カメムシの寿命は?家の中で同じ場所を好む原因と侵入を防ぐ対策
あなたはカメムシが好きですか?
嫌いですか?
あの独特な匂いを発するカメムシが好きという方は、なかなかいないはず。
今回はカメムシの寿命、家の中で同じ場所を好む原因とその侵入を防ぐ対策をご紹介します。
カメムシが苦手な方こそ、カメムシの習性を理解した上で上手につきあっていきましょう。
Contents
カメムシとは
カメムシで有名なのは危険を感じると強烈な匂いを出すことです。
匂いを出し、仲間に危険を知らせます。
カメムシは梅雨時の前後の5月下旬から8月くらいが活発な虫です。
そして、同じ場所を好む習性がある虫です。
カメムシの寿命はどれくらい?家の中にいるのは?
カメムシの寿命は約1年半です。
孵化後、50日ほどで成虫になり、仮死状態で越冬をします。
冬眠後、梅雨の前後にかけて、たくさん産卵します。
産卵後に寿命を迎えます。
家の中で秋頃~春頃に見かけるカメムシは、死んだようにみえて越冬のための冬眠をしています。
仮死状態では飲まず食わずで数か月間は過ごせます。
彼らはしぶといです。
春には冬眠から目覚め屋外にいくでしょう。
家の中で同じ場所を好む原因は?
カメムシは同じ場所を好む習性があります。
家の中で好む場所をご紹介します。
カメムシが好む場所(家の中)はどこ?
カメムシが好む場所(家の中)はベランダなど日当たりがいい場所です。
その原因は?
同じ場所に集まる原因は、あたたかい場所に集まる習性と白に集まる習性があります。
白い壁で、日のあたる部屋にカメムシが多くいるのは習性が原因です。
カメムシの侵入を防ぐ対策は?
カメムシの侵入を防ぐ方法で、気軽にできる対策は以下の通りです。
- 網戸やサッシの隙間を開けない
- ベランダに忌避剤や防虫剤を吊るす
- エアコンのドレンホースにネットなどを被せる
- ハッカの匂いが苦手なので、ハッカのスプレーを窓に吹きかける
一つずつ詳しく説明します。
1.網戸やサッシの隙間を開けない
カメムシは隙間が2mmあると家の中に入ってきます。
開けたら閉めるという習慣が最も大事です。
サッシを開けっぱなしで洗濯物を干したりしてはいけません。
それでも、隙間が空いてしまう場合は、隙間を埋めるDIYを100均一などで買って対処をするようにしましょう。
2.ベランダに忌避剤や防虫剤を吊るす
ベランダに忌避剤や防虫剤を吊るすのも、効果的です。
蚊やハエだけではなく、カメムシにも効果があります。
手軽に市販品で対応できますので、ぜひ試してみてください。
3.エアコンのドレンホースにネットなどを被せる
エアコンのドレンホースにネットなどを被せるのも効果があります。
排水口や三角コーナーなどに被せるストッキング状のネットを被せ、輪ゴムでとめます。
ストッキング状のネットを買う手間がありますが、正規品を買うよりは安価なので、お試しでみてください。
一緒にゴキブリの侵入も防げるのがメリットです。
デメリットは、ゴムでとめるので時々、熱でゴムが切れていないか確認の必要がある点です。
4.ハッカの匂いが苦手なので、ハッカのスプレーを吹きかける
カメムシはハッカの匂いが苦手です。
ハッカのスプレーを窓に吹きかけることをおすすめします。
ハッカのスプレーは作ってもいいのですが、コバエを回避するスプレーでも十分です。
このスプレーはハッカの匂いがあり、人によっては好みが分かれます。
なので、初めて使う時は、窓にたくさん吹き付けないでください。
ベランダの端2ヶ所に吹きかけ、サッシの下の中央に1ヶ所で様子をみてください。
匂いに耐えられて、カメムシがまだ侵入してくるようでしたら、サッシやベランダなど吹きかけるところを増やしてください。
カメムシの寿命は?家の中で同じ場所を好む原因と侵入を防ぐ対策【まとめ】
今回はカメムシとその寿命や同じ場所を好む原因と対策をご紹介しました。
暖かい場所や白いものに集まる習性があるとは、驚きでした。
習性を理解した上で、網戸やサッシの隙間を開けないようにしたり、ベランダに回避剤を吊るしたり、上手に対処していきましょう。