アオダイショウの寿命はどれくらい？長生きの秘訣をたっぷり解説！
アオダイショウの寿命はどれくらいなのでしょうか。
また、飼育下と野生下ではどれくらい違いがあるのでしょうか。
アオダイショウの健康を維持することは長生きに繋がります。
この記事ではアオダイショウの寿命について解説し、飼育する上での長生きの秘訣を徹底的に詳しくお伝えします。
ぜひ最後までお読みください！
Contents
アオダイショウの生態
アオダイショウは毒をもたない日本固有種のヘビです。
成長すると１メートルから2メートルほどのサイズになります。
日本に多く生息するヘビで、木や水のある場所や小さな道などでよく見かけます。
筆者も川で泳いだり道ばたでとぐろを巻いているアオダイショウをよく見かけるのですが、そのたびに癒されています！
食性は肉食で野生化ではネズミや小鳥、トカゲやカエルなどを捕食します。
飼育下では解凍した冷凍マウスを与えます。
捕食時は獲物に巻きつき、絞めつけながら飲みこんでいきます。
アオダイショウは脱皮をし続ける生き物です。
何度も脱皮するため「無限の成長」の象徴として人々に崇められてきました。
ご利益のあるヘビの抜け殻をお財布に入れておけば、金運がアップすると言われています。
アオダイショウの寿命はどれくらい？
アオダイショウの平均寿命は野生下では約10年、飼育下では約15年と言われています。
ただし例外もあって、岩国で飼育されていたシロヘビ（アオダイショウの突然変異種）は28年生きたという記録もあります。
飼育下のアオダイショウを長生きさせる秘訣は、飼育環境を整えることです。
餌の管理、湿度や温度の調整、健康状態の把握などをしっかり行う事で、アオダイショウの健康面を支えることができます。
長生きさせるための飼育ポイント
飼育下のアオダイショウは野生下のアオダイショウに比べて長生きする傾向があります。
ここではアオダイショウが長生きするためのおすすめの飼育ポイントをお伝えします。
餌
幼蛇は数日おきに、成蛇は2週間～4週間おきに身体のサイズに合ったマウスを一匹与えましょう。
過度に餌を与えると肥満の原因になり、他の病気を発症してしまう恐れがあります。
肥満になっているかどうかは、アオダイショウがとぐろをきれいに巻いているかどうかで判断することができます。
肥満になっている場合は、餌を与える頻度を減らしたり運動量を増加させましょう。
温度
アオダイショウは日本に生息するヘビなのである程度の温度には対応できます。
ただし過度な暑さや寒さは苦手なので、室内温度が20度から30度になるように設定しましょう。
湿度
アオダイショウの適正湿度は50％前後と言われています。
温度と同じである程度は対応できますが、湿度が高すぎたり低すぎる環境には耐えられず病気になってしまう可能性があります。
蒸れる時期や乾燥する時期には湿度対策を行いましょう。
日々の飼育環境を整えてあげることがアオダイショウの長生きの秘訣となります。
普段からアオダイショウの様子をこまめに観察し、健康状態を把握しましょう。
普段と異なる様子を早期発見することがアオダイショウの病気を予防することになり、健康維持に繋がります。
アオダイショウの寿命はどれくらい？長生きの秘訣をたっぷり解説！【まとめ】
アオダイショウの平均寿命は、野生下で約10年、飼育下で約15年と言われており、飼育下のアオダイショウは野生下より長生きする傾向があります。
飼育下のアオダイショウを長生きさせる秘訣は飼育環境を整えてアオダイショウの健康を維持する事です。
肥満は他の病気を発症してしまう恐れがあります。
餌は与えすぎに注意しましょう。
温度は室内が20度から30度になるように設定しましょう。
湿度は50％前後を維持しましょう。
飼育環境を整えることがアオダイショウの長生きの秘訣となります。
普段からアオダイショウの様子をこまめに観察し、異常があれば早期発見して病気を予防しましょう。
病気の予防は健康維持に繋がります。