ラベンダーの土に鹿沼土を使うメリットは?成長を促すコツをご紹介
ラベンダーって、どうやって増やすの?
どうしよう!花が咲かなくなってきた…
ラベンダーを育てているとこのようなことを疑問に思う方がおられるのではないでしょうか。
今回は、ラベンダーの土に鹿沼土を使うメリットや、成長を促すコツを解説していきます。
ラベンダーを増やす代表的な方法として、挿し木があります。
初めて挿し木をする方でも簡単にできるように、まとめましたので試してみてください。
Contents
ラベンダーの挿し木とは?
挿し木とは、親株の穂先を用いて、子株を増やすことです。
ラベンダーは、3年ほど経つと新芽がつきにくくなり、最終的には枯れてしまいます。
枯れる前に親株をもとに子株を作る必要が出てきます。
ラベンダーの増やし方の手順
簡単にできる挿し穂を用いたラベンダーの増やし方をまとめてみました。
ラベンダーを増やすのに適した時期は、春です。
増やし方を説明します。
挿し穂が病気にならないためにも新しい土を用意しましょう。
それと、挿し木は失敗することもあります。
初めは苗ポットや育苗箱で10個分くらい挑戦することをおすすめします。
1、成長が盛んな「天芽」と呼ばれる穂先を10cmほど切ります(この枝を「挿し穂」と言います)
2、切り口を水に1時間ほどつけます
3、新しい土に穴を掘り、挿し穂を挿して、穴を埋めます
4、水をたっぷり与えます
5、日陰に置いて管理します
ラベンダーの挿し木後の管理方法
挿し木後、1ヶ月ほどで発根します。
その間は土が乾かないように、水やりを行いましょう。
発根が確認されたら、買ってきた苗と同じように鉢や庭に植えて育てていきましょう。
ラベンダーの土に鹿沼土を使う3つのメリット
ラベンダーの土に鹿沼土を使うメリットは、3つあります。
1つ目は、土の表面に穴があるので、ラベンダーの挿し穂を蒸れから守るメリットがあります。
2つ目のメリットは、水やりをするタイミングがわかることです。
鹿沼土は乾いていると白く、水を含んだ状態だと土は黄色になります。
土に含まれる水分の量が判断しやすいので、挿し木の管理がしやすいです。
3つ目のメリットは鹿沼土は無菌に近い土なので、挿し木の切り口から病気の感染を防げることです。
発根が確認できたら、ラベンダーが好む土であるアルカリ性に配合された土に植え替えましょう。
挿し木の成長を促すコツ
前述のとおり、鹿沼土を使うことは、挿し木の成長を促すコツになります。
それ以外での挿し木の成長を促すコツもご紹介していきたいと思います。
挿し穂の切り口に斜めにはさみを入れる
挿し穂の切り口を平らではなく、斜めにはさみを入れると、切り口の面積が広くなります。
面積が広くなることによって、水分をよく吸収したり、発根する量が増えたりします。
切り口をつける水に発根促進剤を適量加える
切り口を水に1時間ほどつける時に、発根促進剤を適量入れると発根する根の量が増えたり、切り口からの感染に対する抵抗力がついたりします。
土を乾燥させない
土を乾燥させないことで、根が成長します。
土の乾燥具合に気をつけて、水やりをするようにしましょう。
ラベンダーの土に鹿沼土を使うメリットは?成長を促すコツをご紹介【まとめ】
いかがでしたか?
挿し木の方法はいろいろあります。
今回は、ラベンダーの土に鹿沼土を使うメリットや、簡単にできる挿し木の方法をまとめてみました。
ラベンダーは蒸れに弱いので、水やりがポイントになってきます。
水やりのタイミングがわかりやすい鹿沼土での挿し木の方法をご紹介しました。
慣れてきたら、挿し木の土の作り方を勉強して、オリジナルで挿し木をしても楽しいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、素敵なガーデニングライフを…