ヒョウモントカゲモドキがかわいいと話題!飼育の仕方を徹底調査!!

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壁ドンするトカゲがS N Sで話題らしいよ!!

友人に誘われ、アニマルカフェへ。

壁ドンするトカゲの正体はヒョウモントカゲモドキでした。

愛くるしい目にふっくらとした尻尾。舌をぺろしたかわいい表情。

小さな手をついて壁ドンしているそのイケメンぶりに心を奪われました。

 

 

ヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中でも飼育は容易で、基本の飼い方の情報は充実しています。

爬虫類初心者でも安心して飼育ができます。

S N Sでも話題になるほどの‘イケメン’ヒョウモントカゲモドキについてまとめてみました。

 

 

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ヒョウモントカゲモドキの人気の理由は?

まず人気の理由はなんといってもかわいらしさ。

寿命は小さな生き物としては比較的長く10年くらいです。

主に爬虫類といえば鑑賞用のイメージが強いですがヒョウモントカゲモドキは爬虫類の中では珍しく犬や猫のようにペットとして飼育している方が多く、寿命も長い為家族の一員としての要素から愛玩動物として人気があります。

しかし犬や猫のように飼い主を認識していません。

呼んで振り返ることはなく、近くまで寄って甘えるといったこともありません。つまりなつきません。

ただ毎日お世話しているとこちらの存在には慣れてきます。

もともと警戒心の強い生き物です。

あまり姿を見せることはなく岩場に隠れて生活をする生き物。

こちらの存在に慣れてくると、見える場所で無防備な様子を観察でき、かわいいところをたくさん見せてくれますよ。

なつきませんが、存在に慣れてくれます。

このなつくことがないけれど飼育していないと、お目にかかる事のできない仕草を見られるところも人気の理由の一つなのかもしれませんね。

 

 

ヒョウモントカゲモドキを飼う前に準備するものは?

ヒョウモントカゲモドキを家族にお迎えするためには飼育前の準備が大事!

飼育は比較的容易ではあるが、犬や猫とは異なり事前準備がとても大事になります。

 

飼育ケース

ヒョウモントカゲモドキを飼育するためのケース。ケースには種類があります。

大きな違いはないが強いて言うならガラスケース・アクリルケース・扉の施錠の有無。

●ガラスケスース

重たいので倒されにくい。小さなお子様のいるご家庭や他に犬や猫などを飼育している場合、ふとした衝撃でケースが落下しにくい。ガラスが劣化しにくいので生態が綺麗に見える。

しかしデメリットとして重たいので掃除がしにくいです。

●アクリルケース

とにかく軽いので持ち運びもできるため掃除がしやすい。

オーダーメイドで作ってくれる業者もある。

デメリットを言えば経年劣化で透明度が落ちるため、長く使用するとガラスのようなクリア感がなくなる。

軽量のため小さなお子様のいるご家庭や他に犬や猫を飼育している場合、ふとした衝撃で落下しやすい。

爬虫類専門のケースであれば施錠付きの物や天井に暖房器具がつけられるような工夫が施され、よりヒョウモントカゲモドキが快適な飼育環境を作りやすいです。

飼育が容易とはいえ変温動物なので犬や猫とは飼育環境は大きく異なります。

特に気を付けるべきは飼育温度と湿度です。温度管理のしやすいケースは飼育初心者に最適です。

 

温度湿度計

ヒョウモントカゲモドキのみならず爬虫類飼育をする上で温度管理は絶対に必要です。

専用のものですと1000円前後で購入できます。大体のものが温度湿度両方測れます。

 

保温器具

ヒョウモントカゲモドキは1年を通して雨の少ない、寒暖差のある地域に生息する生き物です。

爬虫類の中ではこの環境は過酷な環境下ですが、ヒョウモントカゲモドキはこの環境下でも凌げるため、比較的飼育が容易と言われています。

例えば家の中での夏の暑い時期の40度から冬時期の10度くらいの温度でも半休眠をとり耐え凌ぐことができます。

繁殖を考えた飼い方をするのでなければ、敢えて半休眠を取る必要はないので1年通して室温は30度に設定し湿度40〜60%が望ましいでしょう。

とはいっても意外とこの温度保つのは容易なことではありません。

夏場は比較的ケース内を適温に保てるのですが、冬場の温度管理は本当に難しいです。

冬場を乗り切る為の温度管理の方法をご紹介します!!

