保護猫の威嚇はいつまで?理由と距離の縮め方のコツ!

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保護猫をお迎えしたものの威嚇していて、いつまで警戒され続けるのだろう?

このまま一生触れないのでは?

とお悩みの方もいるはず。

 

 

元野良猫は特に人間に対して警戒心が強いです。

ケージの隅で固まっているところをちょっと見たりするだけでシャーっと威嚇されてしまうことも。

トイレ掃除やお水の交換するのも一苦労ですよね。

また先住猫がいる場合、その猫に対して威嚇することもあります。

そんな威嚇してしまう保護猫について、いつまで続くのか、理由などをご紹介していきます。

 

 

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保護猫が威嚇する理由は?

猫の性格は幼い頃の環境が大きく影響します。

社会化期というのが生後2週齢〜9週齢頃にあり、その頃に人間と触れ合う機会が無いと人との接し方がわからず警戒したり怯えてしまうそうです。

なので野良猫など人間と接する機会が少ない保護猫は、人馴れしていないため威嚇しやすいということになります。

筆者の猫も保護猫ですが、仔猫の頃に保護されてほとんど人間に育てられています。

ボランティアさんの家で人間に遊んでもらったりご飯を貰ったりお世話をしてもらっていて、その後は保護猫カフェで生活していたためか、うちに来てからもシャーっと威嚇しているところは見たことがありません。

知らない来客も興味津々で近寄っていきます。

この社会化期の影響が大きく関わっているなと感じました。

また猫は縄張り意識が強い生き物ですので、猫だろうと人間だろうと自分のテリトリーに侵入されたと思うと本能的にシャーと威嚇します。

ケージやいつもいる場所が縄張りになっている場合、ちょっとでも視線を送り続けたり手を伸ばすとシャーと怒られてしまうでしょう。

人間側も悪気は無いはずですが、こちらも怪我をしてしまう可能性もありますのでしつこく構わないであげてください。

 

 

保護猫の威嚇はいつまで?人馴れするまでの期間は?

いつまで威嚇され続けるのか不安を感じている人も多いかと思います。

完全に猫の性格によりますが、一生触れないということは無いでしょう。

筆者の猫がいた保護猫カフェも、高いところからずっと降りてこない猫、ケージで固まってる猫、触ろうとするとシャーっと威嚇してくる猫など、実際に飼えるのだろうか?

と思う猫は結構いました。

それでも人間との触れ合いやお世話をしてもらうことで、少しずつ距離は縮まっていきます。

その後里親さんのお家に行ってからもちゃんと馴れています。

1年以上経ってからお膝に乗ってくれるようになったり、撫でられるようになったりなど、時間はかかってもいつかは猫の方からよって来てくれる日がくるので安心してください。

 

 

保護猫とどうやって距離を縮めるの?

ご飯をあげたりトイレ掃除をしたり普段のお世話でも猫との信頼関係は築けていけるのですが、おやつに猫が大好きなちゅーるなどをあげて距離を縮める方法もあります。

手で持ってあげるので物理的に距離も近いですし、猫側も美味しいおやつを食べられて良いイメージが残ると思います。

またおもちゃで遊んでみるのも良いです。

猫じゃらしや棒にマスコットが付いてるようなおもちゃはケージの隙間からでも遊べます。

ただ紐がちぎれてしまったりパーツが取れそうな、誤飲の危険があるおもちゃは控えましょう。

遊ぶ前に軽く引っ張ってみたりほつれが無いかなど強度を確認してください。

それでも威嚇されてしまう場合は、無理せずこちらから構いすぎないことです。

更に怖い思いをさせてしまうので、かえって逆効果になります。

またいつまで触れないんだろうと焦る気持ちも猫に伝わってしまいます。

こちらが興味無いふりをしていると、猫側からなぜか寄ってきたりします。

猫のペースに合わせて無理をさせないことも信頼関係に繋がるでしょう。

猫と人間、お互いそれぞれの時間を大事にしてみてください。

 

 

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保護猫の威嚇はいつまで?理由と距離の縮め方のコツ!【まとめ】

威嚇してしまう保護猫は幼少期の環境がかなり影響しています。

人間も突然苦手なことや恐怖心を克服することは難しいですよね。

いつまで威嚇され続けるのか、このまま人馴れしないのかなんて考えるかもしれませんが、人間側が猫に合わせて距離を縮めていくことが大事です。

構ってあげたりお世話することで仲良く馴れる場合もありますし、逆に気にしないふりをしていたら近寄ってきてくれたり猫によって様々です。

一度心を開いてくれれば猫から沢山の愛情表現をしてもらえることでしょう。

ツンデレなんて言われてますが、猫の愛情表現はストレートで可愛らしいものです。

ぜひその日がくるのを楽しみにお世話を続けてあげてくださいね。

保護猫

Posted by miki