ユリは何類に属しているの?何弁花?植物の分類を詳しく解説!

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植物は、私たちの周りに、たくさんあります。

ユリもその中の1つですが、ユリは何類に属しているのでしょうか?

 

 

今回は、ユリは何類に属しているのか、植物の分け方を大好きなユリの花を例にその分類を見ていきましょう。

ユリの分類は、花弁の枚数や形状ではなく、子葉の数で決まります!

ちょっと難しいですが、参考にしてください。

 

 

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ユリは何類に属しているの?

ユリは、単子葉類です。

子葉は、種子から最初に出る芽のことなので、単子葉類は、種子から出る最初の芽が1枚の植物のことです。

植物は、まず、種子植物と、胞子で増える植物に分けられます。

ユリが属する種子植物は、被子植物と裸子植物の2つに分けられます。

そして、被子植物は単子葉類と双子葉類の2つに、裸子植物は、ソテツ類、イチョウ類、針葉樹類、マオウ類の4つに分かれています。

 

 

植物はどうやって増えるの?

植物が増えていく方法は、種子を作り増える方法と胞子を飛ばし増える方法です。

植物には、種子を作る種子植物と、胞子を作る植物があります。

ユリは種子を作るので種子植物です。

 

 

種子植物とは?

種子植物には、被子植物と裸子植物があります。

種子植物には、胚珠とよばれる種子になる部分があります。

被子植物の胚珠には、果実になる子房という部分がありますが、裸子植物には、子房がありません。

ユリは被子植物になります。

 

 

被子植物とは?

被子植物は、子葉の数で分けられています。

子葉の数が1枚と2枚では違ってきます。

被子植物は、子葉の数が1枚だと単子葉類、2枚は双子葉類になるので、ユリは単子葉類になります。

単子葉類は、ユリの他に、イネやチューリップ、トウモロコシ、ムラサキツユクサがあります。

 

 

単子葉類と双子葉類の違いは?

単子葉類と双子葉類の違いは、子葉の数の他にもあります!

単子葉類と双子葉類では、根や葉脈、茎に違いがあります。

双子葉類の根には、大きな根である主根があり、その主根から、側根が枝分かれしています。

一方、単子葉類の根は、ひげ根とよばれる細い根が放射線状に広がっています。

双子葉類の葉脈は網状脈といい、中心に筋が通り、そこから脈が左右に伸びています。一方、単子葉類の葉脈は、平行脈とよばれ、何本もの筋が通っています。

被子植物の茎の中には、水が通る道管と、養分が通る師管があります。

双子葉類と単子葉類では、道管と師管の配列で見分けることができます。

なぜかというと、双子葉類は円状に並んでいますが、単子葉類は、バラバラに存在しているからです。

 

 

ユリの花弁は何枚ある?

それは種類によって違います。

ユリの花弁は、繋がっているものと、バラバラのものがあります。

ユリの仲間の花弁の枚数は、全て同じではありません。

カサブランカは、花弁がバラバラで、繋がっていません。

テッポウユリは、花弁が繋がっています。

なので、ユリの花弁の枚数は種類によって違うのです。

 

 

ユリは離弁花や合弁花に分けられる?

合弁花は、1輪の花の花弁が、つながっています。

合弁花には、キクやヒマワリ、アサガオ、ツツジ、タンポポがあります。

一方、離弁花は花弁が1つ1つ分かれています。

ユリは単子葉類なので、離弁花と合弁花で分けられることはありません。

合弁花や離弁花で分類するのは双子葉類だけです。

単子葉類には、合弁花や離弁花での分類はありません。

 

 

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ユリは何類に属しているの?何弁花?植物の分類を詳しく解説!【まとめ】

いかがでしたか?

植物には、様々な分類があることが分りました。

そしてユリは何類かというと、単子葉類だということが分りました。

単子葉類には、合弁花や離弁花での分類がないこともわかりましたね。

大好きな植物が何類なのか、気になったときは、ぜひ調べてくださいね!

ユリ

Posted by miki