ジャンガリアンハムスターの餌の量は?1日与える頻度と空腹のサイン

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チーズを食べるジャンガリアンハムスターを見たことがありますか?

両手でしっかり持って「キュッ、キュッ」と音を立てながら食べる仕草は、出勤時間を忘れてしまうレベルの可愛らしさでとっても危険!(笑)

一方、空腹のサインを見逃してしまうと、ストレスが溜まり怒りっぽくなってしまうので要注意!

かと言って好きな餌だけ与えていると栄養が偏るし、好き嫌いの激しいワガママな子になってしまいます…。

 

 

今回は、ジャンガリアンハムスターの餌の量について考えていきます!

1日に与えていい量は、体重の5~10%とされています。

では、具体的に何gをどれくらいの頻度で与えればいいのでしょう?

おやつの量や空腹のサインもご紹介していきます。

 

 

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ジャンガリアンハムスターにおすすめの餌は?

野生のジャンガリアンハムスターは主にカザフスタン共和国からシベリア、中国北部、シベリアに多く分布しています。

また夜行性で、夕方から夜にかけて餌を探して歩き回るのですが、その移動距離は5km以上にもなるといわれています。

食性は雑食で、草や葉、種子などのほか、昆虫なども食べます。

野生ではかなり粗食で、植物の根なども食べるそうです。

ペットとしてのジャンガリアンハムスターも雑食ですが、昆虫を与えている人はあまり聞いたことがありません。

主食は「ハムスターフード」と呼ばれるペレットがおすすめ。

ペレットとは、木の実や種を粉末状にして固めた餌のことです。

ハムスターに必要な栄養をバランスよく調整して作られているため、これさえあれば他に何もいらないと言えます。

近年、ペットショップでは様々なタイプのハムスターに合わせたペレットが発売されています。

ゴールデンやジャンガリアンといった種別はもちろん、子ども用、シニア用、ダイエット用など、目的別のペレットもあります。

おうちの子に合ったペレットを見つけてあげましょう。

また、副菜として水分の多い野菜も追加しましょう。

ただし水をたくさん飲む子の場合は、下痢の原因にもなるので与えすぎ注意!

おすすめの野菜は、水分補給ならキャベツや白菜、栄養補給ならにんじん、かぼちゃ、ブロッコリーといったところでしょうか。

基本的に生のまま与えられます。

種子もたくさんの種類がペットショップで販売されています。

ペレットと混ぜ合わせた「ミックスフード」という形で販売されているものもあり、内容は主に小麦、えん麦、トウモロコシ、ひまわりの種、えんどう豆、粟、くるみ、そばの実などでこちらもおすすめです。

ひまわりの種などは非常にカロリーが高く、与えすぎると肥満になりやすいので注意しましょう。

高脂質、高カロリーのものはハムスターも大好き。

食べ癖がついてしまうと他の物を食べなくなり、栄養バランスも偏ってしまいます。

 

 

ジャンガリアンハムスターのおやつの種類は?

今やハムスターのおやつもペレット同様、犬や猫のおやつに負けないくらいの種類がありますね。

どれも美味しそう&見た目が可愛くてどれにすれば良いか迷ってしまいます。

ここで注意していただきたいのは、おやつはあくまでも間食。

必ず与えないといけないわけではないので、与える量は主食以上に気を付けてください。

おやつを与える目的としては、飼い主とのコミュニケーション手段の他、カルシウムなどの栄養補給、弱っていたり食欲がない時の非常食、一生伸び続ける歯のメンテナンス、ストレス解消などが挙げられます。

チーズや煮干しはハムスター達も大好きで、タンパク質やカルシウム補給に便利ですが、人間用は塩分が多すぎるので、塩分を含まないものや小動物用として販売されているものがおすすめです。

ドライフルーツやドライタイプの野菜なども栄養補給にピッタリ。

甘味を加えず素材のみで作られているものを与えましょう。

ビスケット類は固めに作られているものが多く、おやつとしてだけでなく歯を削る役割も兼ねているので一石二鳥です。

噛む力が弱い赤ちゃんや高齢のハムスターには、柔らかいタイプのお菓子もあります。

 

 

ジャンガリアンハムスターの餌の量は?1日何回あげる?

ジャンガリアンハムスターの、1日に与える餌の量は一般的に「体重の5~10%」とされています。

体重40gのジャンガリアンならペレット2~4gくらい。

成長期や妊娠~授乳期の場合はより多くの餌の量が必要です。

夜行性なので、与える時間は夕方から夜にかけてが良いでしょう。

1日に1回、食べ残しがあっても放置せず取り換えます。

この時、食べた餌の量をチェックしておけば、お家の子の適量のヒントにもなります。

また、生野菜は鮮度が落ちる上、巣材が野菜の水分を吸収して湿ってしまう事もあるのでこまめに取り換えましょう。

給水ボトルを取り付けている場合も新しい水に換えてあげます。

また、交換する時間を決めると1日の生活リズムが出来るのでおすすめです。

おやつの量は、主食と違って決まりはありませんが、煮干しなら一匹、チーズなら小動物用のものを一粒など、ごく少量にとどめておきましょう。

ヒマワリの種も高カロリーなので、おやつとして与えるなら1日一粒程度がベストです。

ただし冬の寒い時期は体に脂肪を蓄える必要があるので、少し多めに与えても良いでしょう。

与える時間も特に決まりはありませんが、食後のお腹いっぱいになっている時などは、あまり食べようとしないかもしれません。(笑)

ハムスターの仲間は基本よく食べるので、食後でもおやつは別腹な子も多いです。

給水ボトルからあまり水を飲まない子には、おやつとして水分の多い野菜をあげるのも良いですね。

 

 

ジャンガリアンハムスターの空腹サインは?

空腹時のサインといっても明確なものは少ないのですが、

「餌を与えるとすぐに完食してしまう(ほお袋に入れて巣に持ち帰る)」

「餌の交換時、餌箱に餌がひとつも残っていない」

などは餌が足りていない可能性があります。

また、ケージを齧ったり飼い主の姿に反応して近寄ってくる時は、何らかの意思表示をしたい時が多いのでよく観察してあげてください。

また、空腹とは少し違いますが、背中の皮を少しつまんで持ち上げ、手を離したときに皮が戻らず持ち上げた状態のままの時は脱水症状を起こしており危険。

急いで手軽に水分が摂れるものを用意しましょう。

 

 

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ジャンガリアンハムスターの餌の量は?1日与える頻度と空腹のサイン【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

げっ歯類の食べ物としては定番ともいえるヒマワリの種が高カロリーでたくさん与えられない、主食の1日の餌の量が2~4gで意外に少ないなど、驚いた点もあったかと思います。

今一度、わが子の食生活を見直してみてください。

小動物用の餌やおやつはたくさんの種類がペットショップで販売されています。

おやつの形状やパッケージも目を引く可愛らしさで、しかも犬や猫のそれに比べると安価なのでつい色々買い与えたくなるものです。

しかしそこは飼い主として、わが子に適した主食とおやつを選び、適した量で与えいつまでも健康で長生きできるようしっかり管理してあげたいですね。