蚊の吸血する仕組みは?針の太さや刺されても痛くない理由を徹底解説

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いつ刺した?

いつの間にか蚊に刺されてる!

何で蚊に刺されても痛くないの?

蚊が刺す針の太さってどれくらい?

蚊は何回でも血を吸えるの?

など、蚊に刺されるたび何気なく様々なことが疑問になってきませんか?

 

 

今回は、蚊の吸血する仕組み、針が痛くない理由などを徹底解説していきます。

どうぞ最後まで読んでみてください。

 

 

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蚊の吸血の仕組みとは?

蚊の針の本数と吸血の仕組みは複雑です。

1本に見える蚊の針は、6本の針から吸血しています。

全部違う形の針です。

 

6本の針の役割と仕組み

 

・1本の針は唾液を送り込みます

・2本の針はギザギザしたノコギリ状で、皮膚を刺します

・1本の針は血を吸うポンプの役割をしています

・2本の針は血が漏れないように両側からフタをするためにあります

 

蚊の針の長さと太さ

蚊の針の長さと太さは、ものすごく細かいです。

実際の針の長さは、約2mmです。

これはほとんどの布の生地を貫通する長さになります。

そして、針の太さは直径は約25μmです。

人の髪の毛が50〜100μmなので、蚊の針の太さは、その半分から4分の1の細さになります。

蚊の針が長くて細いからこそ、吸血が簡単に行えるのでしょう。

 

 

蚊の吸血が痛くない理由は?

蚊の針が長く、細い他に、痛くない理由があります。

その2つを紹介します。

 

・唾液の成分により痛くない

・蚊の針の構造により痛くない

 

唾液の成分により痛くない

蚊の唾液の成分には3つの成分があります。

蚊の1本の針から、蚊の唾液が送り込まれます。

その唾液の成分は、麻酔の作用です。

そのため、刺されても、痛くなく吸血されてしまいます。

唾液のその他2つの成分は、かゆみの成分と血を固まりにくくする成分です。

血を固まりにくくする成分は、血液をサラサラにすることによって、吸血をスムーズにする効果があります。

 

蚊の針の構造により痛くない

蚊の吸血が痛くない理由は、6本の針のうち2本のノコギリ状の針に理由があります。

ギザギザした2本の針は、サクサクと振動しながら、人の皮膚や筋肉の中に刺して入っていきます。

あまりに細かい振動なため、痛くなく気がつきません。

 

 

蚊が人の血を吸う理由は?

人の血を吸う理由は、メスの蚊が卵を作るために行います。

血にはタンパク質などさまざまな栄養があるからです。

オスは吸血しません。

植物から栄養を吸います。

オスメス、それぞれ栄養が満たされると卵を産みます。

 

 

蚊が血を吸う回数は?

メスの蚊が血を吸う回数は、蚊の一生のうちに3〜5回です。

同じ蚊が1日に何回も血を吸うことはなく、産卵の度に血を吸います。

吸う血の量は自分の体の重さと同じくらいです。

血を吸い切るまでにかかる時間は、うまくいけば30秒ほどで、うまくいかない時は数分かかることもあります。

1匹のメスにつき3〜5回だからと、まあいいか〜と思うかもしれませんが、1回の産卵で100~200個の卵を産みます。

5回産卵すると1000個で、全部孵化したら大変です。

 

 

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蚊の吸血する仕組みは?針の太さや刺されても痛くない理由を徹底解説【まとめ】

いかがでしたか?

蚊の吸血する仕組み、針が痛くない理由、蚊が人の血を吸う理由などを解説しました。

様々な疑問が解消できたのではないでしょうか。

蚊の針は1本に見えて、実は6本もあったり、それぞれに役割があることがわかりました。

針の長さや太さも、吸血するのにちょうどいい長さや太さになっていました。

蚊の唾液の成分や針の構造が、刺されても痛くない仕組みになっていましたね。

メスの蚊が吸血する理由は、卵を作る栄養をとるためであり、その回数は一生のうち3〜5回で、一度の産卵で100~200個の卵を産みます。

産卵させないためにも、蚊に刺されないようにしましょう。

この記事が蚊に刺されないようにするための知識になれば幸いです。

Posted by miki