「鯉のぼり」を使った俳句に悩む小学生に!作り方と例文をご紹介

2022年3月10日

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日本古来から伝わる俳句。

俳句は言い換えるなら、たった17文字という少ない文字数のなかで謳う、詩のようなものですよね。

しかも、この短い文字数の中で、日本特有の四季を表現できるんです・・・。

世界中でも、これほど短い文字数の中で情景や感情、季節感を表現できる詩は、他に類をみるものがないとも言われています!

 

 

さてこの俳句ですが、近年は小学生の国語の教材として取り上げられているようですね・・・。

そこで今回は、「鯉のぼり」を季語にした俳句の作り方のコツをご紹介してみます。

初めての俳句作りに頭を悩ませている小学生の君!

是非、参考にしてみて下さいね!

 

 

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小学生にも分かる!俳句の基礎をまとめてみよう!

毎日の授業で様々な事柄を学び、あらゆる分野の勉学に励んでいる小学生の君!

近年は、小学生の国語の授業の教材として、俳句も勉強することになっているようですね・・・。

地域によっても異なるようですが、早い地域では小学3年生で俳句の基礎を学ぶようです。

そこで授業では、実際に俳句を作ってみようという課題が必ず出されるはず!

しかし、初めて俳句を作る君にとっては、少々頭を悩ませることになる課題であるはず・・・。

そこで、俳句を作るコツをこの場で簡単にご紹介してみましょう!

と、その前に!

ここで少しだけ俳句がどのようなものか、基礎知識を簡単にまとめておきます。

俳句は、5/7/5の17文字で完結する詩のようなもので、このリズム感がとても重要になってきます。

しかも、この17文字の中に必ず「季語」と呼ばれる決まった語を含まなければならないんです。

つまり俳句は、「季語」を活かす、季節感を大切にして作成するとことを、まず念頭においておきましょう!

さて、次項から「鯉のぼり」を季語にした俳句をテーマに、小学生でも簡単に取り組める俳句の作り方についてまとめていくことにしましょう!

 

 

鯉のぼりは季語!季語の基本を知っておこう!

前項でも述べたように、俳句には、必ず季語を入れなければなりません!

季語は、その季節の代表的なものや風景などで、大体が5文字名詞になっています。

今回は小学生の君でも俳句を作りやすそうな、「鯉のぼり」という季語を題材にしてみましょう!

さて、今回のお題である「鯉のぼり」という季語を使った俳句の作り方なんですが・・・。

まず、「鯉のぼり」がいつの季節の季語であるかを、はっきりさせておきましょうね!

「鯉のぼり」って、5月5日のこどもの日の頃に見かけるものなんで、なんとなく春の季語だと思ってしまうんですが、実は夏の季語なんですよ!

これは、俳句の世界が、昔の暦である旧暦を主体に考えられているからなんです。

5月5日は旧暦では、夏真っ盛りの時期なんですね・・・。

このあたりが今の感覚と少し異なるため、俳句を作るのはなかなか難しいそうに感じるんですが・・・。

大丈夫です!

小学生の初めての俳句は、そこまで技巧的なことにこだわりすぎなくても全然OK!

そこで、楽しみながら俳句を作るコツを実際にまとめていきますね。

 

 

「鯉のぼり」を使った俳句作りのコツと例文!

①「見たまま」の情景を素直にまとめるべし

さて、初めて俳句作りに取り掛かる小学生の君!

俳句なんて難しすぎる・・・と考えすぎなくてもいいんですよ!

まず、俳句には、必ず季語を入れなければならないことを思い出して下さい。

そうなんです!

お題としてあげた「鯉のぼり」という季語は、5/7/5の17文字の中の、初めの5文字か最後の5文字かのどちらかに使用することになるんですね。

つまり、あと12文字何かを考えたらいいだけ!

長い作文なんかより、楽ちんなんです!

小学生なんで、あまり技巧的なことは考えなくても大丈夫!

語呂合わせ的な言葉あそびと思ってみましょう。

俳句作りのコツとして1つ目にご紹介するのが、「見たまま」の情景を君らしい言葉で表現することです。

「鯉のぼり」を実際に見たときに思ったこと、「鯉のぼり」をイメージしたときに浮かんだ景色などを言葉にするんですね。

例えば・・・。

 

強い風/ちょっと太った/鯉のぼり

鯉のぼり/今日も泳ぐよ/スイスイと

 

なんかはどうでしょうか?

小学生の君だから、大人たちとはちょっと異なる目線で「鯉のぼり」を捉え、必ず素敵な俳句が作れるはずです!

 

②「思ったまま」の感想を素直にまとめるべし

もう1つ、初めて俳句作りに取り掛かる小学生の君に、俳句を作るうえでのコツをご紹介してみましょう。

それは「思ったまま」の様子や感情を、君らしい言葉で表現することです。

例えば、「鯉のぼり」を見てカッコいいと感じる男の子もいれば、大きな魚みたいでちょっと怖いと感じる女の子もいるはずですよね・・・。

また、まごいやひごいといった沢山の「鯉のぼり」をみると、なんとなく自分の家族と重ね合わせてしまうこともあるはず・・・。

「鯉のぼり」の泳ぎ方がとっても気になることもあるはず・・・。

各個人、「鯉のぼり」をみてどう感じるかなんて全くの自由なんです!

その思った内容を、5/7/5のリズムに乗せるだけ!

例を挙げるとすれば・・・。

 

絡み合い/仲良し家族/鯉のぼり

雨の日に/見れずがっかり/鯉のぼり

 

こんな感じですかね・・・?

小学生の君なら、もっと面白い感性、もっとおもしろい言葉のチョイスができるはず!

せっかくなんで、楽しみながら俳句作りに取り組んでみましょうね。

 

 

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「鯉のぼり」を使った俳句に悩む小学生に!作り方と例文をご紹介【まとめ】

初めて俳句作りに取り掛かる小学生にとっては、日本古来から伝わる俳句というもの自体が、とても難しく感じるものですよね・・・。

しかし、小学生ゆえの素直な感性を活かすことで、きっと素敵な俳句が作れるはずです。

例えば、「鯉のぼり」という季語を含む俳句を作る場合、鯉のぼりを「見たまま」の情景を言葉にしたり、鯉のぼりを見て「思ったまま」の気持ちを素直にまとめてみるだけで、全然OKなのではないでしょうか。

初めて俳句に取り組む小学生には、難しい技巧などは特に必要ないのかもしれませんね。

まずは、俳句の世界を楽しんでみることから始めてみましょう!