コーンスネークのモルフ一覧!価格や特徴を一挙にご紹介!!

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爬虫類を飼ってみたい!蛇を飼ってみたい!

そんな爬虫類飼育初心者さんにおすすめの蛇とされるコーンスネーク。

その理由として挙げられるのは、飼育のし易さ、流通量のほかに、多くの魅力的なモルフの存在があるからではないでしょうか。

実は私も以前、コーンスネークを飼育していた一人なのですが、きっかけは間違いなくこの蛇のモルフの多さと美しさでした。

 

 

こちらの記事では、そのモルフ一覧とそれぞれの価格や特徴、人気の品種を紹介していきます!

 

 

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そもそもモルフとは?

爬虫類に関して調べていくと必ずと言っていいほど目にするであろうモルフという言葉。

このモルフとは一体何なのかを解説していきます。

モルフとは、色や柄の表現が確立された品種のことです。

コーンスネークとは蛇の種類ですよね?

このコーンスネークという蛇を更に分類することができます。

簡単に言うと、「色や柄の違うコーンスネーク」といった感じです。

コーンスネークの写真を検索すると、いろいろな色や柄の個体を目にすると思います。

どれがコーンスネーク?なんて思った方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、おそらくほとんどがコーンスネークで間違いないです。

それだけ多くのモルフが存在するということですね。

そしてそれぞれの色や柄に名前が付けられており、それらを組み合わせてコーンスネークの品種のような形で呼ばれています。

更にこの数多く存在しているモルフを掛け合わせることによって、また新たなモルフが作られ続けているようです。

その中から自分のお気に入りのモルフのコーンスネークを選んで飼育するというわけですね。

私も個体選びはとてもワクワクしたのを覚えています。

今は昔に比べて珍しいモルフの入手難易度もかなり下がっていると聞きます。

まずは下のモルフ一覧を参考に、お気に入りのモルフを探してみてください。

 

 

