ミニブタの最大サイズは?どこまで大きくなる?餌の管理のポイント
「ミニブタを飼育したいけど、どこまで大きくなる?」
小さい時はまるで天使のよう!
赤ちゃんのときはとてもかわいいミニブタですが、成長するとどのくらいまで大きくなるのか気になりますよね。
一日にどれだけ餌を食べるかも気になるところ。
通常ミニブタは100キロ未満のブタのことをいいますが、例外もあります。
この記事ではミニブタが成長したときの最大サイズについて解説し、飼育時における餌の注意点についてもお伝えします。
ぜひ最後までお付き合いください。
ミニブタとは?
ミニブタは、原則40~100キロ以内のブタのことをいいます。
200~300キロある家畜ブタを実験用に品種改良したことから誕生し、その後愛玩用としてペット化されました。
ペットとして飼われているミニブタは「ベトナムポットベリー」という品種が多いです。
ベトナムポットベリーはベトナムにいた小型のブタを品種改良してつくられました。
ちなみに品種名の「ポットベリー」は「太鼓っ腹」のことを言うんだそうです!
ミニブタは300~700gで生まれます。
購入時は2キロほどですが、2~3年後には30~70キロ近くまで成長し、その後個体によってはさらに大きく育ちます。
平均寿命は 10~15年 と言われていますが、20年以上生きる個体もます。
ミニブタの最大サイズは?どこまで大きくなる?
ミニブタの「ミニ」をそのまま信じないように注意しましょう!
ミニブタの「ミニ」は家畜ブタよりも小さいサイズという意味ですが、そもそも200~300キロある家畜ブタの実際の大きさを想像できる人がどれだけいるでしょう?
家畜ブタから比べれば小さいと言っても、大人になったミニブタはかなり「大きい」です。
どのくらい大きいかというと、超大型犬のセント・バーナードを想像してみてください。
セント・バーナードは60~75キロと言われていますので、ミニブタはそれと同じかそれ以上に大きくなるのです!
ずいぶん大きいことが分かってもらえるのではないでしょうか。
実際に筆者はミニブタを飼育した経験がありますが「小さくてかわいい!」と言われるのは小さい赤ちゃんのころだけです!
大人になれば「この子がミニブタ??大きい!!」「怖い!!」と驚かれるのが普通でした。
またミニブタには純血種がないため、成長すると個体によってサイズや体重にかなり差が出ます。
平均体重は「50キロ」と言われるミニブタですが、中には100キロを超えるミニブタもいます!
つまり「100キロ」以内のブタがミニブタと言われているにもかかわらず、ミニブタの定義はかなり曖昧であるというのが現状です。
個体の大きさは遺伝によって左右される部分も多いため、ペットとして買いたい方はミニブタの親のサイズを確認することをおすすめします。
餌の管理には注意が必要!
ミニブタは食べ物をかなり食べます。
餌を見ると喜んで近づいてきて「グッグッ」と鼻を鳴らして催促します。
とてもかわいいため、ついつい餌を与えすぎてしまう人も多いことでしょう。
注意しなければならないのは、ミニブタは食べた分だけ大きくなるということです!
身体の構造上、ミニブタは栄養吸収力がとても強く食べた栄養分がすぐに脂肪や筋肉へ変わります。
そのため食べものを与えた分だけ体が大きくなってしまいます。
したがって一日に与える餌の量をしっかり管理する必要があります。
ミニブタフードや果物などの高カロリーな食べ物は与えすぎないよう注意しましょう。
運動ができる環境が整っているかも重要です。
食べることや眠ることが大好きなミニブタですが、散歩もします。
散歩はエネルギーを消費する運動となりますので飼育時にはミニブタが充分に歩けるスペースを確保してあげましょう。
餌の管理や運動の管理をいくらしても、親の遺伝で身体が大きくなることがありますので事前に親のサイズを確認して最大どのくらいのサイズになる可能性があるかを知っておくと安心です。
ミニブタの最大サイズは?どこまで大きくなる?餌の管理のポイント【まとめ】
通常ミニブタは100キロ未満のブタのことをいいますが、最大サイズが100キロを超える個体もかなり存在します。
これはミニブタには純血種がないため、成長すると個体によってサイズや体重にかなり差が出てしまうからです。
またミニブタは餌を与えた分だけ食べて大きくなります。
どれだけ与えてもミニブタは食べ続けてしまうので餌の管理や運動ができるスペースの準備が必要です。
子供のころは小さくてかわいいミニブタですが成長して最大サイズになっても大切に飼えるよう、購入前に親のサイズ確認や餌の管理について理解を深めてから飼うことをおすすめします。