セキセイインコの雛の保温はいつまで?適温や便利なアイテムをご紹介
念願のセキセイインコの雛を飼い始めた!
でも、その後はどうすればいいの?
保温はどうやって、いつまですればいいの?
と、多くの疑問が頭をよぎるかと思います。
今回は、セキセイインコの雛の保温はいつまで必要なのか、健康管理について徹底解説いたします!
雛が成長するまでの間の保温は欠かせません。
それだけではなく、成長に応じて徐々に外部の温度に慣れさせることも大切です。
温度管理には細心の注意を払う必要があり、適切な環境下で育てることが雛の健康を維持する秘訣です。
ぜひ最後までご覧ください!
Contents
セキセイインコの雛の保温はいつまで?
目安としては雛が幼鳥になるまでのあいだ、具体的には生後4週間はヒーターなどで保温を徹底するとよいでしょう。
ただし冒頭でも述べたとおり、成長に応じて外の環境や温度に慣れさせることも大事です。
生後4週間というのもあくまで目安であり、正確にいつからいつまで、という時期は定まっておりません。
寒さにめっぽう弱い個体や生まれつき身体が弱っていたりすると、保温期間が長くなることもあります。
保温は何度くらいがいいの?
セキセイインコの雛の保温は、28~30度を保つようにするのがベストです。
保温性の高い雛用のプラケース、ペットヒーター、温度計を用意し、常に温度を注意深く見ながら適温を保ちましょう。
温度調整は、プラケースの入口のすき間を小さくしたり、大きくしたりして調整してください。
ただし入口を塞いでしまうと室内が蒸れて、酸欠や衰弱につながるので絶対にやめましょう。
保温に便利なアイテム
上記でもすこし触れましたが、ペットヒーターはもちろん、他にもインコの雛を温める様々なアイテムがあります!
保温電球
数あるペットヒーターの中でも保温性が高く、室内全体の温度を上げることができるアイテムです。
生後間もない雛や寒さに弱い個体などは、保温電球であればしっかりと暖めてくれます!
大人のインコでも冬場や寒い地域などでは活躍します。
ただし保温性が高いぶん、火災の危険性や、インコに接触しないように、など注意が必要です。
サーモスタット
ヒーターで設定した温度を保ち、自動で調整してくれる非常に便利なアイテムです。
例えば、28度でヒーターを設定した場合、室温が28度になるまではヒーターの電源がオンになり、28度以下になると自動で電源がオフになります。
保温電球とあわせて使用すれば、室内の温度の上がりすぎも防いでくれます。
仕事中や飼い主が寝ている時など、飼い主の目が届かない場面で大活躍するので、ほぼ必須といってもいいでしょう!
保温カバー
主にケージ飼いをはじめた時などに有効ですが、保温カバーをかぶせてケージ内を省エネルギーで保温するのも一つの手です。
カバーの代わりに毛布やプチプチの緩衝材で代用するのもアリですが、インコがついばんで口にしないように気を付けましょう。
保温でのNG行為!
人間が寒いときに使うホッカイロを直接ケース内に入れるのはどうなの?
と疑問に思う方もいるかもしれませんが、カイロは周囲の酸素を吸って発熱をする仕組みなので、ケース内に投入すると酸欠をおこす危険性があるうえ、使い捨てカイロは最高60度以上にまで達するので、インコがやけどしてしまう恐れがあります。
保温目的でカイロの使用はやめましょう。
セキセイインコの雛の保温はいつまで?適温や便利なアイテムをご紹介【まとめ】
いかがでしょうか?
今回はセキセイインコの雛の保温方法や、いつまで保温すればすればいいのか、など保温全般についての解説をいたしました!
雛の時期の温度管理は、成長する上で何よりも重要な事がわかりましたね。
ここまで保温が大事だといわれる理由は、セキセイインコはオーストラリアで生まれた鳥だからです。
原産国のオーストラリアと比べると日本は寒い国です。
冬の時期はもちろん、一年中保温に気を配るべきだと言っても過言ではないでしょう。
絶対にしてはいけない事は「生き物なんだから、体調管理は自分でできるだろう」とインコを放っておくことです。
しっかりと飼い主としての責任を果たし、愛情をもって育てることが健康維持につながります。
上手に温度管理を行うことによって、将来的に丈夫でいつまでも健康なインコに成長することができますよ!