クリスマスローズの種まきから開花までどのくらいかかる?お手入れ方法を解説

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寒い季節に可憐な花を咲かせるクリスマスローズを種まきから開花まで育ててみたい!

だけど、種をまいてから、何年で花が咲くのか分からない!

 

 

 

クリスマスローズは種まきから開花までは、なんと2年の月日がかかります。

月日がかかるだけではなく、どのようなお手入れが必要なのか?

クリスマスローズの種まきから開花までを徹底的に調査しました。

 

 

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クリスマスローズの種まきには準備がいる?!

クリスマスローズの種は、事前の準備が必要です。

さて、その準備はどのようなものなのか?

確認しましょう!

クリスマスローズの種をまく前の手間があることをお忘れなく!

簡単と言われる方法は、発芽が期待できる方法です!

ティーパックに種とバーミキュライトかパーライトを大さじ山盛り5杯入れ、殺菌剤のダコニールかベンレートを500から1000倍に希釈した液に浸し、種に十分水を吸わせ、膨らませます。

次に、赤玉土中粒を入れた7~8号の鉢の中央に、種を入れたティーパックと赤玉土を入れ、灌水します。

その後は、鉢に覆いをして、雨や直射日光の当たらない屋外で、土や種子が乾燥しないように灌水し、9月中旬以後の種まきの時期まで、日光の当たらない日陰で保存します。

クリスマスローズの種を土中に保存して、9月から10月の種まきの時期に備えます。

 

 

クリスマスローズに種をまく時期と種まきの方法は?

種をまく時期は、9月中旬から10月下旬がおすすめ!

気を付けたいのは乾燥です!

ここでは、鉢で種を育てる方法について解説します。

用意する鉢は5号鉢(口径15センチメートル)です。

そこに、赤玉土小粒を7分目まで入れます。

次に用土を濡らし、その上に保存していたクリスマスローズの種を、1センチメートル間隔にまきます。

種まきが終わったら、種の上に1センチメートル位、赤玉土小粒をかけ、発芽の季節まで用土や種の乾燥に注意しながら、直射日光や雨の当たらない屋外で保存します。

 

 

クリスマスローズの種をまいた後の育て方のコツは?

種をまいた後に気を付けたいポイントやコツを、育てる前に知っておきましょう。

種をまいてから、発根発芽するまでの数ヶ月は、クリスマスローズの低温処理の時間になります。

この時期は、鉢を家の中に入れないでください。

そして、直射日光を避け、種や土の乾燥に気を付けます。

そして、雨がかからない場所に置きます。

雨がかかると、土に雑菌が入り、種を腐らせて、発芽しない原因になります。

翌年の1月中頃になると、双葉が土の表面に現れます。

発芽後は、立ち枯れ病などにならないよう、数週間ごとに殺菌剤(タチガレンなど)を散布します。

発芽を始めたら、乾燥だけではなく、土の加湿にも注意が必要です。

本葉が数センチメートルほど立ち上がったら、口径15センチメートルのビニールポットに植え替えます。

植え付けの土のブレンドは、基本は赤玉土を6割、腐葉土を3割、軽石か鹿沼土1割を混ぜ合わせます。

マグァンプK小粒などの元肥は、肥料効果が2~3ヶ月位の元肥を使うとよいですね。

 

 

初夏から真夏にかけてのクリスマスローズの管理方法

移植したクリスマスローズの苗を育てるポイントをいくつか挙げてみました。

クリスマスローズの苗をビニールポットに移植して、しばらくすると新しい本葉が発生します。

この時期は、肥料過多にならないように注意しながら、5月の終わりまで液肥を与えます。

また、この時期は、気温が25度を超える夏日が多くなりますので、遮光の準備を始めます。

ホームセンターなどで売られている、銀色の遮光ネット(70パーセント前後遮光)を、人の背丈位の高さに掛け、クリスマスローズに日光が当たるのを避けます。

梅雨の時期は、クリスマスローズは成長を止めているように見えますが、新しい葉を伸ばそうとしています。

この時期は、灰色カビ病が多く発生します。

病害を防ぐためにも、殺菌剤の散布をします。

 

 

秋から冬にかけての管理方法

種から育てて、もうすぐ1年!

何に気を付けるべきなのでしょうか。

秋の彼岸を迎えた頃から、遮光ネットを取り外し、クリスマスローズを日光に当てます。

そして、液肥や固形肥料を与え始めます。

そして、18センチメートル前後のポットに植え替えます。

植え替え後、1週間を過ぎたら、固形肥料や液肥を与え始めます。

この時期は、気温の変化が大きいので、一度に多くの肥料を与えると、根腐れの原因になります。

注意しましょう。

 

 

クリスマスローズ開花までの管理方法

種をまいてから、双葉、本葉がでてきました。

これから先の注意点を確認しましょう。

クリスマスローズは、生育期にたくさんの水が必要です。

鉢植えの場合、土の表面が乾いたら水をあげましょう。

ただし冬場は凍結に、夏場は根腐れに注意します。

時期によって水の量を変えるのが大事です。

クリスマスローズは日当たりの良い場所を好みますが、強い直射日光に当たりすぎると、株が弱ります。

なので、半日陰の場所で管理しましょう。

とくに夏は日差しを避け、春と秋、冬は、日なたで管理するのがおすすめです。

 

 

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クリスマスローズの種まきから開花までどのくらいかかる?お手入れ方法を解説【まとめ】

クリスマスローズの種まきから開花まで、約2年かかります。

本州の平地では、前の年1月の発芽から数回に渡って鉢を換えられ育てられてきた苗は、順調な生育をしていると、発芽から満2年で初めての花を見せてくれるようになります。

クリスマスローズの花を見られるまで後少しです!頑張ってくださいね!