蚊は気温20度で活発になる?種類別にその特徴や適温を徹底解説!

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蚊って1種類じゃないの?

気温によって蚊の活動する種類が違う?

蚊が最も活発になるのは一体何度なの?

このように疑問に思われている方がおられるのではないでしょうか。

 

 

この記事では、蚊にとっての気温20度とはどのような気温なのか、蚊の適温について解説していきます。

日本にいる蚊の活動時間の違いや、気温との関係性、蚊が活動する気温やいなくなる気温についてもご紹介していきます。

是非、蚊との付き合い方の参考にしてください。

 

 

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蚊は気温20度で活発になる?種類によって違う!

蚊の活動する気温と時間の関係はあります。

蚊の種類によっても活動時間が違い、気温が関係しています。

日本にいる蚊は、3種類います。

種類別に朝から夜まで注意が必要で、それぞれ特徴があります。

蚊の種類別に注意点をまとめてみました。

 

アカイエカ

家の中によくいる蚊。

約20〜30度の気温を好む。

夕方から活動し、吸血の盛んな時間帯は20時頃と朝6時頃の2回。

明け方になったら休む。

 

チカイエカ

ビルや地下によくいる蚊。

約20〜30度の気温を好む。

低温(10度以下)にも強い。

夜間に活発。

水がたまる排水溝などで活動。

日中は休む。

 

ヒトスジシマカ

ヤブ蚊と言われる蚊。

約25〜30度の気温を好む。

薄暗い湿度の高いヤブ林や雑木林を好み、明け方から昼前までと夕方(15時〜19時頃)に活動する。

夕方は気温により活動をする時がある。

夜間は休む。

 

 

蚊が活発になる適温は?

どの蚊も25度から30度前後が活発になる気温です。

気温が35度以上になると、ヒトスジシマカの生命の危険性がでてきます。

真夏の日中にヒトスジシマカが活動していないのは、そのためです。

猛暑でも生き残っている蚊は、涼しいところを見つけた蚊です。

日陰やクーラーが効いた屋内など、蚊がいる事ができる場所はいろいろあります。

 

蚊が気温20度以上で活動する理由

蚊は、変温動物です。

20度以上が活動開始するのに適温です。

20度以上になると、オスは草の栄養を吸い、メスは人や動物の血液を吸い始めます。

そして、オスメスともに栄養をつけると産卵します。

 

 

蚊がいなくなる気温は?

蚊も気温によっていなくなります。

気温が低い場合と高い場合でまとめました。

 

気温が低い場合

アカイエカとヒトスジシマカは20度を下回ると蚊が生きていけなくなります。

また、雨などで最低気温が下がるといなくなったように思えます。

しかし、雨が上がり気温が上がると再び蚊は活動を開始します。

チカイエカはイエカの蚊ですが、寒さに強く10度以下になっても活動します。

そして越冬もします。

冬になっても蚊に刺されるのは、チカイエカに刺されたからです。

チカイエカがいそうな地下や暗い水辺に行く時には、冬であっても虫除けをしましょう。

また、蚊は暗い色に引き寄せられます。

刺されにくくするためには、ダボっとした白い服か明るい色の服をきて出かけることをおすすめします。

 

気温が高い場合

逆に暑さに強い蚊でも、気温が40度をこえると活動が鈍くなってきます。

真夏の日中に蚊が居ないのは暑すぎるからです。

 

 

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蚊は気温20度で活発になる?種類別にその特徴や適温を徹底解説!【まとめ】

いかがでしたか?

今回は、蚊にとっての気温20度がどのような気温なのかを解説しました。

日本にいる蚊の3種類の活動時間の違いや気温との関係性がわかりましたね。

3種類とも、気温が20度をこえると活発になり、ヒトスジシマカは35度をこえると生命の危険性さえ出てくることがわかりました。

チカイエカは10度以下でも耐え、冬でも吸血をし、冬越しする蚊だということもわかりました。

このように蚊は気温との関係が深い昆虫であり、一年中気をつける必要があることがわかりました。

今回の記事が蚊に刺されないための参考になったら幸いです。

Posted by miki