コスモスを地植えするには?栽培方法のコツ、注意点をご紹介

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皆さん、ガーデニングライフを楽しんでいますか?

それとも、これから始めようとお考えですか?

ところで、あなたがこの記事に辿り着いたのは、コスモスをこよなく愛し、自宅の庭や畑に地植えをしようとお考えだからでしょうか。

そうだとしたら、コスモス愛好家である私はとても嬉しいです!

 

 

今回は、そんなあなたのために、コスモスを地植えする栽培方法についてお伝えします!

あなたにとって、お役に立てれば嬉しい限りです。

 

 

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コスモスの地植えをするにあたり、いくつか注意点を知っておこう

 

1.コスモスは植え替え厳禁!

コスモスは直根性(ちょっこんせい)と言い、根っこが土の下へまっすぐ伸びていきます。

こういった植物は、今生えている場所から別の場所へ移し替えられるのを嫌います。

なぜかというと、移し替えようと人間が土を掘った際に根っこを傷付けてしまう可能性があるからです。

傷付けてしまうと、植物のその後の成長に悪影響を及ぼします。

ですので、コスモスを育てる意志があるのであれば、

 

●地植えをする予定なら、最初から地面に植える

●鉢から地植えに変えるなら、まだコスモスが成長していない小さい苗の段階で行う

 

この2つを必ず守ってください。

鉢の中でかなり育ったコスモスは、もうその中に太い根をおろしており、植え替える行為は致命傷となります。

 

2.基本的にコスモスは肥料を与えなくても良い

コスモスは、もともとメキシコにある標高の高い場所に自生しており、雨の水と太陽の光だけで生きていました。

そのくらい生命力の強い花です。

ただし、種から発芽するまでには多くのエネルギーを使います。

その為、地植えをする際は、最初だけ肥料を与えるのが好ましいです。

地植えをする時に、あらかじめ肥料を土にまくことを「元肥(もとごえ)」といいます。

一方で、成長過程において植物が弱ってきたときに肥料を与えることを「追肥(ついひ)」といいます。

コスモスに必要なのは、前者である元肥です。

元肥は商品として四角いビニール袋にパンパンに詰まった状態で売られており、白く大きい粒の形をしています。

これを土にまくことで、雨水などで土壌に吸収され、コスモスの種に栄養が行き届く仕組みです。

コスモスは成長するにつれ背丈が伸びるのですが、追肥をすると私たち人間の手入れが大変になるほど大きくなってしまうので、元肥だけで充分なのです。

 

3.夜は真っ暗になる環境で育てる

コスモスは、発芽した後、日が当たらない場所で育つ植物です。

なので、夜に何かしらの光があたると、いつまで経っても成長せず、花が咲かない・・・

なんてことになりかねません。

開花後、夜にライトアップされるコスモスの名所が日本にはありますが、花が咲くまで、夜は真っ暗な場所で休ませてあげてくださいね。

 

4.地植えする場所は、風通し・日当たりの良い場所を選ぶ

コスモスは湿気に弱い花です。

土がカラカラに乾いていて、たまに雨の水によって地面が湿るくらいで充分なのです。

鉢植えと異なり、地植えの場合、人間による水やりは不要です。

ですので、この状態を保つ為にも、風通し・日当たりの良い土壌でコスモスを育てましょう。

 

 

コスモスの種まきから開花まで

これは通常のプランター栽培と同じで、7~8月の夏の時期に、土の表面から10cmほどの深さにコスモスの種をまいて育てます。

コスモスは3か月ほどで開花しますので、10~11月には満開のコスモスを堪能できるでしょう。

楽しみですね!

 

 

コスモスを長く楽しむコツは?

開花した花を少しでも長く楽しむコツがあります。

それは「枯れた花を早く取ってしまう」ことです。

枯れた花がいつまでもついたままだと、元気に咲いている花や、これから咲きそうなつぼみに栄養が行き届かなくなってしまいます。

おっと、枯れた花をそのままゴミ箱へ捨てようと思っているあなた、ストップ!

ちょっと待ってください。

花の中心に、黒く細長いものがたくさんついています。

それはコスモスの種です。

捨てずに大切に持っていてください。

植物には、冬を越してまた春が来れば花が咲く「多年草」と、一度咲いたらその後は咲かない「一年草」の2種類があります。

コスモスは一年草にあたり、一度育てたら冬を越した後も咲き返すことはありません。

悲しいですが・・・。

種を持っていれば、その翌年もまたコスモスを育てることが出来ます。

思い出作りのために、花が枯れる前にコスモスを押し花にしても良いですね!

 

 

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コスモスを地植えするには?栽培方法のコツ、注意点をご紹介【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

今回は、コスモスを地植えする際の注意点や、開花した花を長持ちさせるコツをお伝えしました。

プランターで育てるより、畑や庭にたくさんのコスモスを植える方が、咲いた時の感動もひとしおかもしれませんね。

それでは、ご覧いただき、ありがとうございました。

良いガーデニングライフを!

コスモス

Posted by miki