【まとめ】

表情も可愛くて、性格もおおらかなフトアゴヒゲトカゲ。

猫や犬のように撫でると喜んだり、なつく事はありません。

特に爬虫類は、触ったりする事が喜ぶことではありません。

スキンシップを取ろうとするのではなく、まず日々の飼育環境を適切に整えて行く事が一番大事な事であり、結果として爬虫類の喜ぶことにつながります。

お世話をしているとこちら側の存在にはなれてきてくれます。

『餌くれる大きい人きた〜』くらいにはなってきますよ。

適度なコミュニケーションをとりながら人馴れさせて、飼育環境を整えてフトアゴヒゲトカゲとの癒しの生活を送ってください。