薔薇を地植えする時期はいつが適してる?植え方やお手入れ方法のコツ
薔薇を地植えで育ててみたいと思っているけど、そもそも薔薇を地植えする時期は、いつが適しているのでしょうか。
まず、薔薇を地植えする前に、知っておくべきことがあります。
それは、薔薇の苗には、新苗、大苗があることです。
新苗は、接ぎ木をして半年ほどの若い苗で、大苗に比べて、手頃な価格で手に入ります。
大苗は、新苗を秋まで育てた苗で、プロが秋まで大きく育て上げるので初心者でも安心して栽培できます。
今回は、薔薇の地植えの時期や植え方、苗を地植えにするメリットなどを調べましたので、ぜひ参考にしてください。
Contents
薔薇を地植えにするメリットとデメリットは?
薔薇は地植えにすると、よく育ちますが、逆に育ち過ぎるので管理が難しくなります。
薔薇を地植えにするメリットは、根がよく張るので、薔薇本来の大きくて色鮮やかな花が咲くことです。
その姿は、とても魅力的です。
しかも、根付くと、水やりは不要です。
一方デメリットは、薔薇は地植えだとよく育つので、大きく育ち過ぎてしまうので、管理が難しくなるのが難点です。
薔薇を地植えする時期は?
薔薇の苗は新苗、大苗の2種類がありますが、苗が出回る時期や地植えに適した時期が違います。
新苗は春苗とも呼ばれ、4~6月に販売されます。
購入後は、早めに地植えをしてください。
なぜならば、5~8月は薔薇の成長期なので、根を伸ばし葉を繁らせることができる環境に早く植えつける必要があるからです。
大苗は、11月から流通し始めます。
植えつけに適した時期は、薔薇の根が休眠する10月から翌年の3月です。
薔薇の地植えに適した場所はどこ?植え方は?
薔薇は日当たりと風通しの良い場所に地植えすると元気に育ちます。
薔薇を地植えで育てる場合、日当たりと風通しの良い場所を選んでください。
具体的には、少なくとも1日に4時間は日が当たるが場所がおすすめです。
ただし、真夏の西日が強く当たる場所は避けましょう。
薔薇を植える位置が決まったら、その場所に薔薇を植える穴を掘ります。
深さは60cm位です。
その穴に、バケツに一杯位の牛糞堆肥を入れ、その上に少し土を入れます。
理由は、根に直接、牛糞堆肥を触れさせないためです。
次に、ポットから苗を出し、根鉢を崩さないように穴の中に置きます。
その後は、残りの空間に、土を戻して苗を安定させます。
最後は水をたくさん与えてください。
注意点として、接ぎ口が土の中に埋まらないようにしてください。
薔薇のお手入れ方法のコツは?
薔薇のお手入れで大事なのは、肥料と消毒、咲きがら処理です。
ポイントを押さえておきましょう。
肥料は、薔薇が活動している3月~11月の間、月に1回与えます。
ただし、花が咲いている間は肥料をあげないでください。
その代わり、花が咲き終わったら肥料を与えましょう。
消毒は、病害虫の予防のため、3月~11月の間は、7〜10日おきに行います。
薬剤は葉の表と裏、土の表面にかけてください。
ただし、花にかかると変色の原因になるので注意しましょう。
花を楽しんだ後は、咲きがらを取ります。
薔薇の葉は、花に近い方から3枚葉、5枚葉、7枚葉の順に付いています。
咲き終わった花を切る際は、5枚葉を目安にして、5枚葉の少し上を切ってください。
薔薇を地植えする時期はいつが適してる?植え方やお手入れ方法のコツ【まとめ】
薔薇を地植えする時期は、苗の種類によって違うことが分りました。
まず、春苗とも呼ばれる新苗は、薔薇の成長期である5~8月に植えつけるとよく、大苗は、薔薇の根が休眠する10月から翌年の3月に、植えつけるのが望ましいことが分りました。
薔薇のお手入れ方法も分かりましたので、ぜひ薔薇の地植えにチャレンジしてくださいね。