フトアゴヒゲトカゲのパラドックスの特徴は?どのようにしたら産まれるの?
爬虫類は掛け合わせで予期せぬ特徴を持った個体が産まれることがあります。
それは爬虫類の魅力でもあります。
特にフトアゴヒゲトカゲのパラドックスは本当に面白いです。

『パラドックス』を辞書で意味を調べてみました。
日本語で『逆説』と訳され、辻褄が合わない事や矛盾、受け入れ難いなどの意味を持ちます。
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスも正に受け入れ難い程に、珍しい配色に心奪われます。
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスについて、どんな特徴を持つ個体なのか深堀していきましょう。
Contents
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスの特徴は?
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスの特徴はなんと言っても体表の色の配色です。
ペンキを飛び散らしたような不規則な斑点のよう柄です。
柄が不規則に現れる非常に珍しい特徴がある個体でありますが、まだフトアゴヒゲトカゲのパラドックスの情報は少ないです。
これからどんどん情報が更新されていく未知の個体です。
なんとも独特で特徴があり一度見たら忘れられないほどのインパクトがあります。
私自身まだ本物は見た事がなく、図鑑でしか見たことがありません。
実際に本物のパラドックスに会ってみたいものです。
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスの値段は?
非常に珍しいの個体であり、販売しているのを見かける事も稀です。
そのため値段もどのくらいするのかまだまだ未知です。
販売しているお店でも値段はつけられてる事がほとんどなく、交渉したりあるいは言い値での売買になる事もしばしばあるそうです。
非常に珍しいフトアゴヒゲトカゲのパラドックスは一体、どのくらいの値段で売買されるのだろうかと未知数で興味が湧き上がってきますね。
販売している店があったら迷わず駆けつけたいです。
フトアゴヒゲトカゲゼロパラドックスはどのようにしたら産まれるの?
パラドックスはハイポ(劣勢遺伝)とトランスルーセントの親から2000分の1確率で産まれるそうです。
まさに、予期せぬ確率です。
すごい確率でなんとも興味深いです。
ちなみに、フトアゴヒゲトカゲは1シーズンに20から60日の間隔を空けて2~5クラッチ産卵します。
1クラッチ(一度の産卵を1クラッチと呼ぶ)15~30個ほど産みます。
しかし、この卵が全部孵化するわけではありません。
一度の交配でかなりの卵を産みますので、母体の栄養状態や健康状態を万全にしてから交配しましょう。
未知数なフトアゴヒゲトカゲのパラドックス
とにかく、情報が少なく私が所有する図鑑にもあまり詳しい事が書いていません。
なぜこのような個体が生まれて来るのか、まさに名の通り「パラドックス」の意味に相応しい未知数で魅力的なこれからたくさんの情報が更新されていく個体になるでしょう。
フトアゴヒゲトカゲのパラドックスの特徴は?どのようにしたら産まれるの?【まとめ】
パラドックスの名前の通り予期せぬ、受け入れ難い個体です。
その希少価値の高さと特徴は爬虫類好きの方は一度は耳にしたことのある個体ではないでしょうか?
希少価値が高い個体は身体も弱い事が多いです。
玄人でも飼育は難しいです。
その為、爬虫類初心者は避けた方が良い個体だと思います。
ただどんな生き物も基本的な飼育法は変わりません。
ノーマルだから簡単に飼育できると言うわけでもありまん。
どの個体もどの生物も、もちろん同じ種類でも、生きている物は私たち人間も含めそれぞれ各々の個性があります。
1匹1匹みんな違いがあるのは当たり前のことです。
自身で飼育する生き物にはしっかり責任を持って終生飼育に努めましょう。
飼育動物が我々飼育者に与えてくれるものは数えきれないほどたくさんの学びです。
動物を飼育する事で育まれる、心の成長と生き物の生と死に関わる瞬間。
それはどれも私たちの心を強くしてくれます。
みんな違う個性を受け入れる事の大切さ、愛情を注ぐ事の素晴らしさ、どれも何にも変えられない経験になります。