フトアゴヒゲトカゲがぐったり元気がない原因は?病気のサインを見逃さないで!

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フトアゴヒゲトカゲの日頃の健康チェックや、飼育環境の設備のチェックはフトアゴヒゲトカゲの病気のサインを見逃さない為に必要不可欠です。

 

 

フトアゴヒゲトカゲのぐったりている元気がない原因を挙げていきます。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲがぐったり元気がない原因は?

飼育環境(保温器具)不具合

ぐったりと元気がない原因の1つ目に考えられる事は、保温器具の不具合による飼育温度の低下です。

フトアゴヒゲトカゲの飼い方は野生下の環境を知るとより良い環境を作る事ができます。

野生下のフトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの中央部に位置する比較的乾燥した地域に生息しています。

日中の太陽の光を浴び一日の活動エネルギーを蓄え、餌を捕獲しながら過ごします。

夜になると岩場に隠れ休息します。

この野生下のフトアゴヒゲトカゲの生息地からも分かるようにフトアゴヒゲトカゲの飼育に飼育温度がとても重要です。

特にフトアゴヒゲトカゲは活動エネルギーを蓄える為に太陽光、つまりUVBが特に重要になります。

飼育下においてのフトアゴヒゲトカゲの飼い方として重要なUVBは飼育下においてはバスキングライトやUVライトになります。

当然ですが、このライトには寿命があります。

ライトが明るく点灯していてもUV量が少なくなっていたり、温度が低くなっている場合があります。

必ず使用期間を守りましょう。

目安は半年から1年の間に交換をして、定期的に手でかざして温度を確認してみましょう。

この保温器具の状態のチェックはフトアゴヒゲトカゲトカゲの飼い方として、初歩的な事ですがとても重要になります。

 

脱水症状

ぐったりと元気がない原因で2つ目に考えられる事は脱水症状です。

生きている動植物にとって水分は命を維持していく為にとても大切で不可欠なものになります。

保温器具の不具合のところにも記述したように、野生下のフトアゴヒゲトカゲは高温の乾燥した地域に生息しています。

そんな環境でのフトアゴヒゲトカゲの水分補給は主に餌からになります。

また、夜露や流れる川や溜まった水を舐めて水分を補給します。

基本的に動きのある物を餌として認識する動物の為、野生下のフトアゴヒゲトカゲは流れている水や光で反射したり、風に揺れる水面の水、葉っぱなどに滴る水など動きのある物を餌として水分を舐めて補給します。

その為、飼育下のフトアゴヒゲトカゲは脱水症状を起こしやすい傾向があります。

なぜなら器に溜まっている水を、水と認識していないからです。

飼育する環境や飼い方の中で水分を摂取できるような工夫が大切になってきます。

まず飼育環境や飼い方の中で水分を積極に摂取できるようにするのには昆虫だけではなく、新鮮な野菜を与える事です。

フトアゴヒゲトカゲは肉食が強い雑食動物で新鮮な野菜や茹でた野菜などを食べることで自然と水分を補給することができます。

また活き餌だけでなく専用の人工フードを水にふやかして与える事でも水分を摂取できます。

また温浴をさせる事で水分を摂取することができます。

水温25度から27度のぬるま湯を用意し、フトアゴヒゲトカゲの足が浸る位で温浴させます。

自ら動き回った時に身体についた水滴を舐めたり揺れる水面に反応し水分を補給します。

 

 

フトアゴヒゲトカゲの病気のサインを知る為には?

ぐったりとしている様子を、いち早く察知する為には飼育環境の改善で解決策する事が多いです。

フトアゴヒゲトカゲの代表的な病気のサインはバスキング不足、雪目、脱水症状、脱皮不全、くる病などありますが、後天的な病気についてどれも未然に防ぐ事が可能だと思います。

ケージの広さ、保温器具の位置、距離、器具のメンテナス、餌の与え方、水、湿度温度の環境を整えたり、都度見直し観察する事で早めに病気のサインに気づく事ができるでしょう。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲがぐったり元気がない原因は?病気のサインを見逃さないで!【まとめ】

いわゆるペットを飼育する事は、責任を持って飼う事とよく言われます。

その責任と言うのは一体何なのでしょう。

それは、可愛がったり、餌をあげたり糞や尿を片付けたり、病気になったら病院へ連れていくなどありますが、それだけではありません。

まずはその個体がどのような飼育環境が適切なのか理解して、個体の様子を観察する事、そして異変にいち早く気づき適切な処置や改善をする事がとても大切になります。