アオダイショウが脱皮する時期は?脱皮前の兆候や脱皮不全の対処法を解説

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「アオダイショウが脱皮する時期は?」

「飼い主が脱皮で気をつけたいことって?」

繰り返し脱皮を行い、成長を続けるアオダイショウ。

古くなった皮膚を脱ぎ捨てて新しい皮膚に更新する脱皮には、身体の健康を保つ効果があります。

 

 

この記事では、アオダイショウの「脱皮」について徹底的に解説します!

脱皮不全に陥った場合の対処法などもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください!

 

 

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アオダイショウはなぜ脱皮するの?

アオダイショウを含むヘビは脱皮をする生き物です。

ヘビの身体は固いウロコに覆われています。

ウロコは固くて伸縮性がないため、成長して大きくなると身体が窮屈になります。

そのため窮屈な皮を脱ぎ捨てて新しい皮にとりかえる必要があります。

また、脱皮は健康のバロメーターと言えます。

古い皮は、言わば人間の「垢」と同じです。

古くなった皮膚を脱ぎ捨て、新しい皮膚に更新することで身体の健康を保つことができます。

逆に言うとアオダイショウが脱皮を上手くできない場合は、体調不良になっている可能性があります。

異常が無いか早期発見できるよう、常時からアオダイショウの脱皮状況を確認し、記録をつけることをおすすめします。

 

 

アオダイショウが脱皮する時期は?

野生下では、餌が豊富で湿度の高い夏頃に脱皮の頻度が増えると言われています。

反対に冬眠して活動が制限される寒い時期は脱皮の頻度が減る傾向があります。

飼育下のアオダイショウは温度や湿度調整を行って飼育するので、時期に関わらず脱皮を行うと考えて良いでしょう。(飼育下の温度は20度~30度、湿度は50%前後にしましょう!)

 

 

アオダイショウの脱皮の周期

脱皮の周期は一般的に幼蛇がひと月に数度、成蛇が二、三か月に一度脱皮すると言われています。

ただし個体差によって周期は異なるため、脱皮の頻度が少なくても健康的な脱皮をしている場合は心配ありません!

 

 

脱皮前の兆候とは?

アオダイショウは脱皮前に目が白く濁ります。

知らない人には「病気?」と心配されることがありますが、脱皮前の兆候ですので心配ない旨を伝えましょう。

ちなみにアオダイショウには瞼がありません。

代わりに皮膚が目を覆っています。

そのため目も脱皮します!

 

 

脱皮に適した環境作り

アオダイショウが健康な場合、脱皮時間は早ければ10分、遅くても30分から1時間ほどで終わります。

脱皮しやすい環境を作りましょう。

古くなった皮を落としやすいよう、ケージ内に身体をこすりつける場所を作ってください。

重量があって凹凸のある入れ物や置物がおすすめです!

また水辺で脱皮をする個体もいるため水場の用意をしましょう。

充分な湿度も必要です。

霧吹きでケージ内に水をかけるなど、脱皮前は特に空気が乾燥状態にならないよう注意してください。

脱皮をスムーズに行えないと脱皮不全になる恐れがあります。

 

 

脱皮不全の対処法

うまく脱皮できないことを脱皮不全と言います。

古い皮膚がついたままの状態が続いてしまうと、その部分が弱ったり、最悪の場合は壊死してしまいます。

脱皮不全になった場合、アオダイショウをぬるま湯に入れて脱皮のサポートをしましょう。

その際、優しく撫でながら古い皮膚を取り除きます。

注意点は「無理に皮を引っ張らない」ことです。

傷ついて病気の原因となってしまいます。

脱皮不全になる理由は、充分な湿度が足りない、身体をこすりつけるものがない、別の病気にかかっているなど様々です。

日頃から観察を行い、アオダイショウの健康状態に異常があれば早期発見できるようにしておくことが大切です。

環境整備がアオダイショウの健康的な脱皮に繋がります。

 

 

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アオダイショウが脱皮する時期は?脱皮前の兆候や脱皮不全の対処法を解説【まとめ】

アオダイショウは脱皮をする生き物です。

野生下では夏頃に回数が増えますが、飼育下では温度や湿度調整を行って飼育するので時期に関わらず脱皮が見られます。

脱皮の周期は幼蛇がひと月に数度、成蛇が二、三か月に一度と言われています。

脱皮前には目が白く濁ります。

この兆候が出たら湿度を保つために霧吹きで水をかけたり、アオダイショウが身体をこすりつけることのできる道具を置くなどして、正常に脱皮できる環境を整えましょう。

脱皮が上手くできずに脱皮不全になることもあります。

その際はアオダイショウをぬるま湯に入れて脱皮のサポートをしましょう。

日頃から健康状態や飼育状況の記録をつけて、アオダイショウの健康的な脱皮ができる環境を整えましょう!