「こどもの日」にやることは?風習やおすすめの過ごし方!

2022年3月10日

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5月5日の「こどもの日」は男の子のための節句!

別名、「端午の節句」や「菖蒲の節句」とも言われていますよね。

この「こどもの日」って、正しくはどのように過ごすものなのでしょうか?

「なんとなく鯉のぼりや兜を飾るということだけは知っているけれど、詳しくは分からない・・・」と思われている方も少なくないかもしれません。

 

 

そこで、「こどもの日」にやることを詳しく調べてみました。

基本的に、「こどもの日」にやることは4つ!

日本に古くから伝わる風習とされる「こどもの日」の過ごし方から、それぞれについての意味などをくわしくご紹介します!

 

 

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「こどもの日」にやることは4つ!

5月5日の「こどもの日」にやることは?

大きく分類すると、「こどもの日」にやることは4つあるんです。

 

その1!「こどもの日」には五月人形・鯉のぼりを飾る!

「こどもの日」の象徴とも言えるアイテムを飾ること!

そのアイテムは3つあるんです。

まずは、誰もが知っている鯉のぼり!

外飾りとも言われています。

鯉は出世の象徴とされているんで、男の子の出世を願うために行われる風習なんですね。

また、家の中に飾る内飾りと呼ばれるものも2つあります。

1つ目が五月人形!

こちらは男の子の誕生を祝い、強く逞しく育っていくことを願って行われた風習と言われています。

内飾りの2つ目が鎧兜ですね!

こちらは、昔の武士の社会で広まった風習のようです。

戦において、敵から身を守る兜を部屋に飾ることで、災いから男の子を守るという意味合いが込められていたとされています。

上記の3つのアイテムの全てを飾らなければならないというわけではないものの、男の子の健康や成長を願うために、外飾りと内飾りの両方を飾るとベストと考えられているようですよ!

 

その2!「こどもの日」には陣羽織を男の子に着せる!

5月5日の「こどもの日」にやることの2つ目に使用するアイテムは、陣羽織!

その家の男の子に、陣羽織を着せるという風習ですね。

こちらの風習は、主に男の子の初節句に行われます。

陣羽織は昔の日本で、武将が着用していた衣装ですね。

普段着や礼服ではなく、いわゆる戦装束と言われているものです。

戦中に自分の陣の中で、武将たちが着用していたもの・・・。

この陣羽織を初節句の男の子に着せるんですね!

この風習も、武将のように武道に優れ、家臣に慕われる人物に育つようにという願いが込められています。

鎧兜を飾るのと同様に、武家社会で広まった風習と言えますね。

初節句に何か衣装を着せるとなると、なかなか大変なんですが・・・。

しかし、この陣羽織なら大丈夫!

着物などと違って羽織るだけなんで、とっても手軽なんですよ。

今では「こどもの日」にやることとして、記念にこの陣羽織姿を写真に残すのが一般的となっているようですね。

 

その3!「こどもの日」にはちまき・柏餅を食べる!

5月5日の「こどもの日」にやることの3つ目に登場するアイテムは、食べ物。

「こどもの日」の食べ物といえば、柏餅ですよね!

柏餅に使用されている柏の木は、1年中葉っぱを落とさない、縁起の良い木とされているんですね・・・。

つまり、この性質が子孫繁栄の意味合いと重ねられているんです。

そこで、男の子がいる家系が途切れないようにという願いを込めて、「こどもの日」に柏餅を食べる風習が広がったと言われています。

また、「こどもの日」にはちまきを食べるという風習もあるんです!

このちまき、関西では一般的なようですね。

ちまきを食べる風習の起源は、中国の故事にあると言われています。

その故事の内容から、「ちまき=忠誠心の高い人の象徴」と考えられるようになったとか・・・。

きっと、男の子がこのような人物に育つようにという願いが、「こどもの日」にちまきを食べるという風習になぞられているのでしょうね・・・。

今では、「こどもの日」付近になると和菓子屋さんだけでなく、スーパーなどでもたくさん柏餅が販売されています。手に入るならちまきも一緒に購入し、「こどもの日」に家族みんなで食すといいでしょう!

 

その4!「こどもの日」には菖蒲湯に浸かる!

5月5日の「こどもの日」にやることの4つ目に登場するアイテムは、植物の菖蒲。

「こどもの日」には、この菖蒲をお風呂に入れた菖蒲湯に浸かるのが古くからの風習とされています。

こちらの風習の起源は中国にあるようですね・・・。

古代中国では、「こどもの日」である5月5日付近が雨季にあたり、病気が蔓延しやすかったため、邪気を払うために植物の菖蒲を使用した行事を行なっていたようです。

この行事の内容が、日本にも伝承したと言われています。

そもそも、植物の菖蒲はとっても香りが強く、この強い香りが邪気を払うと考えられていたようですね・・・。

日本では、男の子の成長を願ううえでの厄除けとして、菖蒲湯に浸かるという風習が広がったようです!

実際に、菖蒲湯は漢方の湯治療の1種としても有名なものなんですよ!

効能として、血行促進と疲労回復が挙げられていますので、男の子の健康を考慮し、家族で一緒にこの菖蒲湯に浸かるという意味合いも込められていたのかもしれませんね。

 

 

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「こどもの日」にやることは?風習やおすすめの過ごし方!【まとめ】

5月5日の「こどもの日」にやることは4つ!

1つ目が、鯉のぼりや五月人形、兜などを飾ること。

これらには、男の子の成長や出世を願うという意味が込められています。

2つ目が、陣羽織を着せるというもの。

初節句に行われ、男の子が武将のように強く成長できることを願う風習です。

3つ目が、柏餅やちまきを食べるというもの。

どちらも縁起を担いだものですね!

4つ目が、菖蒲湯に浸かるという風習です。

香りの強い菖蒲で邪気を払うだけでなく、男の子の健康促進も考慮されたもののようです。

どの風習にも、深い意味合いが込められています!

「こどもの日」にどれか1つでも取り入れてみてはいかがでしょうか?