ユリのティセントの特徴や育て方!冷蔵ユリを短期間で楽しむコツ
ユリのティセントを育ててみたい!
だけど、ユリは、球根を植えてから、花が咲くまで、7~9か月かかると聞きます。
ユリを初めて育てる人にとっては、ハードルが高いですよね。
だからといって、栽培を諦める必要はありません!
実は、短期間でティセントの花を楽しめる方法があります。
それは、ティセントの冷蔵ユリの球根を選んで育てる方法です。
そこで、ティセントの特徴や球根を植えつける時期、育てるコツについて調べました。
なので、ぜひ、参考にして、ティセントの栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!
Contents
ユリのティセントの特徴
ティセントは、オリエンタル・ハイブリッド種の園芸品種です。
ティセントは、オリエンタル・ハイブリッド種に属し、日本に自生するヤマユリやササユリ、オトメユリ、スカシユリなどの交配から生まれた園芸品種です。
草丈は約100~120cm、花の大きさは約20cmで、トランペットのような形をしています。
花の中央は緑色で、外側に向かって白色へと変化していきます。
暑さや寒さに強く、日当たりは、日なたから半日陰を好みます。
冷蔵ユリとはどんなユリ?
ユリの球根を冷蔵処理した球根のことを、冷蔵ユリといいます。
冷蔵ユリの1番の特徴は、春に球根を植えつけると、その年の夏には花を楽しむことができます。
その秘密は、球根を冷蔵処理することで、栽培期間を短くすることに成功しました。
通常では、ユリの球根は、秋に植えつけると、翌年の初夏に花を咲かせるので、栽培期間は7~9か月かかります。
一方の冷蔵ユリは、3~4月に球根を植えつけると、その年の夏に花が咲きます。
なので、開花まで5か月と短い期間で済むので、ユリを初めて育てる方におすすめです。
冷蔵ユリを上手に育てるコツ
冷蔵ユリを上手に育てるコツは2つあります。
1つは球根を深く植えることで、もう1つは、西日が当たらない場所で育てることです。
まず、ユリの球根を深くに植える理由は、ユリの根の役割にあります。
ユリの根は、球根の下部から出る下根と、球根の上部から出る上根があります。
上根には、養分を吸収する役割があり、下根には、株を支える役割があります。
なので、ユリが養分を吸収しやすくなるためにも、球根は深く植えてください。
地植えの場合は、深さ40~50cm位まで、しっかり耕してから植えつけてください。
鉢植えの場合は、高さがある鉢を選ぶことがポイントで、球根2~3つ分の深さに植えつけます。
次に、ユリを植える場所は、西日を避けてください。
ユリを育てるのに適した場所は、明るい半日陰です。
特に、梅雨明け後は、日差しが強過ぎると、葉焼けや株が枯れてしまうので注意しましょう。
ユリのお手入れ方法
水やり
ユリを育てる上で大事なお手入れ方法を確認しましょう。
水やりは、鉢植えの場合、土の表面が乾いたら、水を与えてください。
そして花が終わり、葉が枯れるまでは水を与え続けてください。
地植えは、水やりの必要はありません。
ただし、雨が降らない日が続いたときは、水やりが必要です。
花後の管理方法
花後の管理で大事なことは、花が終わったら、花のつけ根で切ってください。
残った茎や葉は、自然に枯れるまでは切らないでください。
葉を残すことで、光合成を続け、球根に栄養が行くようになるからです。
ユリのティセントの特徴や育て方!冷蔵ユリを短期間で楽しむコツ【まとめ】
ユリの球根は、通常、秋に植えつけますが、球根の植えつけを忘れたり、失敗したりすることもあります。
そのような場合は、冷蔵ユリの球根を選び、育てると、栽培期間が短く、手軽に育てられることが分りました。
ユリの栽培にチャレンジしたい方には、ティセントの冷蔵ユリを育ててみてはいかがですか!