スミレを植える時期はいつ?地植えや鉢植えでの育て方と管理のポイント
春の訪れを告げる花の1つにスミレがあります。
その姿は奥ゆかしくて、とても素敵です。
そんなスミレを、自分で育ててみたいと思いませんか?
そもそも、スミレを育てるのは難しいのでしょうか。
スミレを植える時期は、いつが適しているのでしょうか。
分からないことばかりですね。
そこで、スミレを植える時期や育て方や管理のポイントについて調べました。
スミレの栽培を検討中の方は、この記事を参考にして、スミレの栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
Contents
スミレを植える時期はいつ?
スミレにはたくさんの種類があり、育て方も様々ですが、育て方や管理は比較的簡単です。
まずは、植える際のポイントを押さえましょう。
スミレを植える方法は、苗を植える方法と種をまく方法があります。
苗を植える時期に適しているのは、2~3月か、もしくは9月頃です。
鉢に植える場合、スミレは長く根が伸びるため、小さい鉢は適しません。
深鉢に植えてください。
鉢に植える際は、鉢に鉢底石と土を入れ、苗を植えつけましょう。
庭に地植えにする場合は、苗の間隔は20cm位あけてください。
そして、スミレは土質を選ばないので、市販の草花や野菜用の培養土で育てることができます。
スミレの種は、30℃を超えると発芽しにくくなるので、1~2月か、もしくは5~8月頃に種をまきます。
ただし、寒い地域では、3~4月か、もしくは5~6月にまくのがおすすめです。
中には種をまいてから、2か月位で開花する品種もあるので、種をまく時期を調節して、開花する時期を調節することができます。
スミレの種の種類と発芽条件
そして、スミレの種には2種類あります。
1つは完熟種子で、もう1つは未熟種子です。
完熟種子の特徴には、低温に当たることで発芽することがあります。
なので、種をまく前に処理をする必要があります。
その処理とは、湿らせた川砂に種を混ぜ、冷蔵庫で2か月以上冷やすことです。
この処理をしてから種をまくと、発芽率が上がります。
一方、未熟種子は、まいてから1週間位で発芽します。
なので、種を採取した後、直ぐにまくと、発芽率が上がります。
スミレを植える場所はどこがいい?
スミレの栽培を成功させるポイントは、日当たりの良い場所で栽培することです。
鉢植えのスミレは、日なたで管理してください。
ただし、夏場に葉が日焼けしたり、黄ばんだりする場合は、午前中は明るい日陰に、鉢を移動させましょう。
庭植えの場合は、スミレの夏場の直射日光や強い西日が苦手な特徴を考えて場所を選んでください。
おすすめの場所は、広葉樹の根元や芝生の中で、強い日差しを避けられる場所です。
スミレのお手入れのポイントは?
スミレのお手入れの1つに水やりがありますが、気をつけるポイントは何でしょうか。
鉢植えの水やりは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位、たっぷりと水を与えます。
花びらに水がかかると病気の原因になるので、水は株元にかけるようにしてください。
そして、冬場の水やりは、午前中にしてください。
夕方に水やりをすると、凍結の恐れがあるからです。
地植えの場合は、水やりの必要はありません。
スミレを植える時期はいつ?地植えや鉢植えでの育て方と管理のポイント【まとめ】
スミレを育てることは、比較的簡単だと聞くと、安心してスミレの栽培にチャレンジすることができそうです。
スミレは日当たりを好みますが、夏の直射日光や強い西日が苦手ということなので、気をつけたいポイントです。
また、水やりの際は、花びらに水がかからないようにすることで、病気にかかるリスクを抑えることもできます。
これも重要なポイントですね。
もし、店先でスミレの苗を見掛けたら、ぜひ、スミレの栽培にチャレンジしてみてくださいね。