ヒョウモントカゲモドキのラプターはどんなモルフ?その特徴と飼育での注意点

スポンサーリンク



真っ赤なルビーのようなキラキラとした目。

『美しい』『神々しい』オレンジの体色。

かなりの印象的で見た目のインパクトが強烈です。

爬虫類愛好家の間で一躍有名になったラプターは愛好家たち皆が口を揃えて『神々しい』と言うほどにラプターの沼に落ちる人も少なくありません。

 

 

そもそもラプターという名前の由来はなんでしょうか。

『ラプター』ローマ字表記で『R A P T O R

エクリプスの特徴を持つR E D E Y E

トレンパーアルビノにA L B I N O

パターンレスストライプのP A T T E R N L E S S

トレンパーのT R E M P E R

オレンジのO R A N G E

上記の品種の掛け合わせである個体の頭文字をとって『R A P T O R ラプター』と名付けられたコンボモルフです。

掛け合わせの品種を見ても愛好家たちが神々しいと言う理由も納得です。

 

 

スポンサーリンク



ヒョウモントカゲモドキのラプターは見た目のインパクトが強烈!!

目は虹彩全体が真っ赤のフルアイ、もしくは前半部分が赤いスネークアイ。

アルビノ化されたエクリプスの掛け合わせ個体の特徴である目です。

最初に作出されたラプターは、その名の通りオレンジの体色に赤い目が特徴的な個体でした。

しかし、最近ですとトレンパーアルビノとエクリプスが掛け合わさり、模様が残ったラプターも流通されています。

真っ赤な目と、オレンジの体色のヒョウモントカゲモドキは非常にインパクトが強く、一躍有名な品種となりました。

 

 

ヒョウモントカゲモドキのラプターの飼育での注意点

成体まで成長しても手のひらに収まる大きさなので、飼育ケースの大きさはそのヒョウモントカゲモドキの体長の倍程の大きさで大丈夫です。

目安は、ヒョウモントカゲモドキか自由に身動き取れる位です。

特徴的な赤い目はアルビノ血統が入っています。

この目の特徴は光に弱く目が悪いことです。

光から目を守る為に隠れ家であるシェルターは必要不可欠です。

太陽が直射する場所は控え、UVライトの使用は不可です。

ヒョウモントカゲモドキ中でも特に明るい場所は苦手な品種です。

成体観察をするのに必要に応じて照明器具を用意するくらいの光源で充分です。

そしてこの目の特徴の個体はご飯の時間に少し手間がかかります。

また目が悪いので人口餌での飼育はとても難しく、大体の飼育者が活き餌を与えると思います。

しかし目が悪い為、投げ入れで与えると活き餌の動きが早く捕食するのが難しいです。

活き餌の手足や触覚を切除し、その活き餌をタッパーや袋に入れて振り、弱らせてから与えるなどひと工夫が必要です。

また人工餌で育てる場合は、幼体時期から人口餌に慣れさせ食べさせるなど訓練は必須です。

 

 

ヒョウモントカゲモドキのラプターの値段の相場

トレンパーアルビノ系統でとても人気のあるラプターは、体の模様が消失した個体が上等な価値のあるラプターとされています。

成体の大きさや体色で値段は大きく異なります。

大体2万円~が相場のようです。

ヒョウモントカゲモドキは血統や体色と生体の大きさで値段の相場の振り幅が大きいので値段は参考までにお考えください。

 

 

スポンサーリンク



ヒョウモントカゲモドキのラプターはどんなモルフ?その特徴と飼育での注意点【まとめ】

本来のラプターは、トレンパー氏の血統以外ではラプターを作る事ができません。

その為、新しい品種同士を掛け合わせオリジナルのラプターを作る事は不可能という事になります。

しかし最近ではトレンパー氏の血統以外で、スーパーハイポタンジェリンとの掛け合わせでもラプターと呼ぶことも多くなりました。

元々はトレンパー氏の専売特許だったラプターですが、世界中に認知され広がってきたこのラプター。

ハイポタンジェリンを掛け合わせに使い作出したラプターーもトレンパー氏の血統のラプターも遺伝成分を両者見分ける事ができません。

ヒョウモントカゲモドキの品種はどこまで市場に現れるのか?

近年のヒョウモントカゲモドキの品種が物凄い数になってきて驚きと同時にヒョウモントカゲモドキ愛好家の飽くなき探究心に感銘を受けます。