オカメインコがおしりフリフリをする意味は?その行動に隠された原因や対策

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ペットのオカメインコがおしりをフリフリしている…そんな行動を見たことがありませんか?

リズムに乗って踊っているワケでもなく、構ってほしいワケでもなさそうな、不思議な行動ですよね。

 

 

今回は、そんな不思議なオカメインコのおしりフリフリの意味について解説いたします!

これを読めば、そのおしりフリフリの動作に隠された意味や、その原因や対策を知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください!

 

 

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オカメインコのおしりフリフリの意味は?

オカメインコのこの行為は、実はオスとメスによって意味が違います。

オスがお尻を左右に振って何かにこすりつけようとしている行為は、”発情行動”になります。

メスの場合だと、嬉しくてご機嫌な時にこの行動が見られますが、このおしりフリフリの動作はほとんどオスが見せる行為です。

この行動を見て初めてオスだと分かった!という飼い主さんもすくなくありません。

 

 

オカメインコの発情期のデメリットと注意点

おしりフリフリの意味は、発情期のサインだということが分かりましたが、それだけなら特に何もしないで放っておこう…というワケにはいきません。

インコにとって発情期は自然なものではありますが、ずっと続くと命に関わる事態になりかねません。

では、オカメインコが発情することによるデメリットをご紹介いたします。

 

エネルギーの消耗が激しい

発情が続くと、それだけ体力を消費することになり、オスの場合は精巣ガンになるリスクが高くなります。

産卵をするメスの場合だと、一回の産卵でも非常に激しいエネルギーを消耗するので、発情がずっと続くと身体に負担がかかりすぎて命を落とす危険があります。

 

吐き戻しが多い

発情期に入ったインコは、自分が食べたエサを相手に食べさせようとプレゼントする”吐き戻し”という行動をします。

一時的な発情期なら問題ありませんが、発情が続くようだとエネルギーの消耗が激しくなるので、注意しましょう。

 

鳴き止まない

発情したオカメインコのオスによく見られる傾向として、パートナーを呼ぶために鳴き続けます。

また、つがいのメスがそばにいる場合は、相方のオスをパートナーと判断して求愛のために鳴き続けます。

これもインコの体力を消耗する原因の一つとなり、何より近隣との騒音トラブルにもなりかねません。

 

 

オカメインコの発情を抑制する方法は?

発情をするとおしりをフリフリして、放っておくといつまでも発情期…そんなオカメインコですが、飼い主が適切に処置をすることによって、発情を止めたり抑える事が出来ます。

ここでは、インコの発情を抑制する方法をいくつかご紹介します!

 

日照時間を短くする

発情を抑える方法に、日に照らされる時間を短くする方法があります。

ポイントは日光を浴びる時間だけでなく、室内のライトに照らされる時間も考慮することです。

早めにケージにカバーをかけるなどして、部屋を暗くする時間を長くすれば発情の抑制が期待できます。

 

対象物を取り除くか、代わりを用意する

発情期のインコは、とにかく色々な物を発情の対象とします。

飼い主の手やおもちゃの人形、なんと鏡に映っている自分にまで!

心当たりのあるおもちゃや物を取り除いてみましょう。

ただし、対象物が無くなったことによりストレスが増える可能性があるので、代わりの物を用意するなど、工夫をして様子を見るのも一つの手です。

 

 

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オカメインコがおしりフリフリをする意味は?その行動に隠された原因や対策【まとめ】

いかがでしょうか?

今回は、オカメインコのおしりフリフリの意味や、その原因や対策について解説いたしました!

一見ただ踊っているだけのようにも見えますが、その行動の裏には意外と重要なサインが隠されていましたね。

もちろん序盤でも述べたように、ただ嬉しくてフリフリしてるだけという事もあるので、見分けが難しい場合は一度獣医に相談してみるとよいでしょう。

オカメインコの行動や仕草を把握し、今後もより良い関係を築ける事を祈っています!