フトアゴヒゲトカゲが餌を食べない原因は?実体験から対処法を徹底解説

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フトアゴヒゲトカゲなどの爬虫類は急に何日間も餌を食べなくなる時期があります。

私自身も飼育しているフトアゴヒゲトカゲが急に餌を何日間も食べなくなる事があり頭を悩ました時期があります。

大体が突発的でお腹を空かせると食べる事がおおかったのですが、中にはそのまま拒食の状態が続き、病院へ行って栄養剤を与えるなどの処置を施した事もあります。

 

 

何が原因で餌を食べない拒食の状態になるのか、また餌の頻度はどの位がいいのか、何日間拒食が続いてしまうと危ない状況になるのか、フトアゴヒゲトカゲを飼育し始めてから今日まで学んできたその対処法をお伝えします。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲの餌の頻度とおすすめの与え方

まずはフトアゴヒゲトカゲの餌の頻度についてです。

幼体時期(ベビー)の餌の頻度は毎日、数回に分け餌を食べるだけ与えます。

出来れば栄養価の高い活き餌がお勧めです。

大きすぎる活き餌は喉を詰まらせる恐れがありますので小さいサイズのものを与えましょう。

とにかく成長期の幼体は餌をたくさん食べ栄養をつける事が健康的な身体を作る為に必要不可欠です。

成体(ヤングアダルト)になってからは少しずつ人工の餌に慣れさせ、野菜も一緒に与えていきます。

餌の頻度は1日1回与えましょう。

人工の餌をメインにしていきたい方は活き餌を少しずつフェードアウトしましょう。

活き餌を全く与えないと活き餌を食べなくなってしまうことがあるので月に数回くらいおやつ感覚で活き餌を慣れさせておくと、メインの人工の餌を食べなくなってしまった時に対策がしやすいです。

成体(アダルト)になってからの餌の頻度は3日に1度くらいのペースで餌と野菜を与え、月に数回おやつとして活き餌を与えるペースがよいです。

また餌の頻度は、個体の身体の状態で臨機応変に対応しましょう。

 

 

フトアゴヒゲトカゲが餌を食べない原因は?

フトアゴヒゲトカゲが何日間、拒食が続いてしまうと危険なのか、原因を知る事で解決策が見つかります。

まず原因として考えられるのは..

 

環境の変化

①フトアゴヒゲトカゲをお迎えしたばかりではストレスを感じている。

②飼育環境が合っていない。

③病気や怪我。

④ハンドリングのしすぎ。

 

餌に飽きた

同じ種類の餌を与え続けている。

 

 

フトアゴヒゲトカゲが餌を食べない対処法は?

上記に対しての対処法

 

環境の変化

①フトアゴヒゲトカゲをお迎えしたばかりでストレスを感じている。

この場合は時間が解決します。

無理に触れたりフトアゴヒゲトカゲを覗き込まず、気長に待ちましょう。

 

②飼育環境が合っていない場合は、湿度と温度差をもう一度確認してみてください。

湿度60〜70%温度30〜35℃が適温です。

また1日の内に温度の差がありすぎても身体に負担が大きくストレスになります。

 

③病気や怪我での拒食の場合は直ちに病院に行きましょう。

体力がないと治療も困難な為、強制給餌や栄養剤を飲ませるなどの処置をしながら治療が始まると思いますので、担当医師の指示に従いましょう。

 

④個体にもよりますがハンドリングのしすぎはストレスの原因になります。

触りすぎは控え適度なスキンシップにしましょう。

 

餌に飽きた

フトアゴヒゲトカゲは餌に飽きたり、餌の種類や餌の好き嫌いがあります。

同じものを与えたりしても食べない個体もいますので、餌の種類を変えるなどをして工夫しましょう。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲが餌を食べない原因は?実体験から対処法を徹底解説【まとめ】

何日間も餌を食べない期間が続く事は、生態にとってとても危険な状況です。

体力をつけるのは餌を食べる事です。

その餌を食べないという事は個体の死に繋がる事があります。

現に私は飼育していたトカゲが拒食に入ってしまい、体力が落ち、その時に丁度冬に入ってしまい冬眠状態にしてしまいました。

冬眠前の拒食で冬眠明けに体力が落ちてそのまま死んでしまったこともあります。

この経験から何日間も餌を食べない状況にならないよう対処法を考え、徹底した温度と湿度の管理とありとあらゆる種類の餌を給餌できるよう色々なタイプの餌に慣れさせる事にしました。

その結果、冬眠状態に入ることもなく年間通してしっかり餌を食べてくれています。

色々な原因がありますが、拒食の原因の多くは飼育環境が大きく関わると私は実感しています。