フトアゴヒゲトカゲが脱水症状になる原因は?対策と水分補給の方法

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フトアゴヒゲトカゲが脱水症状を起こすには原因があります。

その原因はフトアゴヒゲトカゲの生息地域を知ると分かってきます。

 

 

原因を知り、脱水症状を起こさない為の対策を学ぶ事でより楽しくフトアゴヒゲトカゲとの生活を送ることができるでしょう。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲが脱水症状になる原因は?

野生下のフトアゴヒゲトカゲはオーストラリアの中央部、比較的乾燥した地域に生息しています。

日中活動する昼行性の生き物です。

日中は太陽をたくさん浴び身体を温めエサの捕獲をしながら活動し、夜になると岩場に隠れ身体を休めます。

そんなフトアゴヒゲトカゲは野生下では主に昆虫や植物を中心に水分補給をしています。

また降雨や夜露などからも水分を補給します。

この野生下のフトアゴヒゲトカゲの生活からもわかる様に飼育下のフトアゴヒゲトカゲに水分を摂取させる事が難しく、これが原因で多くの個体が脱水症状を起こしやすくなります。

脱水症状を防ぐ為その原因を理解し対策をする事がとても重要です。

飼育環境を整えしっかり水分補給をして脱水症状の対策をしましょう。

 

 

フトアゴヒゲトカゲの脱水症状の予防と対策

上記で、脱水症状を起こす原因がわかりましたね。

脱水症状を防ぐ為には主に食事で補給をします。

コオロギやデュビア、ミルワーム(飼育の際、充分な栄養と水分が摂取できている事が条件です。)人口フードに水を含ませふやかした物、ゲル状の人口フード、新鮮な野菜を与えるなどが主に脱水症状の対策になり、日々の食事からの水分摂取が重要な予防法になります。

フトアゴヒゲトカゲの幼体時期は肉食系が強く、動く物をエサと認識します。

動きのない野菜などはあまり好んで食べてくれなません。

しかしこの時期の個体にはあまり無理をして与えない方がいいです。

無理に野菜などで水分補給をさせようとすると生体になった時に拒否する個体もいますので気を付けてフトアゴヒゲトカゲのペースで与えましょう。

 

 

フトアゴヒゲトカゲの水の飲ませ方や水分補給の方法

幼体時期の脱水症状の予防法を説明していきます。

幼体時期の水の飲ませ方は、大きめのタッパーを用意し個体の脚の高さ位のぬるま湯(飼育ケースの温度と同じくらいの水27度から30度)入れて温浴させましょう。

その時に水面の動きで水を認識し舐めてくれます。

この温浴は脱皮不全の対策にもなるので、成体時も時々温浴させる事はフトアゴヒゲトカゲの体調管理につながります。

成体時期の脱水症状の予防法を説明していきます。

成体時期の水の飲ませ方は野菜を与えたり、水でふやかしたり人口フードで餌付けもできる様に訓練しましょう。

またあまりにも水を飲まない個体への水の飲ませ方は、スポイトなどを使い口の中へ強制的に水を飲ませます。

無理に口を開けようとするのではなく、口元に水を垂らしてみたり、少しずつ与えましょう。

 

 

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フトアゴヒゲトカゲが脱水症状になる原因は?対策と水分補給の方法【まとめ】

幼体時期から少しずつ野菜に慣れさせ、新鮮な野菜から水分補給ができる様になると飼育も楽になります。

様々な方法の水の飲ませ方がありますが、1つのパターンだけではなく複数の水の飲ませ方を試し、脱水症状を起こさない様に対策していきましょう。

脱水症状はフトアゴヒゲトカゲの生死に関わります。

脱水症状を起こさないよう、水の飲ませ方は色々な手段を試してその個体に合う方法を探していきましょう。

また水をスポイトなどから与える事を慣れさせておくと、もし病院にかかったとき、処方されたお薬を飲ませる事がスムーズにできるようになります。

なるべく病院にかからないようにする事が大切です。

普段から健康管理を怠らずフトアゴヒゲトカゲの変化に直ぐ気付けるような環境を整えましょう。