保護猫が隠れて出てこない理由は?対処法と適切な飼育環境

2023年5月14日

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保護猫をお迎えしたのに隠れて出てこないなんてことはよくあるようです。

私の家にいる猫も保護猫ですが、警戒心よりも好奇心の方が強いようで、お迎え初日から家の中を探索していました。

ただ家の点検業者だったり友人が遊びに来ると警戒して部屋の隅に隠れたりします。

 

 

猫によって性格は様々ですが、何かに警戒して隠れている状況を見たことある人は多いかと思います。

そんな猫が隠れて出てこない時の理由や対処法を紹介していきます。

 

 

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保護猫が隠れて出てこない理由は?

保護猫の場合、人間にまだあまり慣れていないことが多いです。

野良猫だったり引き取り屋だったり多頭飼育崩壊だったり、今まで暮らしていた環境から突然人間に保護されて、知らない家に連れてこられるのはストレスと恐怖心でいっぱいです。

また警戒心から本能的に狭いところに身を隠している可能性が高いです。

猫ってベッドやソファの下とか棚の隙間とか、暗くて狭いところにいるイメージがありますよね。

人間の手が届かないようなところや目につかないところで、様子を伺っているのかもしれません。

慣れるまで隠れて出てこないことは多いので、どうしようと焦らず一旦こちらも様子を見てみましょう。

 

 

保護猫はどうやったら出てくるの?

あまり気にしすぎずに、猫が出てくるまで待つのが良いかと思います。

うちの猫も友人が遊びに来るとカーテンの裏やテレビ台の下に隠れてあまり出てきません。

友人は猫の姿を見たり一緒に遊びたいと思っておもちゃを駆使して頑張るのですが、逆に引いています。(笑)

諦めてしばらく気にしないでいると、突然出てきたりします。

人間が見ていない時に、この人は安全か猫なりに観察しているのだと思います。

猫は目をじっと見つめられると喧嘩を売られてる・威嚇されていると思うらしく、隠れて出てこないところをわざわざ覗き込んだり見続けることはやめた方が良いです。

人間に慣れていない保護猫は特に警戒されてしまうので、気になるかもしれませんが我慢してください。

夜、人間が寝ている時にこっそり探索したり、猫が大丈夫そうだと思ったタイミングで出てくるはずです。

信頼関係を築くためにも猫のペースに合わせてあげてください。

 

 

保護猫が慣れるまでの飼育環境は?

慣れるまではケージ飼いにする場合もあるようです。

高いところや隙間に隠れて出てこないと人間もどこにいるかわからない…と不安になりますよね。

ケージにいればご飯を食べたりトイレも好きな時にできますし、猫にとっても自分の縄張りができて安心です。

ここは安全な場所だと思えたら少しずつ家の中も探索し始めて、いざとなったら隠れる場所はケージの中なのでお互い安心です。

ケージは2〜3段ぐらいの高さがあるもので、飲み水・トイレ・爪研ぎは常に置いておくようにしましょう。

おもちゃは誤飲のリスクがあるので置かない方が良いです。

またケージが覆いかぶさるぐらいの大きい毛布をかけて、できるだけ暗くて周りの視線も気にならないようにしてください。

場所も部屋の隅などが落ち着くと思います。

 

 

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保護猫が隠れて出てこない理由は?対処法と適切な飼育環境【まとめ】

いつまで隠れているのだろう、このままなつかないのかなと不安になることもあるかもしれませんが、猫なりに観察しながら自分のペースで出てきてくれます。

またうちの猫をお迎えする際に保護猫カフェの方に言われたのは、基本的に猫はしつけができませんので、人間側が環境を用意するしかありません。

ケージなど安全な場所を用意したり、ここは入らないでほしいと思ったら、入れないように柵をつけたりドアは必ず閉める、登れないように塞いでしまうなど、人間側が対処するしかないです。

心を開いてくれれば猫の方から寄ってきてくれますし、ゆっくりでも信頼関係を築くことが大事だと思います。

保護猫

Posted by miki