フトアゴヒゲトカゲがフンをしない!?原因と頻度や便秘解消法を解説

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フトアゴヒゲトカゲは飼育温度や湿度などの状態でよく便秘になりやすい個体です。

便秘の頻度がどの位なのか、またフトアゴヒゲトカゲが1ヶ月以上フンをしないなど、便秘になってしまった際どのように対策したら良いのか。

またどうして便秘を引き起こしてしまうのか。

 

 

この記事では、フトアゴヒゲトカゲがフンをしない原因と対策や便秘解消法を解説していきます。

フトアゴヒゲトカゲの便秘やフンの形状を観察して知る事で未然に防げる病気があります。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲのフンの色や形状は?

フトアゴヒゲトカゲなどの爬虫類のフンの形状は半固形の尿酸塩の形で窒素を排出します。

体内の水分を保持しながら不要な窒素を排出します。

健康なフトアゴヒゲトカゲの排泄物の形状や色は、白っぽい色の尿酸塩を含む固形、あるいは半固形の黒っぽい色のフンで、尿酸とフンを同時に排出します。

また頻度の多い下痢症状(形状が水っぽいくドロドロ)がある、いつものフンより色が薄い、匂いがきついなどのフンは病気のサインです。

頻度の多い便秘、頻度の多い排泄、異常な程に大量で柔らかいフン、1ヶ月以上排便をしないなども危険な症状の1つです。

飼育するフトアゴヒゲトカゲの健康のバロメーターは排泄物をチェックする事で早期発見にもつながります。

 

 

フトアゴヒゲトカゲがフンをしない原因は?

もし飼育下のフトアゴヒゲトカゲが1ヶ月以上フンをしない状況であれば、便秘の原因として1つ目は水分不足です。

フトアゴヒゲトカゲは動くものを餌として認識する為、お水をケージ内に設置してもなかなか飲む事はありません。

その為、生きた餌から水分補給をすることになります。

飼育下のフトアゴヒゲトカゲは乾燥フードなどをメインにあげていると、水分不足を引き起こします。

もう1つ考えられるのはカルシウム欠乏症があります。

カルシウムには筋肉を清浄に収縮させる働きがあり、欠乏すると筋肉痛や平滑筋が消化管の蠕動波を補助できず便秘を引き起こします。

 

 

フトアゴヒゲトカゲの便秘解消法は?

フトアゴヒゲトカゲが1ヶ月以上便秘になった時は、ケージ内の湿度をあげたりします。

ケージ内に霧吹き等で吹きかけ湿度を上昇させるのが効果的です。

またあまりにもフンをしないようならフトアゴヒゲトカゲを温浴させてあげると良いでしょう。

温浴させる際の温度は35℃位が適温です。

水分補給をさせる事により便秘の解消に繋がります。

積極的に野菜をあげたり、生きた餌で水分を摂るようにしましょう。

それでもフンをしなかったり便秘が続くようなら、シリンジ等で直接フトアゴヒゲトカゲの口へ水分を補給させることも視野に入れましょう。

ただ嫌がる個体が多いので、慎重に少しずつ慣れさせましょう。

シリンジからの水分補給の頻度は毎日少量ずつ無理ない程度にする事が大切です。

私の飼育するフトアゴヒゲトカゲは野菜嫌いであまり水分補給が得意ではありません。

なので、毎日シリンジで一滴ずつ口元に垂らしながら舐めさせています。

「シリンジ=嫌な事」にならないようにするのがポイントです。

我が家のフトアゴとヒゲトカゲは結果として、シリンジを慣らしたおかげで確実に水分補給ができるようになりました。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲがフンをしない!?原因と頻度や便秘解消法を解説【まとめ】

フトアゴヒゲトカゲはよく便秘をする個体でありますが、1ヶ月以上排便をしないのは稀です。

その原因には必ず理由があります。

飼育状況の確認や水分補給はできているかなどの原因がないか、まずはその部分を見直してみましょう。

原因を知り対策をすることで大きな病気を未然に防ぐ事がてまきます。

私たちが住む日本の環境とは大きく異なる環境下で生活をする生き物です。

なるべくその個体の生息地合わせた環境を作る事が便秘解消、排便のリズムを整えるカギになることでしょう。