五山送り火は何時まで見れる?それぞれの送り火の点灯時間は?

2023年6月5日

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20時に市内の建物が照明を落とし、最初の大文字が点灯されるのは20時、その後各30分程度のため、最終の鳥居形が見られるのが20時50分頃とされています。

五山送り火当日の人出は毎年10万人程度と予想されており、市内の各所で交通規制が行われ、加茂街道、渡月橋周辺などが19時から21時の間、歩行者専用に道路になります。

 

 

涼しい部屋で中継を見るのも悪くはないのですが、当日は交通機関を使って、お目当ての文字、形が見える場所に少し早めに到着されることをお勧めします。

途中で移動を考えておられる場合は、何時まで見られるかも確認をお願いします。

 

 

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「大」は東山如意ヶ嶽で20時から約30分間

五山送り火の中では最も有名であり、鑑賞スポットの鴨川周辺は多くの見物客でにぎわいます。

市内の中心、大半の場所から鑑賞可能です。

前日から当日の午前中まで銀閣寺で一般のかたからの護摩木を募り、送り火の点火材料として山の上にある火床へ運ばれます。

点火1時間前から浄土院の住職や保存会の皆さんにより般若心経が唱えられ、竹に麦藁を結び付け松葉を先端につけた松明で先に灯されていた灯明から金尾に親火を移して一斉点火されます。

 

 

「妙」「法」は松ヶ崎西山と松ヶ崎東山で20時5分から30分間

京都駅からは少し遠いので少し穴場ではありますが、妙の字は北山通りの京都ノートルダム女子大学付近、法の字は高野川の堤防からよく見えます。

地下鉄松ヶ崎駅の東出口西側にある武興門ビルで前日、当日の昼過ぎ頃まで護摩木を受け付けています。

北山通りからは後述の船形も見えますので、何時までかと言われると約20時40分まで、併せると若干ながら他より長く見られますのでお勧めです。

 

 

船形は西加茂船山で20時10分から30分間

当日の朝早くから地域の皆さんで準備をされるため、例年8月3日から前日まで西方寺の駐車場で護摩木を受け募っておられます。

妙の字と同じ北山通りから鑑賞できます。

特に北山大橋からはよく見えるのでお勧めです。

 

 

左大文字は衣笠大北山で20時15分から30分間

この山は岩が多く火床が作りづらかったため、以前は箒火を燃やしていたようですが現在はコンクリートの火床を用いられています。

西大路通り、円町から金閣寺周辺から鑑賞可能です。

2日前から金閣寺で護摩木を集められます。

 

 

鳥居形は嵯峨曼茶羅山で20時20分から30分間

一番有名な鑑賞スポットは渡月橋です。

もともと一大観光地でもあること、嵐山線も当日は大変混雑しますので、何時まで見られるか、何時までならその後の移動がスムーズか等を考えておくとよいかと思います。

また、意外と知られていないのがバス移動です。

嵐山・大覚寺行きで嵐山公園下車徒歩1分程度ですのでこちらもお勧めです。

なお、鳥居形は同じ右京区の広沢池周辺からもよく見えます。

交通規制がありますが、公共交通機関を使えば問題ありませんし、広沢池は観光客が渡月橋ほど多くないので穴場かもしれません。

護摩木は13日から八体地蔵付近で募られています。

 

 

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五山送り火は何時まで見れる?それぞれの送り火の点灯時間は?【まとめ】

大文字の点火から5分おきに各所が点灯していきます。

気象条件によっては時間の変更等もありますので、強風などの場合は少し気にかけておられるとよいかもしれません。

何時までかは正確でないのですが、だいたいどの箇所も30分程度と考えておくとよいかと思います。

時間に余裕があれば、護摩木の寄付をしてみてもよいかもしれません。

それ以外にもクラウドファンディングで京都五山送り火コーヒー(京都五山送り火連合会の協力で五山送り火で使用した消し炭を焙煎に一部使用されています)も販売されており、一部を送り火の運営に寄付される商品もありますので、観光プラスアルファで何か考えるのもよいかもしれません。

なにはともあれ、今年も五山送り火が無事に開催されますように。