紫陽花を育てるならプラスチックの鉢と素焼きの鉢とどっちがおすすめ?
梅雨のジメジメした雰囲気を一掃するものと言えば、紫陽花。
小さな淡い色味の花がなんとも愛らしく、雨がしとしと降り続ける中で、庭の花壇に咲いている様を窓越しに眺めるのもなかなか風流なんですよね・・・。
実はこの紫陽花、鉢植えにしても育てることが可能なんです。
ベランダや室内で紫陽花の可愛らしい花を愛でるのも、とっても素敵ですよ!
さて、紫陽花を鉢植えにする場合、プラスチックか素焼きの鉢のどちらをチョイスするのがいいのでしょうか?
紫陽花の花の特徴をおさえつつ、どちらの鉢がおすすめなのかを考えていきます。
鉢選びを参考にして、今年の梅雨は是非、手軽な鉢植えで紫陽花の魅力を満喫しましょう!
Contents
鉢で育てるなら!まずは紫陽花の特徴を知っておこう!
紫陽花を鉢植えにして育てるなら、どんな鉢を選べばいいのかちょっと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
鉢には様々な種類のものがあります。
形や大きさ、デザインだけでなく、素材にも違いがあるんですよね・・・。
一般的に、鉢植え用の鉢の素材はプラスチックのものと素焼きのものが主流なようです!
さて、紫陽花を鉢植えするなら、どんな素材の鉢がいいのでしょうか・・・?
この疑問を解決するためにも、まずは、紫陽花の育て方の特徴をおさえておきましょうね!
紫陽花はとにかく水をたくさん必要とする花。
さらに、根を張りやすいという特徴も忘れてはいけません。
特に紫陽花の根の広範囲に広がるような張り方は、鉢を選ぶ際の重要ポイントになります。
この2つの大きな特徴を総合すると・・・「根がたくさん張っても水捌けの良い鉢」を選ばなければいけないことが分かりますね!
プラスチック鉢と素焼き鉢の違いは?
鉢植え用の鉢には、素焼きのものとプラスチックのものがあります。
さて、紫陽花を鉢植えするなら、この2種類のうちどちらの素材の鉢をチョイスすればいいのでしょうか?
そこで、素焼きの鉢とプラスチックの鉢との違いをまとめてみることにしましょう!
園芸店やホームセンターなどに足を運ぶと、たくさんの種類の素焼きとプラスチックの鉢があることにお気づきになるでしょう。
素焼きの場合は、厚みや形状をチェックしてみると数種類の鉢があります。
これがプラスチックとなると、さらにその種類は多いんですね・・・。
形状、大きさ、デザイン、色味と少しずつ異なった鉢があります。
ただ、紫陽花の鉢を選ぶにあたり、形状や大きさに関しては、植える紫陽花のサイズに合わせて、デザインや色味に関しては、好みのものを選択するというので問題はありません。
しかし、ちょっと注意しないといけないところが・・・
それが、底穴の形状なんですね。
プラスチックと素焼きの鉢の、底穴をしっかりと観察してみて下さい。
素焼きの鉢の底穴は、丸い穴が1つ。
一方、プラスチックの鉢の底穴は種類が様々。
この底穴の形状と数の違いが、紫陽花の鉢植えにはとっても重要になってくるんですね・・・。
紫陽花はプラスチックの鉢がおすすめ?!
さて、実際に紫陽花を鉢植えするとなると、どんな鉢がおすすめなのでしょうか?
ここで前項にお話しした、紫陽花の花の特徴を思い出してみて下さい!
紫陽花は水を必要とする花で、さらに広範囲に根をたくさん張る花でしたね・・・。
水に関しは、水やりの頻度や鉢を置く場所などで対処することは可能なんですが、問題は根なんです。
鉢を選ぶ際には、根がどんどん成長しても目づまりを起こさないように、水捌けがいいものであることへの考慮が必要なんですね!
つまり、底穴が1つの素焼きの鉢は、あまりおすすめでないことが分かるはず・・・。
プラスチックの、底穴がたくさん空いている鉢がぴったりなんです。
底穴の数が多いもの・・・。
個人的には、紫陽花には、プラスチックの鉢で底穴がメッシュタイプになったものなどが特におすすめですよ!
鉢の底部分全体に均一に穴があるので、水捌けの最も良いタイプではないでしょうか。
とにかく、部分全体紫陽花の鉢を購入する際には、中をしっかりと覗いて、底穴の形状や数をしっかりとチェックするようにしましょうね。
プラスチック鉢のメリットとデメリットを知っておこう!
紫陽花を鉢植えする場合、プラスチックの底穴の数が多い鉢がおすすめだということは、十分に理解していただけたと思います。
最後になりましたが、プラスチックの鉢のメリットやデメリットをざっとご紹介しておくことにします!
プラスチックの鉢のメリットだけでなく、デメリット部分もしっかり理解しておくことで、さらに紫陽花を上手く育てることができるはずですね・・・。
まず、メリットです!
プラスチックなので、軽くて運びやすいこと、そして安価で購入できるのは大きな利点です。
また、素焼きのものよりデザインや色味に関して豊富な品揃えがあるのもいいですね。
このメリットに加えて、底穴の形状や数のタイプも様々なので、とても使いやすい鉢であることが分かります!
次にデメリット・・・。
これは1つだけあります!
プラスチックの素材の特徴上、どうして通気性が悪くなるんですね・・・。
特に側面部分からの通気性が悪いので、蒸れやすいんです。
つまり、夏の気温が上がる頃には、要注意!
鉢の内側の温度が一気に上昇し根ごと枯れてしまうこともあるので、紫陽花を育てる際には十分に注意しておきましょうね。
紫陽花を育てるならプラスチックの鉢と素焼きの鉢とどっちがおすすめ?【まとめ】
プラスチックと素焼きの鉢。
紫陽花を鉢植えする場合、どちらの鉢がよいのでしょうか?
紫陽花は、根が広範囲に張るという特徴があるため、水捌けを考慮して、鉢の底穴がたくさん空いているものを選ぶのが重要です。
そのため、プラスチックの底部分がメッシュになったものなどを選ぶようにしましょう!
さらにプラスチックの鉢は、安価なことに加え、デザインや色味、サイズも様々でとってもおすすめですよ!
ただ、プラスチックの鉢には、側面部分の通気性があまり良くないというデメリットがあることもしっかり理解しておく必要があります。
夏場など、紫陽花が根ごと枯れてしまうことがないように注意しましょうね。