ヒョウモントカゲモドキにとってシェルターの役割はなに?選び方のポイントは?

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全ての爬虫類にとって必ずしもシェルターが必要な訳ではありません。

しかしこのヒョウモントカゲモドキにとってシェルターは重要な役割があります。

臆病な個体や品種の特性で光に弱い個体など様々です。

 

 

個体の特性に合わせて飼育スペースを作り、ヒョウモントカゲモドキが安心して過ごせる環境を整えることは飼育者としてとっても大事なことです。

ヒョウモントカゲモドキの特性をしっかり理解し過ごしやすい飼育環境整えていきましょう。

 

 

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ヒョウモントカゲモドキにとってのシェルターの役割はなに?

ヒョウモントカゲモドキは岩場や砂漠などの乾燥した地域に住み年間通して雨が少なく、日中の寒暖差が激しい地域に生息します。

昼間は岩陰に隠れて過ごし、夜になると虫などを捕食して過ごす夜行性の生き物です。

その為ペットとして飼育するには、飼育ケージの中にヒョウモントカゲモドキが隠れる為のシェルターを置く必要があります。

日中の光から身を隠すという重要な役割があるのです。

 

 

機能性を考えたシェルターの選び方

ヒョウモントカゲモドキを飼育していく中でとても重要な役割を果たすシェルターには多くの種類があります。

選び方のポイントは湿度を保ち水入れがあるシェルターがおすすめです。

シェルターの中の湿度が保ち、脱皮前に水入れに体が浸かれる位のものがおすすめです。

ケージ内の湿度が保てず、乾燥しすぎてしまうとヒョウモントカゲモドキは脱皮ができず手先やまぶた、尻尾の先などに脱皮殻が残り脱皮不全になります。

放置してしまうと、その部分は壊死します。

そのような事態が起こらない為にも湿度をしっかり保てる水入れがあるシェルターは機能性抜群でおすすめです。

また、ヒョウモントカゲモは溜まっている水を舐めて水分補給をする事ができます。

専用トレイの水飲み場を設置した際、倒れたりケージ内の温度は高い為すぐに蒸発してなくなってしまいます。

水入れがあるシェルターであれば、水を溜められ程よい重みもあるので倒れる心配やすぐに蒸発してしまう心配もありません。

そのような観点からも水入れがあるシェルターはヒョウモントカゲモドキの水飲み場としての役割も果たしてくれます。

 

 

シェルターの大きさの基準と選び方

シェルターの大きさはヒョウモントカゲモドキが身体を丸めて隠れられる位がおすすめです。

基本的にはシェルターの大きさにはS、M、Lがあります。

選び方の目安。

オスの成体になるとL。

メスの成体M〜L。

孵化したばかりから幼体はS。

ヒョウモントカゲモドキの大きさで選ぶシェルターも変わってきます。

ヒョウモントカゲモドキの成長に合わせてシェルターをその時々の大きさで新調しましょう。

 

 

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ヒョウモントカゲモドキにとってシェルターの役割はなに?選び方のポイントは?【まとめ】

機能性の良いシェルターには可愛い家の形や動物をモチーフにしたもの、おしゃれに塗装されている物、スタイリッシュなデザインと様々にあります。

もし自作する場合は植木鉢の欠片や石などで隠れられる場所を作るなどでも良いでしょう。

その時は湿度が保てるよう霧吹きなどでケージ内を保湿したり、水置き場などを設置したり工夫が必要です。

最近では毛糸やビニール紐などで作った『ヤモちぐら』を自作しネット販売している編み物作家もいます。

S N Sなどでヒョウモントカゲモドキが『ヤモちぐら』に入っている写真が掲載されているのを見かけます。

どれも個性があり見ていてほっこりするものもあります。

しかし注意して欲しいのはヒョウモントカゲモドキに限らずですが、やや臆病な個体や周囲の音や光に敏感な幼体時期、品種の特性で目が悪く光に敏感な個体、様々な個体差があります。

ヒョウモントカゲモドキの性格や特性に合わせて、飼育者の個性を出した、おしゃれなレイアウトで素敵なヒョウモントカゲモドキとの生活を楽しんでください。