コーンスネークの餌の頻度は?適切な量や餌の種類も解説!

2023年5月21日

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ペットを飼育する上で、必ず知っておかなければならない餌のこと!

もちろんこれからコーンスネークを飼育しようとお考えの方にも例外ではありません。

基本的なコーンスネークの餌といえば「ネズミ」です。

では、その餌を与える頻度は?

どのくらいの量を食べるの?

そんな疑問にお答えしていきます。

 

 

コーンスネークを飼育する上で、最も大きな壁になりかねない餌問題。

正しい知識を身に着けていただければ、意外と大きな壁ではないかも?

 

 

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コーンスネークの給餌はハードルが高い?!

コーンスネークを飼育する上で誰もが通る登竜門である、餌問題。

蛇は飼えても、ネズミを与える行為が難しいという理由で、コーンスネークの飼育を諦めてしまう方は少なくありません。

自分は良くても、自宅の冷凍庫にネズミを保管することに、家族の許可が下りないというパターンもあるでしょう。

私は後者でした。

仕方なく専用の冷凍庫を購入し、自室でひっそりと冷凍マウスを保管していました。

コーンスネークに餌を与えるということは、他のペットに餌を与えることよりも、かなりハードルが高いことだと理解しておく必要があります。

 

 

コーンスネークの餌の種類は?

コーンスネークの餌と聞いて、最初に挙げられるのが冷凍マウスです。

冷凍マウスはコーンスネークの完全栄養食とされていて、基本的には冷凍マウスさえ与えていれば、他の餌は必要ないとされています。

ですが、やはり例外もあります。

拒食などの理由で、冷凍マウスを食べなくなってしまった場合、一時的にではありますが、餌を切り替える必要があります。

その場合、ラットやウズラなどが選択肢に入ります。

ちなみに、マウス=ハツカネズミ、ラット=ドブネズミです。

ラットはマウスに比べ臭いがきつく大型なネズミで、コーンスネークの餌としては不向きとされています。

ウズラも栄養価の面でマウスに劣るため、常用はおすすめできません。

活餌を与える方もいますが、活餌を与えるということは、その活餌を飼育するということになりますので、その分負担は増えます。

やはりコーンスネークの餌は冷凍マウス一択と言って良さそうですね。

冷凍マウスもサイズ分けがされており、次のようになっています。

 

  • ピンク:生まれたばかりの毛の生えていないマウス
  • ファジー:目が開く直前で少し毛の生えたマウス
  • ホッパー:目が開き毛も生えた成体直前のマウス
  • アダルト:いわゆる普通のネズミ
  • リタイア:年を取った成体

 

上記のサイズを更に、S、M、Lのように分けて販売されています。

コーンスネークの頭の1.5~2倍くらいの大きさのマウスを与えてください。

それぞれの冷凍餌は、爬虫類を扱っている販売店や通販で購入できます。

一度にまとまった量を購入してしまえば、購入の頻度を抑えることもできますし、お店によっては値引きしてくれる場合もありますので、コーンスネークの飼育を始める前に、一度覗いてみるのもありかもしれませんね。

 

 

コーンスネークの餌の頻度と適切な量は?

コーンスネークに餌を与える頻度は、サイズによって異なります。

与える頻度や量が適切でないと、成長の妨げになったり、体調不良の原因になります。

 

ベビー(生後1年以内)

ピンクマウスを1~2匹、週に2回くらい与える

 

ヤング(生後1年~2年以内)

ファジーマウスかホッパーマウスを2~3匹、週に1回与える

 

アダルト(生後2年以上)

ホッパーマウスかアダルトマウスを2匹、1週間~10日に1回与える

 

大体の目安がこのくらいです。

やはり個体差がありますので、与えるマウスのサイズは、コーンスネークの頭の大きさで判断してください。

一度に与える量は、飼育期間が長くなるにつれて、なんとなく物足りないかどうかがわかってきたりします。

その場合は少し量を増やしてあげても問題ありませんが、過度な増量は肥満や吐き戻しの原因になりますので、ご注意ください。

餌を与える頻度も、上記の限りではなく、糞をした翌日に与えるといった方法を取られる場合もあるようです。

頻度を上げて、量で調節している方なんかもおられます。

正解はその個体によってバラバラですので、飼育していく中で、飼い主さんが判断してあげてください。

 

 

冷凍マウスの与え方のポイントは?

当然、冷凍マウスを凍ったまま与えることはできません。

まずは解凍方法をご紹介します。

冷凍マウスの解凍方法として、最も多いのが湯煎です。

と言っても、熱湯では冷凍マウスが煮えてしまいますので、お湯の温度は40℃前後がベストです。

マウスのサイズにより解凍時間は異なりますが、だいたい20~40分程度湯煎しておけば、中までしっかり解凍され、人肌くらいの温度になります。

この時にポイントとなるのが、マウスを直接お湯の中に入れないことです。

直接お湯の中にマウスを入れてしまうと、においが落ちてしまい、食いつきが悪くなってしまうことがあります。

ビニール袋などの中にマウスを入れて湯煎することにより、においが落ちてしまうことを防げます。

湯煎以外の方法として、自然解凍もありますが、時間がかかるのでおすすめはしません。

ちなみに私は、パネルヒーターの上で温めて解凍していました。

においが落ちるということもなかったようで、問題なく食べてくれていました。

解凍できたら、いよいよコーンスネークにマウスを与えていきます。

解凍して出た水分を拭き取ってあげてください。

ピンセットなどでマウスの胴体部分を掴み、頭が目の前に来るように、コーンスネークに近づけていきます。

この時にマウスを小刻みに揺らしてあげたりすると、解凍によって人肌くらいに温まった体温やにおいと相まって、生きたマウスと勘違いし、食いつきがよくなることがあります。

基本的には、一度食いつけばあとは時間をかけて勝手に飲み込んでいくので、飼い主さんの役目はここまでです。

一度に2匹以上のマウスを与える場合は、しっかり飲み込んだのを確認してから、次のマウスを与えてください。

こちらも個体差によるものなのですが、ピンセットから食べない個体や、人の気配があると食べない個体などもいます。

そういった場合は、解凍したマウスをケージ内に入れ、一晩様子を見ましょう。

翌朝なくなっていれば、しっかり食べていますので、ご安心ください。

餌を与える頻度や飼育期間、飼育場所により異なりますが、人に慣れる、ピンセットに慣れることにより、いずれピンセットから食べてくれるようになる可能性も十分にあります。

無理に食べさせるようなことはせず、気長に待ってあげてくださいね。

 

 

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コーンスネークの餌の頻度は?適切な量や餌の種類も解説!【まとめ】

こちらの記事では、コーンスネークの餌についてお話しさせていただきました。

人間と同じように、コーンスネークにとっても食事は、健康な体づくりに必要不可欠なものです。

適切な量と頻度をしっかり把握し、ご自分のペットの健康を維持してあげてくださいね!

また、餌の問題をクリアできず、コーンスネークの飼育を断念しかけている方は、この記事の中から、何か突破口がないか探してみてください。

意外といけるかも?と思ったら、もうコーンスネーク飼育への扉は開かれています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が、皆様のお役に立てれば幸いです!!