コスモスの育て方!プランター選びのポイントや自宅栽培のイロハを一挙公開!
適度な高さがあり、やさしく風にそよぐ花・コスモス。
秋になると、日本各所で見頃を迎えますよね。
そんなコスモスを、「自宅でも育てたい!」と思いませんか?
コスモスは非常に育てやすいので、ガーデニング初心者の方にもおすすめの植物です。
今回は、コスモスの育て方について、プランターの選び方のポイントや栽培方法をじっくり解説していきます。
Contents
コスモスのプランターはどんなものを選べばいいの?
底が深いサイズの物を選びましょう。
コスモスは多湿に弱い性質があり、土が完全に乾いた状態で水やりをする程度で構いません。
浅いプランターだと、土の湿気が多く、コスモスの成長を妨げてしまいます。
お店に行くと、プランターは〇号という号数でサイズが表記されています。
この号数は直径のことで、直径3cmが1号にあたります。
プランターの深さは、この直径と同じくらいで、コスモスの場合は、高さが20~25cmあたりの7~8号サイズを選ぶのがベストです。
コスモスをプランターで栽培!必要なものは?
コスモスを植えるプランターを選んだあとは、栽培にあたり必要なものをご紹介します。
土
市販の草花用の土で構いません。量は3ℓくらいがちょうどいいでしょう。
肥料入りのものでも良いですが、コスモスを育てるにあたり肥料は不要です。
コスモスの種
ネット通販・ホームセンター・最近では100円ショップでも購入可能です。
支柱
これは、コスモスの背丈が伸びてきてから用意してもOKです。
コスモスは長いもので約2mもの高さに育ちますが、茎の先端についた芽を取る「摘芯」をすることで、高くなりすぎるのを防げます。
それでも草丈は伸びるので、目安として、50cmほどの高さになったら支柱を挿してコスモスを支えてあげましょう。
準備オーケー、さあいよいよスタート!コスモスの育て方は?
コスモスを栽培する準備が整ったら、さっそく植えてみましょう。
育て方をお伝えする前に、まずは植える時期から順を追って説明しますね。
コスモスの種を植える時期
コスモスの種を植える時期は7~8月がベストです。
コスモスは、種をまいてから開花まで約3か月かかります。
最近では、夏に花を咲かせる早咲きの品種も出ていますが、コスモスが咲くのに適した気温は15~30度なので、コスモス自体、真夏の暑さには耐えられるものの、その分土が早く乾いてしまい、水やりの手間が増えてしまいます。
この記事では初心者向けのコスモスの植え方を書いていますので、一般的な秋に咲くコスモスの設定で説明しますね。
それでは、育て方の説明に入ります。
植え方
プランターに土を入れ、指で土に1cmほどの穴をつくって、その穴に4~5粒の種をまいたら、軽く土を上にかぶせます。
土を上からギュッと押し付けるのはNG。
優しくそっとかぶせましょう。
発芽
コスモスは通常1~2週間で発芽します。
葉が4枚ほどついた頃を目安に間引きをしてください。
間引きとは、密集して生えた芽を、離れた場所に植え直すこと。
これをしないと、コスモスの根同士が水分や土壌の栄養を取り合い、どの株もきちんと育たなくなっていまいます。
開花
おめでとうございます!
開花したら、コスモスの綺麗な花を楽しむのと同時に、頑張った自分を存分に褒めてあげましょう。
この頃は9~10月頃になっていると思いますが、その後、10月末から11月以降にかけて、コスモスは枯れていきます。
寒さに弱いので、冬を越すことは出来ず、咲いたら1度きり・・・という、なんとも悲しい植物です。
ただ、枯れる際、花の中心に種を残すので、それを翌年にまた植えて楽しみましょう。
がっかりしないでくださいね。
見るだけじゃない!コスモスのもうひとつの楽しみ方
皆さん、押し花はご存知ですよね。
小さく切った植物の一部を、本に挟んでぺたんこにして保存する、あれです。
最近は時代が進歩して、ラミネート加工もできるようになりました。
このような形で、一生懸命に育てたコスモスを記念に取っておくのも良いでしょう。
コスモスの育て方!プランター選びのポイントや自宅栽培のイロハを一挙公開!【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は、コスモスの育て方についてご紹介しました。
用意するものも手間も少なく、ガーデニング初心者にぴったりの花です。
これからガーデニングを始める人も、もう始めているけれどコスモスを育てたことはないという人も、是非一度、ご自宅であの優しい花に癒されてみてください。
それでは、ご覧いただき、ありがとうございました。