ラベンダーはいつ咲くの?関東地方での開花時期とお手入れ方法のコツ
甘い香りが漂う、鮮やかな紫色の絨毯。
長い間愛され続けてきたラベンダーの香りは人を心地よい気分にさせてくれます。
さて、この魅力あふれるラベンダーはいつ咲くのでしょうか?
北海道の気候や風土に適していると言われるラベンダーですが、関東地方ではいつ咲くのでしょうか?
そして、関東地方でのラベンダーのお手入れ方法に違いがあるのでしょうか?
今回は、ラベンダーはいつ咲くのか、関東地方での植え付け時期、開花の時期やお手入れ方法のコツを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
関東地方のラベンダーはいつ咲く?
関東地方のラベンダーは、早咲きだと千葉県で5月下旬、遅い地域で群馬県の8月下旬が開花時期になります。
千葉県は温暖な気候なので早咲きのラベンダーが北海道よりも早く咲きます。
そして、涼しい群馬県などでは、北海道と同じくらいの気温なので、7月中旬から8月中旬が見頃の時期です。
関東地方で育てやすいラベンダーの種類と植え付け時期
関東地域で育てやすいラベンダーの種類は、ラバンディン系のラベンダーとストエスカ系のフレンチラベンダーです。
関東地域といっても地域別にラベンダーの見頃が変わります。
関東各地にあるフラワーパークを参考にラベンダーの種類を選ぶことをおすすめします。
ラベンダーの植え付け時期は、ラベンダーが何系かによって変わってきます。
ラバンディン系のラベンダーとストエスカ系のフレンチラベンダーの場合、暑さが苦手なので秋に植え付けましょう。
5月中旬以降の湿度の高い暑い時期に植え替えを行ってしまうと、茎の中が蒸れて、しおれる原因になります。
なので、涼しくなった秋に植え付けましょう。
梅雨直前にポット苗を購入した場合は、すぐに一回り大きい鉢にスポッと植え付ける感じで、植えることをおすすめします。
植え付けは晴れが続く日を選んで植え付けてください。
雨の当たらない軒下や明るい部屋で育てましょう。
ラベンダーのお手入れ方法5つのコツ
ラベンダーの5つお手入れ方法のコツを解説します。
季節によってお手入れは変わります。
ぜひ参考にしてみてください。
植え付けの時に水はけに配慮して植え付ける
ラベンダーのお手入れのコツは、なんといっても水はけに配慮することです。
傾斜があるところで水が下に下がっていくところに植え付けることがコツです。
また、苗を植える土の穴の中に直接ポット苗を植え付けるのではなく、鉢底に当たる部分に鉢底石をひきましょう。
その上に培養土をかぶせてからポット苗をおくと、水はけがよくなり根腐れを防止できます。
さらにポット苗からラベンダーを出した時も根を崩さずに植え付けます。
ラベンダーはそうすることで、根が痛まずに成長できます。
花の見頃が終わったら穂先を切りとる
花の見頃が終わったら穂先を切りとると、ラベンダーは秋の2回目の開花が期待できます。
切る場所は、上から2番目の葉の上です。
穂先を切り取ると、風通しが良くなります。
切り取った穂先でドライフラワーや押し花を作ったり、挿し木にしたりしましょう。
株を増やす準備をする
ラベンダーは3年目くらいから花が付きにくくなったり、木質化してきます。
花をこれからも楽しむためにも挿し木で新しい株を増やす準備が必要です。
穂先を切った時に、挿し木をする準備をしましょう。
弱剪定と強剪定を行う
ラベンダーは蒸れと暑さに弱い植物です。
梅雨時期に入る前に、ラベンダーに隙間がないと感じたら、弱剪定を行い、風通りをよくしてあげましょう。
秋の2回目の開花が見頃を終えたら、株全体の半分くらいをドーム型に強剪定するようにしましょう。
この時に、新芽を残すことを忘れないようにしましょう。
残った新芽から茎が出て、翌年に花をつけてくれます。
霜が降りる・雪が降る地域は対策をする
霜が降りる地域は、ラベンダーが植えてある地表面をポリエチレンフィルムや藁で覆うようにしましょう。
雪が降る地域は鉢に植え替えて、屋内で冬越ししましょう。
屋内も日中は日のあたる窓際に置き、夜は部屋の暖かい場所に移動するのがコツです。
ラベンダーはいつ咲くの?関東地方での開花時期とお手入れ方法のコツ【まとめ】
いかがでしたか?
北海道よりも暖かい気候の関東地方でラベンダーがいつ咲くのかがわかりましたね。
関東地方のラベンダーの開花時期は、早咲きだと千葉県で5月下旬、遅い地域で群馬県の8月下旬です。
ラベンダーは関東でも、栽培を楽しめる植物です。
それぞれコツが要りますが、コツさえ掴めば何年も楽しめるラベンダーです。
自分にあった方法を見つけて、栽培を楽しみましょう。
今回の記事が栽培の参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。