散歩をしても痩せない原因は?効果的な歩き方、痩せるコツを解説
散歩を日課にしている人の中には痩せることを目的に歩いている人も多いと思います。
散歩は健康によいですが、痩せようと思うと歩き方など、気を遣うべき点が変わってきます。
またせっかく毎日散歩しているのに痩せない、効果がでないとモヤモヤしてストレスをためるのではもったいないです。
そこで本記事では、散歩で痩せない歩き方や、効果のある歩き方、それを踏まえた痩せるコツをご紹介します。
ダイエットに悩む読者の方には必見です!
Contents
散歩をしても痩せない原因は?
散歩をしても痩せない理由とは何があるのでしょうか。
本項では、いくつかの痩せない理由をあげて解説します。
姿勢が正しくない
歩いても痩せない場合、歩く姿勢に問題がある可能性があります。
例えば猫背や反り腰など、その人の姿勢に癖がある場合。
姿勢が悪いと全身の筋肉が効率よく使うことができず、脂肪の燃焼効果も高まらないのです。
また、下半身だけ使って歩いている場合や、特定の筋肉に負担をかける歩き方になってしまうのも姿勢が悪いです。
こういう歩き方を続けていると怪我の原因にもなります。
歩き方が正しくない
姿勢、また歩き方が悪いと歩く速度も遅くなります。
歩き方が悪いと全身の筋肉が使えません。
日常で使う筋肉しか使わないと、消費するエネルギーも少なくなります。
つまりだらだらと歩いているだけでは痩せないと言うことです。
散歩で痩せようと思ったらできるだけ大きな歩幅を意識して、速く歩くことが重要です。
散歩が短時間
散歩する時間が短いことが理由で、痩せにくいと言うこともあります。
散歩とは酸素を取り入れて脂肪を燃焼する有酸素運動です。
有酸素運動は脂肪が燃焼されるまでに、20分以上散歩を続ける必要があります。
よって1回に20分以下の散歩では、脂肪が燃焼せずに終わってしまいます。
消費カロリーより摂取カロリーが多い
一般的に食べた分のカロリーは、基礎代謝や運動などで消費されます。
しかしここで消費しきれなかったカロリーは、脂肪になってしまいます。
つまり散歩で痩せない人というのは摂取カロリーが消費カロリーより多いという可能性があるのです。
これではいくら散歩に時間をかけても痩せるはずがありません。
体を動かしても食事の量が多かったりカロリーが高かったりすると痩せないのです。
効果的な歩き方と痩せるコツ
今まで、散歩をしても痩せない理由について解説してきました。
ではどのようにしたら痩せるのかここからは散歩で痩せるコツについてご紹介していきます。
散歩をするときの正しい姿勢
前述にもありますが、痩せにくい散歩をしている人は姿勢が正しくない可能性があります。
正しい姿勢のポイントは以下の通りです。
背筋を伸ばす
背筋を伸ばして顎を引く。
頭を上に引っ張られているようなイメージでまっすぐに立つ。
背筋を伸ばすことで疲れにくい散歩をすることができます。
腕をしっかり振る
腕をしっかり振ることで、下半身だけでなく体全体の筋肉を鍛えることができます。
よって全身運動になるので、脂肪の燃焼も効率的です。
肘を90°に曲げ、手を軽く握り、肩周りの筋肉を意識しましょう。
体重移動に注意する
散歩する時には体重の移動に気をつけながら歩くことも大切です。
腕を振るときに、前に出した足はかかとから着地するように意識しましょう。
かかとからつま先に体重移動させ、足裏全体が地面についたとき足が体の下にあるように意識しましょう。
体重の移動が楽に行えるようになると、足への負担が減らせます。
散歩の時間
散歩は有酸素運動です。
脂肪の燃焼までには20分以上の運動が必要になります。
生活習慣病予防のためのWHOの指針は、中強度の運動を1週間に150分~300分することとされています。
一般的な散歩では1日30分程度の散歩で150分の目標値を達成できます。
散歩の早さ
散歩で痩せるためにはスピード感も重要です。
散歩で痩せるためにはできるだけ大股で歩き、時速3~5kmを目指すといいでしょう。
散歩の習慣化
散歩は筋トレや食事制限よりも結果が出るまでに時間がかかります。
実感できるまでには1ヶ月、人によっては3ヶ月以上かかる人もいます。
散歩はできるだけ長期間継続して行えるように習慣化しましょう。
散歩のタイミング
朝に散歩をすると、基礎代謝がアップし痩せやすいといわれます。
朝の散歩で足の筋肉を動かすと血行がよくなるからです。
その結果、新陳代謝が高まり、ダイエットや美容の効果、病気予防などが期待できます。
また朝に散歩をすることは規則正しい生活リズムを築くことができ、ストレスの解消にもなります。
散歩の際の注意点
最後に散歩の際の注意点について解説します。
この点に気をつけることでよりよい散歩をすることができます。
歩く前のストレッチ
散歩を始める前には必ずストレッチしましょう。
いきなり歩き始めると筋肉や関節を痛める可能性があるので以下のようなストレッチをすると良いでしょう。
・屈伸
・前屈
・アキレス腱伸ばし等
熱中症・日焼け対策
散歩は軽い運動であるからといって水分補給しないのは危険です。
散歩を始める前からこまめに水分補給が必要です。
また朝に散歩をする場合でも日焼け止めなどの対策が必要です。
安全に気をつける
公園で散歩するのであれば安全です。
しかし歩道を歩く場合は注意が必要です。
夜間の散歩は歩行者が少なくいので快適ですが、車などから見えにくいというリスクが存在します。
白っぽいウェアを着用したり、反射バンドや、タスキなどのアイテムを身につけるようにしましょう。
自分が居る場所のアピールをすることが大切です。
散歩をしても痩せない原因は?効果的な歩き方、痩せるコツを解説【まとめ】
今回は散歩をしても痩せない理由について解説してきました。
散歩は花や街を見ながらゆっくり歩いたりするのも楽しいです。
しかし、やはり散歩をする目的というのは健康や痩せたいという思いが強い人も多いでしょう。
そう思う方は是非この記事を読み返して散歩を実践してほしいです。
きっと効果があるはずです。