コーンスネークのモルフ一覧と特徴

コーンスネークのモルフを一覧化して、特徴を書き出してみました。

ここに書かれているモルフは代表的なものですので、これが全てではありません。

日々新たなモルフが誕生していることと、モルフの名付けにはっきりとした決まりがないからです。

その点を踏まえた上で、あくまでも参考までにお読みください。

色の種類

ノーマル

コーンスネークの最もスタンダードな原種の色です。

野生のコーンスネークがこの色なのですが、生息地域によって色や柄に差があるといわれています。

一般的に爬虫類の原種カラーは、地味なものが多いのですが、コーンスネークのノーマルは比較的派手な赤を基調としています。

アルビノ

アルビノ(アメラニスティック)とは、ノーマルから黒色色素を無くしたものを指します。

爬虫類以外の生物にも見られる現象で、比較的耳にする機会が多い言葉だと思います。

ノーマルから黒を無くすことにより、ブロッチといわれる背中の斑点模様の黒い縁取りも抜けます。

全体的に淡く優しい色合いになり、目も赤くなることが特徴です。

ハイポ

ハイポ(ハイポメラニスティック)とは、ノーマルから黒色色素が減少したものを指します。

アルビノが完全に黒色色素を無くすのに対し、ハイポは黒色色素を薄めたものを指します。

黒色色素は残りますので、目は黒いままで、ブロッチの黒い縁取りも薄く残ります。

ノーマルよりも赤色が目立つようになります。

アネリ

アネリ(アネリスティック)とは、ノーマルから赤色色素が欠乏したものを指します。

赤を基調としたノーマルの個体から赤色色素を抜きますので、印象がガラリと変わります。

グレーを基調とした体に黒のブロッチというカラーリングは、落ち着いた色合いのコーンスネークが好みという方におすすめのモルフです。

成長すると全体的に茶色味を帯びたりもします。

スノー

アルビノとアネリを掛け合わせてできるモルフです。

黒色と赤色を抜くことにより白い個体が生まれます。

白系のモルフの中では、比較的入手しやすく、人気のあるモルフです。

ベビーの頃は鱗が薄く、体がうっすら透けて見えるため、淡いピンク色ですが、成長するにつれて鱗が厚くなり、全体的に白っぽくなります。

ブリザード

スノーよりも更に色素が薄くなったものをブリザードと呼びます。

柄も薄くなるため、個体によってはアダルトサイズになると、まさに白蛇!といった見た目になります。

ブリザード=吹雪という呼び名がぴったりのモルフです。

キャラメル

アザンティック(虹色色素がないもの)をコーンスネーク界ではキャラメルと呼びます。

虹色色素がない=青光りがなく黄色が強く出る現象です。

ノーマルカラーを全体的に黄色っぽくして、ブロッチを茶色にしたものがキャラメルです。

バター

アルビノとキャラメルを掛け合わせてできるモルフです。

黒色色素を無くすアルビノの要素と、黄色味が強く出るキャラメルの要素を合わせることによって、全体的に淡い黄色の個体になります。

アルビノの特徴である赤い目も引き継がれます。

ラベンダー

薄い紫色のモルフです。

おそらくアネリの一種だといわれていますが、なぜこの色が出るのかなどの、正確な詳細がわかっていない不思議なモルフです。

遺伝のしやすさだけは確かなようで、どのモルフと掛け合わせても、特徴的なラベンダー色は出やすいようです。

ゴースト

ハイポとアネリを掛け合わせてできるモルフです。

アネリを明るくしたような感じというのがいちばんしっくり来る表現だと思います。

アネリの特徴にもある、落ち着いた色合いが好みの方におすすめのモルフです。

 

柄の種類

ブロッチ

一般的なコーンスネークの柄です。

ノーマルカラーの場合は、黒い縁取りのブロッチが連続しています。

ストライプ

ブロッチ同士が繋がり、数本の縦線状になったもの。

ご存じの方は、シマヘビを想像していただけるとわかりやすいと思います。

モトレー

ブロッチが円形になり、体全体がはしごのように見える模様になります。

 

この代表的なモルフを集めた一覧だけでも、多くの品種が存在するのがわかると思います。

もしかしたら現時点で、この世に何種類のモルフが存在するのかを正確に把握している人なんて、いないのかもしれませんね。

 

 

人気のモルフと価格

ここでは、コーンスネークのモルフ一覧の中から、特に人気のあるモルフとその価格を紹介させていただきます。

 

●ブリザード

やはり白蛇というのは、日本人にとって縁起のいい蛇とされているということがよくわかりますね。

実際に私も見たことがあるのですが、アダルト個体は確かに神秘的というか、何か神々しさまで感じるような真っ白な個体でした。

販売価格は2万円以上です。

 

●スノー

ベビーの頃のピンク色の見た目に心を掴まれてしまう方も多いのではないでしょうか?

かわいらしいコーンスネークをお探しの方には一押しのモルフです。

販売価格は1~2万円ほどで、比較的流通量が多いのも魅力のひとつです。

ちなみに私が初めて飼育した爬虫類が、コーンスネークのスノーです。

 

●アネリ

グレーと黒というクールな見た目が魅力のモルフです。

かっこいいコーンスネークをお探しの方にはこちらをおすすめします。

販売価格は1~2万円ほどです。

 

●モトレー

こちらは柄のモルフですが、かなり人気の高いモルフです。

「スノーモトレー」のように、色+柄という表記で販売されることが多いので、モトレーというモルフだけの価格を書き出すことは難しいのですが、色モルフ+αの価格だと思っていただければ間違いないと思います。

ちなみに「スノーモトレー」だと、1万5千円~2万5千円くらいになると思います。

 

人気のモルフとその価格を4つ紹介させていただきましたが、こちらはあくまでも参考までにという認識でお願いします。

価格についてですが、現時点での価格ですので、今後流通量が増えれば価格は低下することもありますし、逆にそれぞれのモルフに更なる希少価値が見出されたら、価格の高騰もあり得ます。

このようなご時世ですので、何らかの理由で値上げされる可能性も十分にあります。

購入するのがベビー個体なのか、アダルト個体なのかでも、価格は大幅に変わります。

おすすめの購入方法は、爬虫類イベントでベビー個体を購入することです。

同じモルフでもかなり安く手に入れることができます。

爬虫類イベントには上記のモルフ一覧にも載っていない、珍しいモルフも数多く販売されているので、見るだけでも十分に楽しめると思います。

 

 

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コーンスネークのモルフ一覧!価格や特徴を一挙にご紹介!!【まとめ】

コーンスネークという蛇のモルフの豊富さと魅力は伝わりましたでしょうか?

この記事では紹介しきれなかったモルフや、まだ生み出されて間もないため、呼び名が確立されていない品種も数多く存在します。

是非一度、販売店やイベントに足を運んでいただき、実際に見て触れて、お気に入りのコーンスネークを見つけていただけたらと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が、皆様のコーンスネークライフのお役に立てれば幸いです!