薔薇が蕾のまま枯れる原因と対処法!適切なお手入れと環境とは?
大事に育てていた薔薇の花が、蕾のまま枯れる姿を見たらショックですよね。
原因は一体、何なのでしょうか。
原因を知りたいですよね。
薔薇が蕾のまま枯れる原因には、大きく分けて2つあります。
それは、栄養不足と急激な環境の変化です。
1つめの栄養不足ですが、薔薇は光合成をして必要な栄養を作り出しています。
光合成には、光と二酸化炭素と水が必要なので、それぞれの要素が不足することがないように補う必要があります。
その他にも、薔薇は肥料からも栄養を補っています。
なので、日当たりや水、肥料が不足すると栄養が不足して花が蕾のまま枯れるのです。
もう1つの原因は、病害虫の発生や気温の寒暖差が大きさや、植え替えなどの急激な環境の変化があります。
薔薇は環境の変化がストレスとなり、花が蕾のまま枯れてしまうのです。
薔薇の花が、蕾のまま枯れることがあっても諦める必要はありません。
なぜならば、原因が分かれば、対処することができるからです。
なので、枯れた蕾を取り、適切なお手入れを実践して、新しい蕾が出てくる可能性を広げましょう。
Contents
薔薇が蕾のまま枯れる原因と対処法
栄養不足
日当たりや水、肥料の不足は、薔薇の花が蕾のまま枯れる原因になります。
薔薇には日当たりと水、肥料が必要です。
なので、不足しないように補う必要があります。
薔薇が光合成をするためには、日当たりと水、二酸化炭素が必要なので、薔薇は日当たりの良い場所に植えてあげてください。
薔薇は、根の先端から水を吸収しますので、土の表面が乾いたら水をたくさん与えましょう。
薔薇に水を与えるベストの時間は、午前中です。
理由は、薔薇が午前中に活発に光合成をするからです。
逆に、夕方に水をあげると、光がない状態で水を吸収するので軟弱な株になるといわれています。
ただし、鉢植えで育てている場合は別です。
鉢植えは、夕方に水切れを起こすことがあります。
薔薇が水切れをおこして、ぐったりしていたら直ぐに水を与えましょう。
特に夏場は、1日2回の水やりが必要です。
注意してくださいね。
薔薇の株を成長させ、開花を促すには、適度な肥料が必要です。
肥料が不足すると、蕾のまま枯れる他にも、花が小さくなることがあります。
特に春と秋は成長期なので、緩効性の化成肥料を施すことをおすすめします。
急激な環境の変化
病害虫の発生や気温の寒暖差が大きいとき、植え替えなどの環境の変化はストレスとなり、蕾のまま枯れる原因になります。
薔薇は病害虫に弱いので、定期的に薬剤を散布して、予防に努めましょう。
また、薔薇は気温の寒暖差に敏感なので、薔薇を植える場所は寒暖差が少ない場所を選んでください。
植え替えも変化が大きいのでストレスになります。
なので、薔薇が休眠する1月〜2月は、根への負担が少なくなるので植え替えに適しています。
それ以外の時期で、鉢底から根が飛び出てしまった場合には、根を傷めないため根に触れないようにして、新しい鉢に植え替えをしてください。
薔薇を植える環境で気をつけることはある?
薔薇は、風通しの良い場所に植えてあげましょう。
薔薇は風通しが悪いと、病害虫が発生しやすくなりますので風通しの良い環境に植えてください。
薔薇が蕾のまま枯れる原因と対処法!適切なお手入れと環境とは?【まとめ】
薔薇の花の蕾のまま枯れる原因は、栄養不足と急激な環境の変化にあることが分りました。
なので、薔薇は日当たりと風通しがよい場所に植えることが重要で、他にも肥料や病害虫、気温の大きな寒暖差、植え替えにも気を配る必要があることが分りました。
薔薇が好きな環境を整え、適切なお手入れをすれば、また薔薇が美しい花を咲かせる可能性があります。
この記事を参考にして、もう一度、薔薇の栽培にチャレンジしてみてはいかがですか!