●暖突

こちらはみどり商会から出ている天井に取り付けるタイプの保温器具。

サイズ展開はS ・N・ L・ロング。上から低温で全体を暖めてくれる優れもの。

●パネルヒータ

サイズ感は小さいものから大きい物まで幅広くあります。

パネルヒーターではケース全体を温めるのではなく半面程度を温めます。

軟性のある素材なのでケースの下に設置、側面にあてることもできる為ケース内の暖かい場所と涼しく場所を作りやすくなります。

飼育ケースの大きさでサイズを選びましょう。

夏の飼育管理の中、部屋の温度を冷房などで冷やしている場合は夏場も両方つけておくことをお勧めします。

その際もまめに温度湿度は確認しましょう。

冬場は飼育の場所にもよりますが、飼育スペースが極端に寒い部屋であれば暖突とパネルヒーター同時稼働の他に断熱材、発泡スチロールなどで飼育ケースの四方を囲ってあげると熱も逃げにくくなります。

 

シェルター

全ての爬虫類に必要なわけではありませんが、ヒョウモントカゲモドキは日中、岩陰に隠れて夜に活動する生き物です。

その為、隠れ家として置いてあげる必要があります。

石や流木などを使って隠れ家を作ってあげるのでも構いません。

その際はケース内を霧吹きなどで湿度管理をする事、水飲み場を設置してあげる事などの工夫が必要です。

専門店などに行くと爬虫類用の素焼きのシェルターを購入することもできます。

見た目もかわいいものからナチュラルなものまで種類豊富なので、飼育者がどのような飼い方をするかでお好きな物を選ぶと楽しめるでしょう。

ほとんどのシェルターはお水が溜められるものが多く湿度の管理、そして水飲み場にもなるのでお勧めです。

 

床材

ペットシーツ・キッチンペーパーはこまめに取り替える事ができ、衛生面も綺麗に保ちやすいです。

砂はケース内の見た目も野生環境のように見えるので鑑賞用としても楽しめます。

誤飲をした際に腸に詰まりやすく、排泄物の臭いが気になるなどの欠点もあります。

天然のくるみの殻でできていて多少の誤飲であれば安心な物もあります。

そして排泄物をこまめにピンセットなどで取り除いてあげれば1ヶ月に1度くらいの砂の入れ替えでも綺麗を保てます。

飼育者の飼い方ので入手しやすいものを選ぶのが良いでしょう。

 

 

ヒョウモントカゲモドキの種類や値段は?

ヒョウモントカゲモドキのバリエーションは様々です。

現在ではカラーバリエーションも豊富にあり、コレクター要素も加わり多くの方がヒョウモントカゲモドキを飼育しています。

一般的な生体の値段は6000円〜10000円くらいのものが多いです。

掛け合わせが複雑になればなるほど希少価値が高くなり生体の値段も高くなります。

 

 

ヒョウモントカゲモドキの餌は?

基本的に肉食の生き物です。成体では3日一度5〜7匹くらい食べます。

幼体や産卵前後の雌には出来るだけ毎日与えます。

主に昆虫食のため野菜を餌にすることはできません。

与えるのは餌用のコオロギが中心です。動いているものを餌として認識するため主に活き餌です。

飼育者の手(ピンセット)から食べさせるように訓練すれば乾燥や冷凍のコオロギや人工飼料でも餌付けすることができますよ。

そして餌を与えるときの最も需要なことはカルシウムと総合ビタミン剤の粉を振りかけることです。

これを省くと骨代謝障害になりやすく病気にかかりやすくなります。

 

 

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ヒョウモントカゲモドキがかわいいと話題!飼育の仕方を徹底調査!!【まとめ】

基本情報が多く爬虫類初心者にでも飼育しやすいヒョウモントカゲモドキ。

飼育しやすいと言っても生き物です。

飼育環境を整えたり、餌を用意したり、温度管理の為の保温器具は電気料金もかかります。

飼育には個体の値段だけではなくその他にもお金がかかります。

大体寿命は10年くらいと言われておりますが、20年くらい生きた個体もいるようです。

小さな生き物ではありますが、比較的長いお付き合いになると思います。

比較的飼育情報は多いですが、まだまだ犬や猫ほどメジャーなペットではありません。

かわいいと衝動で購入するのではなく、しっかり事前準備をしてからお迎えしてください。