ボーダーコリーは毛が抜ける犬種？被毛の特徴やお手入れ方法をご紹介
犬にはシングルコートとダブルコートの犬種にわけられます。
シングルコートの子は換毛期がなく毛が抜けないとされています。
ダブルコートの犬種は毛が抜ける犬種になります。
ボーダーコリーはどちらなのでしょうか？
この記事では、ボーダーコリーは毛が抜ける犬種なのか、被毛の特徴やお手入れ方法をご紹介します。
お手入れが行き届くとボーダーコリーも気持ちよく過ごせます。
飼い主もボーダーコリーも抜け毛に悩まないようにしていきましょう。
Contents
ボーダーコリーは毛が抜ける犬種？
ボーダーコリーはダブルコートの犬種になります。
ダブルコートとは、オーバーコートとアンダーコートの二重構造になっていっます。
換毛期は冬毛・夏毛が入れ替わる時期なので、春と秋の２回に換毛期があり毛が抜けます。
ボーダーコリーのような中型犬や大型犬を最近では室内で飼うことが多くなってきていますので、家の中が毛だらけになるという事もあります。
抜け毛が多いので放っておくと毛玉にもなります。
ダブルコートの犬種でも毛が抜けにくい子もいますが、ボーダーコリーは毛が抜けるので、季節の変わり目に毛が抜けはじめたら換毛期のサインになります。
毛が抜ける事で温度調節をする生理現象になりますので、抜け毛のケアは必要になってきます。
定期的なブラッシングが必要なボーダーコリーですが、換毛期はより念入りにブラッシングしてあげましょう。
子犬の頃からブラッシングに慣れておくと、成犬になっても嫌がることなくできると思いますので、スキンシップの一環でブラッシングができると理想かもしれません。
ボーダーコリーの被毛のお手入れ方法は？
ブラッシング
ブラッシングすることで毛並みがよくなり、ツヤツヤ感のある毛並みになります。
ブラシは長毛用・短毛用とありますので、ボーダーコリーに合うブラシでしてあげてください。
長毛用でも引っ張られる感が強いと嫌がる子もいますので、相性のよいブラシを見つけてください。
ブラッシングをすることで、ダニ被害を防ぐこともできますので、皮膚病予防にもなります。
ブラッシングしながら愛犬の健康チェックもしてみてください。
ブラッシングは気持ちいいものとわかると、ボーダーコリーのほうから、ブラッシングもっとしてーと寄ってくるかもしれません。
そんな時はスキンシップができていて信頼関係もあるといってよいと思います。
毛の美しさと健康のためにブラッシングは定期的にしてあげましょう。
週に１回～２回はブラッシングをして毛玉ができないようにしましょう。
毛が長い子は特に後ろ足の付け根部分が毛玉のできやすいようなので、足の付け根はよく見てあげるようにしましょう。
換毛期になると５分以上ブラッシングする飼い主もいるようですので、根気よく、かつ、強すぎず弱すぎないブラッシングで、皮膚を痛めてしまわないように注意しましょう。
ものすごく毛が抜けて驚くかもしれませんが、換毛期は仕方ありません。
トリミング
毛が伸び続ける犬種ではないので、こまめなトリミングは必要ないかと思いますが、暑さに弱いところがありますので、春先の換毛期に合わせてトリミングをする方が多いようです。
トリミングはお金がかかるので飼い主自身でトリミングする方もいるようです。
はじめて飼う方は必要以上に毛を短くしてしまう可能性もありますので、無理はしないようにトリマーさんにお願いしましょう。
トリミングのポイントがわかって、愛犬も嫌がる事がないようでしたら、ご自身でトリミングしてもよいかと思います。
シャンプー
ボーダーコリーのシャンプーの頻度は月に１回程度がいいそうですが、個体差はありますので、体臭や汚れを見て月に２回～３回が適切という事もあります。
なんか毛がペタペタするなーと思ったら飼い主自身でシャンプーをするかペットサロンでシャンプーをしましょう。
お家でシャンプーする場合は乾くまで時間がかかりますので、湿っぽいままにぜす、根元まで乾かしてあげてください。
ボーダーコリーは毛が抜ける犬種？被毛の特徴やお手入れ方法をご紹介【まとめ】
ボーダーコリーは毛が抜ける犬種ではありますが、毛がある動物には抜け毛はつきものだと私は思います。
犬は自分でブラッシングもシャンプーもできませんので、飼い主の愛のあるお世話とお手入れをしてあげてください。
体をブルブルとした時に毛が舞う事がありますので、フロアモップやコロコロは常備しておいたほうがいいですね。
換毛期の時期以外に毛が抜ける場合は、ストレスや皮膚病の可能性があります。
その場合は、獣医さんに診てもらいましょう。
ボーダーコリーのトリミングでの注意点としては、必要以上に短くカットしてしまうと皮膚や被毛の健康バランスが崩れてしまう可能性があります。
なのでサマーカットなどのように短毛にすることはおすすめできません。
毛が抜ける換毛期は特にブラッシングをして、愛犬の皮膚と健康を保ちましょう。