アオダイショウの適温は?飼育環境における温度・湿度管理についてご紹介

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「アオダイショウを飼いたいけど適温ってどのくらい?」

日本に多く生息するアオダイショウ。

ペットとして入手しやすく、また無毒で大人しい性格であることから初心者にも飼いやすいヘビとして親しまれています。

アオダイショウを飼うにあたって、気をつけたいのが温度と湿度の管理です。

日本固有種のためある程度は対応できるのですが、夏と冬は調整する必要があります。

 

 

この記事ではアオダイショウの適温について詳しく解説します。

合わせて適切な温度や湿度を保つためのおすすめの用具もお伝えしますので、ぜひチェックして下さいね!

 

 

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アオダイショウとは?

アオダイショウは日本固有種の無毒のヘビです。

400ミリほどの大きさで卵から孵化し、脱皮を繰り返しながら全長1メートルから2メートル近くまで成長します。

日本に多く生息していて、木の上や川の中、使われなくなった民家などで見かけることができます。

食性は肉食でネズミなどの小動物や小鳥、カエルなどを食べます。

飼育下では主に冷凍マウスを解凍して与えます。

 

 

アオダイショウの一年

野生下のアオダイショウの一年はどのようなものなのか、四季を通して見ていきましょう。

 

アオダイショウは3月~5月にかけて冬眠から目覚めます。

目覚めたばかりの時期は、とぐろを巻いて日光浴している姿を見かけるかもしれません。

温かい日差しを浴びることで、アオダイショウの活動が徐々に活発化していきます。

 

餌が多い夏はアオダイショウの活動時期です。

ただし暑いのは苦手なので、陽射しの強い時間帯は日陰や水辺で身体を冷やしてやり過ごします。

交尾や産卵もこの時期で、5~7月に交尾、6~8月に産卵をします。

 

産卵した卵が50~70日ほどかけて孵化するのが秋です。

孵化したばかりの幼蛇は約40センチ。

片手に乗るほどの大きさです!

その愛らしさに多くの人が魅了されることでしょう。

また秋は冬眠に備えて栄養を蓄える時期です。

気温が下がっていくと身体の動きが鈍くなり、冬眠の準備に入ります。

 

変温動物であるアオダイショウは厳しい寒さに対応できないため、冬が始まる10~11月になると土の中や倒木や岩の影に身体をうずめて冬眠に入ります。

 

 

アオダイショウの適温は?

飼育下のアオダイショウは暮らしやすいよう、温度・湿度管理をしましょう。

アオダイショウの適温は20度~30度です。

一年を通して飼育環境を適温に設定していれば夏の暑さや冬の寒さでアオダイショウが体調を崩すことはありません。

特に冬は冷たい外気にあたってアオダイショウが冬眠しないよう、ヒーターの用意をするなどして防寒対策を行いましょう。

湿度はアオダイショウの適正湿度が50%前後と言われていますので、それを目安に調整しましょう。

冬は乾燥しやすいので水霧吹きをかけるなどして湿度を保ってください。

アオダイショウが暮らしやすい環境を作るためにも、温度・湿度管理をする必要があります。

温度計や湿度計は必要な用具になりますので、部屋に置いて毎日チェックしてください!

 

 

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アオダイショウの適温は?飼育環境における温度・湿度管理についてご紹介【まとめ】

アオダイショウを飼育する上で注意したいのが温度と湿度の管理です。

アオダイショウは変温動物であるため気温の著しい変化には対応することができません。

特に冬の寒さは耐えることができないため野生化では冬眠を行います。

飼育下ではアオダイショウが暮らしやすいよう、温度と湿度を調整する必要があります。

飼育下における適温は20度~30度です。

湿度は50%前後を目安に調整しましょう。

冬場はアオダイショウが冬眠しないよう、ヒーターの用意をするなどして防寒対策を行いましょう。

乾燥もしやすいので水霧吹きをかけるなどして湿度を保ってください。

アオダイショウを飼育する上で、温度計や湿度計は必要な用具です。

部屋に置いて毎日チェックを行いましょう。