ラベンダーの肥料の時期と施し方は?花後の管理方法や育て方を解説

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ラベンダーに肥料は必要なの?

ラベンダーの肥料の時期はいつ?

このように疑問に思われる方がおられるのではないでしょうか?

 

 

今回は、ラベンダーの肥料の適切な時期と施し方、花後の管理や育て方を解説していきます。

初めてラベンダーに肥料を施す人にもわかりやすいようにまとめました。

ぜひ参考にしてください。

 

 

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ラベンダーの肥料不足のサインとは?

ラベンダーはハーブの仲間です。

元気な状態のハーブには、肥料はいりません。

肥料を間違った時期や与えすぎてしまうと、肥料やけ(人で言う食べ過ぎで胸やけのようなもの)を起こしてしまいます。

しかし、以下のラベンダーの肥料不足のサインを見逃すと、開花率の低下につながります。

サインを見逃さずに必要に応じて肥料を施すようにしましょう。

 

①葉は萎れている

②葉が黄色くなる

③なかなか生育しない

 

このような症状がある場合、肥料を施すようにしましょう。

 

 

ラベンダーの肥料の時期と施し方は?

ラベンダー肥料の適切な時期と施し方についてまとめました。

 

ラベンダー肥料の適切な時期はいつ?

ラベンダーに追加の肥料を施す時期は、春と秋です。

ラベンダーの肥料は、ハーブ用の肥料でもいいですし、緩効性肥料であればどれでも大丈夫です。

梅雨時期に入ったら、地面や鉢の土に残っている緩効性肥料の粒を取り除くことがポイントです。

取り除くことで、肥料のカスが傷んで蒸れを発生させることを防ぎます。

追肥を施す時期が梅雨時期や真冬になると、ラベンダーの葉の色が薄くなったり、花が小さくなったります。

最悪の場合、枯れます。

施す時期を間違わないようにしましょう。

 

適切な肥料の施し方と量は?

適切な肥料の施し方は、株元から2〜3cm離して、一つまみか二つまみ施しましょう。

株元に近すぎると、肥料やけを起こしやすいです。

 

 

ラベンダーの肥料の種類

ラベンダーの肥料は粒状の緩効性肥料です。

ラベンダーの肥料の種類について、もう少し詳しく説明していきます。

 

肥料成分の種類

ラベンダーの肥料の成分の種類は、窒素とリン酸とカリウムです。

それぞれの成分について説明します。

 

チッソ

チッソ(窒素)という成分は、葉肥(はごえ)と言われています。

葉や茎のために与える肥料です。

ラベンダーが強剪定後に成長するために活躍する成分です。

 

リンサン

リンサン(リン酸)という成分は、実肥(みごえ)と言われます。

花の色や花の開花に欠かせない肥料です。

 

カリウム

カリウム(加里)という成分は、根肥(ねごえ)と言われます。

蒸れに弱いラベンダーの根の発達や抵抗力をつけてくれます。

 

肥料のパッケージに、肥料種類が書かれています。

「チッソ(N)6: リンサン(P)5: カリ(K)5」と書かれている場合、それぞれがその割合で配合されていることを意味しています。

この表記の場合は、茎と花と根だったら茎が一番よく育つように配合されています。

 

 

花後の管理や育て方!

花後の管理や育て方がわかると、肥料を施すタイミングがわかりやすく、管理がしやすくなります。

四季に沿って解説をしていきます。

 

強剪定後やっと葉や茎が伸び始める。

茎が伸びないなどの場合、肥料を施す。

 

花の後の管理で弱剪定を行う。

剪定後の回復に集中させたいので、株の負担になる肥料は与えない。

春に施した肥料も取り除く。

 

2回目の開花のために肥料を施す。

 

花の後の管理で強剪定を行う。

風通しが良くなるように、しっかり剪定をする。

株が休眠状態になるので、肥料は施さない。

 

 

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ラベンダーの肥料の時期と施し方は?花後の管理方法や育て方を解説【まとめ】

今回は、ラベンダー肥料の適切な時期と施し方、肥料の種類や成分、花後の管理や育て方を解説しました。

ラベンダーは肥料がほとんど必要がない植物です。

しかし、2、3年と木質化が進むと、茎の成長や花のつきが悪くなります。

そのような時には、春と秋に緩効性肥料を施すことがおすすめです。

花後の管理についても、年間の管理方法がわかれば、肥料のタイミングもわかりやすいです。

ぜひ、今回のまとめをラベンダーを楽しむヒントにしていただけたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。