コーンスネークが水を飲まない!その原因と対処法をお教えします!

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飼いやすさが人気の理由でもあるコーンスネークですが、生き物である以上一筋縄ではいかないのも事実!

ご自身のペットが急に水を飲まなくなったら心配ですよね?

もちろん急に水が嫌いになったわけではありません。

水を飲まないことには理由があります!

 

 

こちらの記事では、コーンスネークが水を飲まない原因や、飲まない時の対処法をご紹介していきます!

私の体験談も交えてご紹介しますので、興味のあるかたは最後まで読んでみてください!

 

 

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コーンスネークはあまり水を飲まない生き物?

コーンスネークを自宅で飼育していても、水を飲んでいる姿を観察できる機会はあまり多くありません。

もちろんそれも個体差によるものだったり、飼育環境による差異はあります。

一日中ケージ内を眺めているということも難しいと思うので、見ていない時に飲んでいる場合もあり得るでしょう。

ですがコーンスネークを含む蛇全般が、頻繁に水を飲む生き物ではないのは確かなようです。

実際に飲んでいる姿を見られないと心配になるかもしれませんが、生きるのに必要な水分量はしっかり摂っているようなので安心してください。

全く水を飲まない個体は存在しません。

 

 

コーンスネークが水を飲まない原因は?

うちのコーンスネークは水を飲まない!

それでもこのように感じる方は少なくないと思います。

実際私もそう思っている時期がありました。

私の場合は実際に飲んでいる姿を確認できるようになったので、このような疑いは晴れたのですが、飲んでいる姿を確認できないままだとなんとなく不安ですよね?

あまりにも飲まないと感じるならば、次のような可能性があります。

 

夜飲んでいる

コーンスネークは元々半夜行性なので、夜のほうが活動的になります。

飼い主が寝静まった後に飲んでいる可能性は十分あります。

私も夜中に目が覚めてふとケージの中を覗いたら、ゴクゴクと勢いよく水を飲む姿を目撃したことがあります。

 

水浴び中に飲んでいる

コーンスネークは脱皮前や体温調節のため、お風呂代わりといった理由で水浴びをするのですが、その時一緒に水を飲んでいる可能性もあります。

コーンスネークにとって水入れは、水飲み場兼水浴び場です。

 

餌から水分を摂取している

冷凍餌に含まれる水分で足りてしまっている可能性もあります。

そうなるとわざわざ水入れから水を飲まなくていいので、省エネ生物コーンスネークからすると、まさに一石二鳥なのではないでしょうか。

 

このように実際は飲んでいるのですが、その姿を確認できないことから、水を飲まないと思い込んでしまっているケースもあります。

神経質な個体などは飼い主の前では餌を食べなかったりもするので、同じく人の気配を感じると水を飲まないという個体もいるのだと思います。

飼育期間が長くなれば水を飲む姿を見せてくれるようになるかもしれないので、気長に待ってみるのもひとつの手ではないでしょうか?

 

 

コーンスネークが水浴びを必要とする3つの理由

先ほども少し触れましたが、コーンスネークにとって水入れとは水飲み場であると共に、水浴び場でもあります。

それほどたくさんの量の飲み水を必要としないコーンスネークですが、水浴びに使うとなれば話は別です。

そもそもコーンスネークが水浴びをするのには3つの理由があります。

 

①お風呂代わり

水浴びをして体についたダニや汚れを落とします。

 

②温度調節

夏場などケージ内の温度が高い時に自身の温度調節のために水浴びをします。

 

③脱皮不全防止

体を湿らせ脱皮をスムーズに行うために水浴びをすることがあります。

 

 

コーンスネークの水を換える頻度と注意点

上記、全てを水入れの中で行うため、とぐろを巻いた状態で全身が入る大きさの水入れを用意してください。

また、水入れの水は毎日換えるようにしましょう。

水浴びをした水入れから水を飲むことになりますので、汚れた水を長時間入れっぱなしにするのは衛生的ではありません。

水入れの中でフンをすることもありますので、水が汚れていたらできるだけ早く交換してあげてください。

水の量が少ないことでコーンスネークが水に気付かなかったり、水が飲みづらいといった理由で、飲まないこともあるようなので水の量にも注意が必要です。

 

 

水入れの種類と選び方のポイント

一言で水入れと言ってもいろいろな種類のものが存在します。

代表的なものを3つ紹介します。

 

プラスチック製の爬虫類用ディッシュ

爬虫類用品のメーカーから販売されているプラスチック製の水入れです。

岩などを模しているためケージレイアウトにこだわりたい方におすすめです。

爬虫類飼育に特化した頑丈な作りになっているため、少しお値段が高くなります。

 

タッパーなどのプラスチック容器

タッパーなどをそのまま水入れとして使うこともできます。

経済的ではありますが、水入れとしては重さが足りない場合があります。

水の量を多めにするなどの工夫が必要です。

 

陶器や磁器の容器

陶器の皿などを水入れに使う方もいます。

重さがあるためタッパーなどに比べ、安定感があるという利点があります。

100円ショップなどでも購入できるので、こちらも経済的です。

 

このように何を重点において水入れを設置するかで、選ぶ素材や形は変わってくると思います。

ちなみに私のおすすめは、タッパーの蓋にコーンスネークが通れるくらいの穴を空けた水入れです。

経済的なことと、洗いやすいこと、透明なタッパーを使用することで水浴びをしているコーンスネークを観察できることがおすすめの理由です。

蓋に最小限の穴を空けて使用するのは、こぼれにくくするためです。

 

 

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コーンスネークが水を飲まない!その原因と対処法をお教えします!【まとめ】

そこまで多くの飲み水を必要とする生き物ではないコーンスネーク。

それはただ水を飲まないのではなく、私たちが気づかないうちに必要最低限の水分を摂っているだけだったのです。

一見何を考えているかわからない生き物ではありますが、彼らは彼らなりに生きるための取捨選択をしているのだと思います。

飼い主はそれを邪魔することなく、コーンスネークにとって適切な飼育環境を与えてあげることが役割です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が、皆様とコーンスネークの生活に潤いを与えられたら幸いです!