ヒョウモントカゲモドキのケージの選び方!初心者さんはシンプルなレイアウトを!

スポンサーリンク



ヒョウモントカゲモドキを飼育する上で、ヒョウモントカゲモドキが自然の中どのように生活を送っているのかを知る事でより良い飼育環境を整える事ができます。

ヒョウモントカゲモドキの生活環境を理解し、より良い状態で飼育しましょう。

 

 

今回は、ヒョウモントカゲモドキのケージの大きさ、材質などの選び方のポイントをご紹介します。

より良い環境でヒョウモントカゲモドキをお迎えしてあげましょう。

 

 

スポンサーリンク



野生のヒョウモントカゲモドキの生活環

ヒョウモントカゲモドキの野生下での生息地は中央アジア、西アジア、パキスタンなどの国で、岩場や砂漠地帯の乾燥した地域です。

年間通して雨量は少なく日中と夜で寒暖差厳しい地域です。

その為、日中は岩場に隠れて過ごし、夜に活発に動き虫を捕食します。

この寒暖差の厳しい地域は過酷な環境下な為、冬場の気温の低い時期は半冬眠状態で冬を乗り切ります。

ヒョウモントカゲモドキの最大の特徴である太い尻尾は栄養を蓄える為のもので、この厳しい環境下に対応したものになります。

気温が上がる春夏にまた活発的に動き出し、この期間に繁殖します。

 

 

ヒョウモントカゲモドキをお迎えする準備

飼育するためにはケージやケース、変温動物なので保温器具も必要になってきます。

また日中は明るい環境から身を潜める為の隠れ家になるようなシェルターも必要になります。

また上記以外にも、コオロギなどの活き餌を与える場合は活き餌を管理する為の設備も必要です。

一般的なペットの犬や猫とは違い、飼育準備は特殊です。

 

 

ヒョウモントカゲモドキのケージ選びのポイント

1ケージの大きさ

ヒョウモントカゲモドキの成体の全長は大体15センチから20センチくらいまで大きくなります。

飼育個体の全長の倍くらいの広さを目安にします。

底面積が20センチ×30センチ以上あれば生体になっても狭すぎることはありません。

複数の個体を飼育する際は餌の取り合いや個体同士の争いを避ける為、基本的には単独飼育をおすすめします。

 

2ケージの材質

最も手軽に購入できるものはプラケース。

軽くて丈夫、汚れても丸ごと洗えるので衛生的です。

複数個体を飼育する場合はケースを積み重ねることもできるので飼育スペースが広く取れない場所にはおすすめです。

スタイリッシュかつおしゃれに飼育できるアクリルケース。

爬虫類専用に作られたアクリルケースはプラケースと同じく軽くて扱いやすいです。

プラケースより材質がクリアな為、個体が綺麗に見えるのでケース内をおしゃれにレイアウトして鑑賞として楽しむのにおすすめです。

ケージが傷つきにくく、前扉式かつ脱走防止の施錠の付いているガラスケース。

こちらもアクリルケース同様に爬虫類専用に作られているのもあります。

重量感があるので小さいお子様やペットを飼育している家庭ではぶつかった衝撃などでケースがずれにくく落ちたりもしにくいので安全です。

しかし重量があるのでケースを丸洗いするのが手間です。

 

 

スポンサーリンク



ヒョウモントカゲモドキのケージの選び方!初心者さんはシンプルなレイアウトを!【まとめ】

ヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類は、ペットとして飼育することはもちろん鑑賞として目で見て楽しむことのできる生き物です。

飼育者がどのように飼育したいかによって選ぶ飼育ケースやケージ、レイアウトも変わってきます。

ケースを広めで高さのある物を選べば、ケース内に砂を敷き流木やアートフラワーなどを飾りテラリウムのようなおしゃれな空間を作ればお部屋のインテリアに溶け込みます。

しかしケース内をおしゃれにレイアウトすると、お掃除は大変になります。

糞尿の片付けや砂の入れ替えが大仕事になります。

とにかく衛生的に管理飼育するのであれば、レイアウトはシンプルにして砂ではなくキッチンペーパーやトイレシートを使用がおすすめです。

言わずもがなだが、生き物を飼う以上その個体の面倒を見る責任があります。

そして犬や猫などの動物病院などとは違い、爬虫類をみてくれる獣医が少ないのが現状です。

飼育時の個体のケアや飼育環境の整備など日常の飼育管理をしっかり踏まえ、飼育ケージやスペースを選ぶ参考にしてみてください。