スキーのビンディングの取り付けは自分でできる?重要なのは位置合わせ!

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お子さんが成長してブーツのサイズが変わると、ビンディングをずらさないとスキーが履けない…。

なんとかスキー授業が始まるまでにビンディングの位置を変えたい方や、ビンディングを交換して滑りを変えて上達したいという方必見!

 

 

スキーのビンディングの取り付けは自分でできちゃいます。

安全面から技術を持ったショップにお願いするのが一番ですが、時間が無い方や費用を抑えたい方でもできるビンディングの種類や選び方、取り付け方を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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スキーのビンディングを選ぶポイント

ビンディングの種類

ビンディングは5種類あります。

 

①アルペンビンディング…ゲレンデスキー向き

 

②フレームツアービンディング…ゲレンデスキー中心、バックカントリーは入門者向き

 

③テックビンディング…バックカントリー向き

 

④ハイブリッドテックビンディング…バックカントリー向き

 

⑤可変式フリーライドツアービンディング…ハードなバックカントリー向き

 

アルペンスキーヤーや基礎スキーヤーなど多くの方が使用しているビンディングはアルペンビンディングと呼ばれるものです。

その他のビンディングは、フリースキーやバックカントリーに適したもので、歩行機能があったり軽量化されていたりします。

ゲレンデでスキーをする場合は、アルペンビンディングで充分です。

 

ブレーキ幅

ブレーキとは、ビンディングのかかと側についている2本の流れ止めのことです。

新たにビンディングを購入する場合、スキー板によってはブレーキ幅が合わず、取り付けできないものもあります。

特にアルペンビンディングはブレーキ幅が狭いため、パウダー用の太めのスキー板には取り付けできません。

 

解放値

解放値とは、スキーブーツをビンディングに押さえつけ、転倒した際に外れる時の強度のことです。

数値が低いとブーツを押さえる力が弱く外れやすくなり、数値が高いほど抑える力が強まりはずれにくくなります。

ブーツサイズ・体重・スキーのレベルなどから数値を決めます。

誤った解放値を設定してしまうと事故につながりかねません。

技術をもったショップでの購入・調整がベストです。

 

 

スキーのビンディングを自分で取り付けする方法は?

用意するもの

 

・電動ドリル

・グルーガンor防水接着剤

・油性マーカー

・マスキングテープ

・カッター

 

取り付け方

 

①古いビンディングを外す。

板をきれいに拭き、乾燥させる。

 

②古い穴をグルーガンや防水接着剤で塞ぐ。

穴から溢れた場合は、カッターなどで平らにする。

グルーガンが乾くまで待つ。

 

③センターを探す。

スキー板とブーツの中心が合うように取り付けるため、スキー板の半分あたりの位置とブーツのソールの中心当たりに横線などの印が入っている。

この2つのセンターが合うように取り付けていく。

 

④センターをわかりやすくするため、マスキングテープで印を付ける。

 

⑤新しいビンディングの取り付け位置を決める。

ビンディングをブーツの前後にはめて、スキー板とブーツのセンターが合うようにスキー板へ乗せる。

※後ろ側のビンディングは前後に調整できるようになっているので、真ん中あたりに合わせておく。

 

⑥ビンディングのネジ穴からスキー板に、油性マーカーで取り付け位置の印をつける。

 

⑦ブーツを外し、前側のビンディングを電動ドリルで取り付ける。

同様に、後ろ側のビンディングを取り付ける。

 

⑧解放値を調整して完了!

 

センターがずれるとスキー板本来の性能を引き出せないばかりか、大怪我につながります。

できるだけセンターがずれないように合わせましょう。

YouTubeでも詳しく解説している方がいるので、ぜひ参考にしてみてください!

 

【SKI NUTS】DIYスキービンディング取り付け方第1回

https://youtu.be/AC3h1PSEo-U

 

解放値の設定

解放値はプロにお願いして設定するものですが、自分で調整する場合は、身長・体重・ブーツソール幅をもとに、以下のサイトで解放値の参考にしてください。

調整する際は、必ず前側と後ろ側の両方の解放値を同じ数値にしてください。

 

YouTube  TANABE SPORTS 「解放値の適正値」について

https://youtu.be/DbYLDOg3dPc

 

 

安全を考えるなら

DIYでの取り付けに不安を感じる場合は、無理せずスキーショップやチューンナップショップへ依頼するのがおすすめです。

取り付け位置が少しずれるだけで大怪我につながります。

安全のために技術を持った方にお願いしましょう。

 

 

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スキーのビンディングの取り付けは自分でできる?重要なのは位置合わせ!【まとめ】

ビンディングは自分で取り付けできることがわかりました。

スキー板とビンディングの組み合わせによって、取り付けができないものもあるので注意が必要ですね。

基本的には取り付けや解放値の設定には技術が必要です。

自分で取り付けするのが心配なときは、安全のために無理せずショップへ依頼しましょう。

スキー

Posted by miki