カメムシは光に寄ってくる習性がある?時期はいつまで?効果的な対策を解説
最近、街灯の蛍光灯に群がっている異常なカメムシをみませんか?
街灯が点灯される時間は最も彼らの行動が活発になる時間。
そんな彼らの習性は、集団で行動すること!
集団で寝床を探してさまよっているのです。
カメムシの集団飛来に悩んでませんか?
この記事では、カメムシが『光に寄ってくる』ということにスポットをあてて、カメムシの習性を徹底的に調査しました。
効果的な対策方法や対処法を解説していきます。
また、カメムシの時期はいつまで続くのかにもふれていきます。
是非、参考にして頂ければと思います。
Contents
カメムシは光に寄ってくる習性がある?
カメムシは光に寄ってくる習性を持つ走光性の虫です。
紫外線にも反応すると考えられているため、蛍光灯や室内の光に寄ってくるのでガラス窓に集まってきます。
街灯の光に寄ってくることも多く、車がカメムシだらけになることがあります。
街灯周辺の壁にも集まっていることがあります。
また、カメムシは日光を好むので、南向きのベランダや窓も要注意です。
網戸や窓のほんのわずかな隙間から家の中に入ってくるので、窓付近は厳重に対策を実施しましょう。
白い洗濯物に反射する日光にも反応するので好きな白色と日光の2つの要素をもつ洗濯物はカメムシの大好物です。
カメムシの習性は?
カメムシの家
カメムシは草や野菜、果物などを餌にしているので、家の近くに畑や田んぼ・草むらがあると周辺一体がカメムシの家になっている可能性が高いです。
シーズン
カメムシは梅雨時の6月頃に産卵し、7月くらいから少しずつ発生、9月から11月にかけての秋に大量発生します。
越冬のため、住みやすい場所を求めて家の中に入ってくることも。
活動時間
夜が近い午後になるにつれてカメムシの行動は活発になります。
集団で行動する習性があります。
適温
カメムシにとっての適温は5月から8月ごろの暖かい時期ですが、大量発生するのは越冬場所を求めて集団飛来する9月から11月です。
地域によって時期が異なります。
最低気温15度以上~最高気温25度以下に飛来が開始されます。
最低気温10度前後が飛来のピークになります。
カメムシの適温の時期と集団飛来の時期は異なります。
カメムシの弱点
カメムシはミント系の香りを嫌います。
カメムシが好きな色
カメムシが好きな色は白色などの明るい色を好むと言われています。
白い洗濯物を外干しする時は注意しましょう。
日干しによって暖かくなった洗濯物はカメムシにとって快適な場所です。
カメムシの大量発生の時期はいつまで?
カメムシの大量発生具合から、このような時期はいつからいつまでなのか気になりますよね。
気温が下がるとカメムシの数も減ると考えがちですが、気温が下がるにつれ山から降りてくる!
市街地などへ生息域を移動させるらしいです。
カメムシは真冬の越冬期間以外は、いつからいつまでというよりほぼ1年中見られます。
活発な活動時期は春から夏。
カメムシは寒さに弱く9月ごろから11月ごろまでは越冬場所を求めて集団で移動するので洗濯物についたり、家の中に入ってきたりすることが増えます。
なので、大量発生でよく目にする時期は11月ごろまで、最低気温10度前後の時期がピークになります。
カメムシへの効果的な対策は?
カメムシ専用の殺虫剤がよく効きます。
おすすめの殺虫剤は、アース製薬の『カメムシコロリ』。
蛍光灯タイプの電撃殺虫器は、発する光に集まってくる習性をもつカメムシの駆除に効果的です。
カメムシの活動時間前の午前中に用事や外出、お洗濯を取り込んでしまうことでカメムシ被害に遭うリスクを減らすことができます。
また、玄関灯などの屋外の照明は、蛍光灯をLEDライトに交換することで、カメムシが寄ってきにくくなります。
干している洗濯物にカメムシが卵を産むことがあります。
取り込む前には入念に確認して、仮に卵がついている場合はガムテープで駆除しましょう。
毎回卵のチェックするのが面倒な人は、カメムシが嫌う匂いが含まれた「ミントスプレー」を洗濯物に振りかけてるのも方法です。網戸や窓に吹きかけると効果的です。
カメムシは光に寄ってくる習性がある?時期はいつまで?効果的な対策を解説【まとめ】
いかがでしたか?
カメムシは光に寄ってくる習性があるので、蛍光灯には注意が必要ですね。
カメムシの集来(襲来?)は大量発生というより、寝床を求めて集団移動をしているようです。
今回ご紹介したカメムシの習性を理解して対策法を是非試してみてください。
そしてカメムシの越冬時期まで乗り切りましょう!