スキーをザックに固定する方法をご紹介!バックカントリーを始めてみよう!
これからバックカントリーでスキーを始めてみたい方必見!
ザックの選び方とスキーの固定方法をご紹介します!
スキーを担いで山を登るバックカントリー。
背負っている荷物が安定しないと、登りづらく体力も消耗してしまいます。
目的地まで登り、滑り降りてくるまでの体力が必要です。
余計な体力を使わず、安全を確保するためにも道具選びはとても大切です!
今回は、スキー板をザックに固定する方法と道具、おすすめのザックを調査しました。
一緒にバックカントリーを始める準備をしてみませんか?
Contents
バックカントリーとは?
整備されていない自然の雪山をスキーやスノーボードで滑るスポーツです。
ゲレンデのように圧雪された斜面ではなく、パウダースノーの斜面を滑ることが特徴です。
日本のパウダースノーは世界的に評価が高く、ジャパンとパウダーを掛け合わせて「ジャパウ」と呼ばれています!
登山口から目的地まで登って斜面を滑るパターンや、スキー場の敷地内の認められた区域をバックカントリー用として用意されている斜面を滑るパターンなどがあります。
山を登る場合も、スキー場の区域内を滑る場合も、バックカントリーは装備が重要です。
急な天気の変化や雪崩、低体温症など、命に関わる事故に巻き込まれる可能性もあります。
ビーコンやスコップ、ゾンデ棒が必要となり、夏場の登山よりもしっかりとした装備が特徴です。
どんなザックを選べばいいの?
ザックの容量は、日帰りの場合35ℓ前後がおすすめです!
いきなり雪山で山中泊をしてのスキーは難易度が高いですので、まずはこれくらいの容量のものを用意しましょう。
アバランチエアバッグといって、雪崩が発生したときに体が埋まらないようにしてくれるエアバッグを搭載したザックも販売されています!
大げさすぎるかもしれませんが、万が一に備えることが大切です。
背負った時の安定性も重要です。
背中に当たる部分の高さやフィット感が体に合っていないと、ふらつきやすくなります。
選ぶ際は1度背負って確認しましょう。
スキー板を取り付けていると、チャックを開けづらい状態になっているので、背中側から荷物を取り出せる仕組みになっているものもありますよ。
スキー板をザックに固定する方法は?
スキー板をザックに取り付ける方法は2種類あります。
ザックの種類によって取り付け方が違います。
Aフレーム式
ザックの両側面にスキー板を1本ずつ取り付け、アルファベットのAの形になるようにストラップとザックの側面のベルトで固定します。
体に近い位置に取り付けできるので、安定しやすいです。
ストラップやベルトの種類によっては、太めのスキー板を固定できないので注意しましょう。
取り付け方
①荷物を詰めた状態のザックの側面にスキー板を取り付けます。
前側のビンディングと後ろ側のビンディングの下にザックのベルトが来るように取り付けましょう。
②反対側も同様に取り付けます。
③アルファベットのAの形になるように、両方のスキー板の上の方をストラップでまとめて固定します。
ダイアナゴル式
ザックの表面にスキーを斜めに取り付ける方法です。
着脱が簡単なことと、スキー板の太さを問わずに取り付けできるところがポイントです。
風にあおられやすいので、安定性はAフレーム式に劣ります。
取り付け方
①両方のスキー板を重ねて、上下をバンドで留めます。
②ザックの表に付いているベルトにスキー板を取り付けます。
下側のビンディングの下にベルトが来るように固定します。
初心者におすすめ!ザック3選
①GREGORY(グレゴリー)…ターギー32
背中側が大きく開き、荷物を出し入れしやすいのが特徴です。
背中の長さが3サイズ展開されており、自分にフィットするものを選びやすいです。
②SCOTT(スコット)…パトロールE2 30l
アバランチエアバッグ搭載モデル。
軽量かつ電動で開くエアバッグです。
充電時間の短さが魅力的です。
Aフレーム式とダイアナゴル式のどちらも対応。
③OSPREY(オスプレイ)…ソールデンプロ32
こちらもアバランチエアバッグを搭載したモデル。
Aフレーム式とダイアナゴル式のどちらも取り付け可能です。
軽量でありながら背中部分にクッション性があり、フィット感に優れています。
スキーをザックに固定する方法をご紹介!バックカントリーを始めてみよう!【まとめ】
整備されていない自然の雪山をスキーやスノーボードで滑るバックカントリー。
ゲレンデのように圧雪された斜面ではなく、パウダースノーの斜面を気持ちよく滑れますが、危険も付き物です。
急な天気の変化や雪崩、低体温症などに備えた装備が必要です。
万が一に備えてアバランチエアバッグを搭載したザックを選びましょう!
ダイアナゴル式の固定方法でも安定するように、背中の高さやフィット感も大切です。
スキー板をザックに固定するときには、専用のストラップを使って、自分に合った固定方法で取り付けしましょう。
十分な装備でバックカントリーを思う存分楽しんでくださいね!