コスモスの花言葉・紫色が持つ魅力や意味は？色別に豆知識をご紹介
皆さんは、花言葉を知っていますか？
花言葉は、その花の色や特徴を表すために与えられた言葉で、「愛」や「繊細」など、概念的な言葉が多いです。
起源は不明ですが、この世界に数多く存在する花の一つひとつに花言葉があると思うと、非常に興味深いですよね。
さらに、１つの花でも色別に違う花言葉があるのだとか・・・！
今日は、私が大好きなコスモスの花言葉について解説していきます。
Contents
コスモスのことを色々知りたい！
コスモスの歴史は古く、もとはメキシコの高山に自生していました。
その後、明治時代に日本へ伝来し、今では秋の風物詩としてすっかり日本人にお馴染みの花になりましたね。
コスモスの名前は、ギリシア語で「調和」を意味する「kosmos」に由来しています。
確かに、コスモスが一面に群生する様子は、大勢で支え合っているかのような温かく優しい雰囲気を醸し出していますよね。
花の色は数種類あり、日本では白・ピンク・紫色がメジャーですが、黄色や黒っぽい紅色のものもあるのだとか。
コスモスは種類によって花の形が異なるので、写真を見れば、皆さんも「あっ、見たことがある！」と思うかもしれませんよ。
コスモスの花言葉・紫色が持つ魅力や意味は？
これは色ごとに違うのですが、全般的に「愛」を謳ったものが多いです。
「乙女」「恋」「純情」といったワードが入っています。
その中でも、私が好きな紫色のコスモスは、「調和」という花言葉でした。
えっ、「私がなぜ紫色が好きか知りたい」ですって？
それは、穏やかでどこにも染まらない色だからです。
一般的に、色は暖色系と寒色系に分けられますよね。
赤やオレンジは暖色系、青や緑は寒色系、といったように。
では、紫はどちらか？どちらかといえば寒色系かもしれませんが、絵の具で赤と青を混ぜると紫色になります。
なので、私は、暖色と寒色のちょうど境界に位置していると捉えています。
私は生きるうえで誰かに影響を受けることを好みません。
色の例で言うと、暖色系にも寒色系にも入りたくないのです。
誰かの真似をしたりせず、常に自分らしくあることを信条とする一方で、他者の考え方や意見を受け入れる寛容さも兼ね備えており、誰かを否定したり、争ったりしません。
そういう意味では、紫コスモスの「調和」という花言葉が、自身にしっくりくる気がします。
花言葉に話を戻しましょう。
冒頭で述べた通り、花言葉は、１つの花でも色別に異なるものを持っています。
コスモスに関して、メジャーな色である、白・ピンクは「優美」「純潔」、黄色は「野生の美しさ」と、見た目の通り、コスモスの良いイメージを見事に象徴しています。
そんな中で、ひとつだけ、悲しい花言葉を持つコスモスがあるのをご存知でしょうか。
それは、「チョコレートコスモス」という品種です。
花言葉は「恋の終わり」。
なぜこうなったのかは不明ですが、私の憶測だと、他のコスモスが白やピンクなどの淡く薄い色をしていて、花言葉も前向きなものなのに対し、チョコレートコスモスは黒に近い紅色、いわゆるボルドー色をしています。
この色が「大人の恋愛」「黒＝終わり」などのイメージを表しているように思えて、こんな悲しい花言葉がついてしまったのではないでしょうか。
でも、終わりは新しいことの始まりです。
そう考えると、失恋しても人間は立ち直れると思いませんか？
ただ、チョコレートコスモスを人に贈るのは、やめておいた方が良さそうですね・・・。
昭和世代は必見！コスモスの豆知識
コスモスは、漢字で書くと「秋桜」となりますが、なぜこの字になったのか知っていますか？
「秋に咲く、桜みたいな花だからでしょ？」と思いますよね。
ズバリ、正解です！
ただ、「秋桜」は、あくまで「あきざくら」と読み、「コスモス」とは読まないのです。
強いていうならば、歌手・山口百恵さんの歌に「秋桜」というタイトルのものがありますが、これは「コスモス」と読みます。
もっとも、歌詞には「コスモス」という言葉は全く使われていないのですが・・・。
これが、「秋桜」をコスモスと呼ぶ人が出たきっかけになったのかもしれませんね。
コスモスの花言葉・紫色が持つ魅力や意味は？色別に豆知識をご紹介【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
コスモスは、決して目立つ花ではなく、控えめではあるけれど、可憐で優しい様をしていて、その花言葉は女性の謙虚な心を見事に表していますね。
皆さんの好きな花はなんですか？
もし興味があれば、ぜひ花言葉を調べてみてくださいね！
それでは、ご覧いただき、ありがとうございました。