ミニチュアダックスフンドは寂しがり屋?お利口さんにお留守番させるには?

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ミニチュアダックスフンドは甘え上手で、自分からコミュニケーションをとって飼い主さんと距離を詰めていける外交的な性格です。

だけど本当は寂しがり屋なため、飼い主さんの姿が見えなくなったら寂しい気持ちを抑えられず、分離不安になり吠え続けてしまうこともしばしば。

 

 

しかし分離不安は正しくしつけをして、人と犬との主従関係をはっきりさせれば落ち着く可能性があります。

そんな寂しがり屋のミニチュアダックスフンドの性格と分離不安について、大人しく留守番させるためにできることをお伝えしていきます。

 

 

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ミニチュアダックスフンドは寂しがり屋な性格

ミニチュアダックスフンドは犬の種類の中でも人が大好きな犬種です。

ロングヘアのミニチュアダックスフンドは特に甘えんぼで、飼い主さんと片時も離れたくないという犬もいるほどです。

そんな飼い主が大好きで寂しがり屋のミニチュアダックスフンドの性格についてお伝えします。

 

飼い主とはずっと一緒にいたい!寂しがり屋な性格

ミニチュアダックスフンドは群れで生きてきた歴史のある犬種なので、1人でいるのは得意ではないため不安で寂しがりな犬が多いです。

たとえば飼い主さんが別の部屋に行って帰ってくるだけでも、数日会えなかったくらい寂しかった!と大興奮する様子を見せる犬もいます。

飼い主への愛が溢れて止まらない様子は微笑ましくもありますね。

 

媚売りが得意!甘えんぼな性格

ミニチュアダックスフンドは甘え方が抜群に上手な犬種です。

群れの中でうまくやっていくためにはリーダー格とは仲良くしなきゃいけない、ということを本能的に知っているので、常に人の雰囲気を観察して気に入られる行動を起こしています。

もしかしたら飼い主が犬の思い通りに誘導されていることもあるかもしれませんね。

 

 

留守番中の分離不安

あなたが飼っているミニチュアダックスフンドは一緒いれば良い子なのに、留守番させたら急に落ち着きが無くなったりしませんか?

もしかしたら分離不安という飼い主に過度に依存している状態かもしれません。

飼い主がいなければ落ち着かないという状態は、犬にとって非常にストレスがかかります。

ミニチュアダックスフンドの分離不安とその対処法をご紹介します。

 

分離不安で鳴き続ける

甘えんぼで寂しがりのミニチュアダックスフンドに多いのが分離不安です。

普段は飼い主さんが大好きでべったりくっついてお利口にしているけれど、飼い主さんが犬の目の前から離れてしまうと寂しくなって、飼い主さんが出て行った方に向かって狂ったように鳴き続けます。

ミニチュアダックスフンドはアナグマなど小さな動物を追う狩猟犬なので、獲物の発見を伝える大きな声とスタミナを兼ね揃えた犬です。

そのためいつまででも鳴き続けることができてしまうので、鳴き声が騒音となりご近所トラブルに発展することも少なくありません。

それに寂しくて鳴き続けるなんて犬にとって精神的ダメージが大きいですし、なにより可哀想ですよね。

 

分離不安の対処法は?

一度癖になった分離不安は簡単には治らず、取り除くためには根気のいるトレーニングが必要です。

というのも分離不安は普段の飼い主と犬との関係によって形成されるからです。

分離不安を抑える薬というのも確かにありますが気休めですし、それに一生飲ませ続けるのは現実的ではありませんよね。

一概には言えませんが分離不安は犬主導で甘やかす場合に多いため、飼い主の意識や普段の犬との接し方を変えなければ全く治りません。

もし分離不安を本気でやめさせたいのであれば、ふれあいを持つときは人が主導権を握るようにすべきです。

犬主導の日常を過ごしていると、犬は全て自分の思い通りになると思い込み要求が通るまで吠え続けるようになります。

犬が人と一緒に生活する以上、人がリーダーになって犬に合わせてもらわなければいけない場面もたくさんあります。

とことん甘やかしたい飼い主さんとしては最初は辛いかもしれませんが、犬はリーダーに従うのが得意な動物ですので主従関係を築いた方が犬が過ごしやすくなる可能性があります。

 

 

大人しく留守番させるためにできること

留守番が苦手な犬に手を焼いている飼い主は意外と多いようです。

犬に大人しく留守番させる効果的な練習方法をいくつかご紹介します。

 

クレートトレーニングをする

留守番中にクレートの中に入ってお留守番することを覚えさせます。

クレートに慣れてしまえば、短時間大人しくクレートに入っていられることも可能になります。

そのため少しずつですが、人がいなくても大人しく待っていられるようになります。

まずはクレートの中は快適だと認識させ、快適空間を作りましょう。

注意点としてクレートトレーニングが良いからと無理やり入れて閉じ込めれば、犬はクレートを嫌なものだと認識してしまうので最初から閉じ込めるのは絶対にやめましょう。

クレートはあくまでも犬にとって落ち着ける場所にするのが大事です。

もしすんなりクレートに入れるようになったらまずは3秒扉を閉めてみて、すぐに開けて褒めます。

この長さを増やしていけば今後、30分~1時間くらいであれば大人しく待っていられるようになるはずです。

 

留守番前にたくさん運動させて疲れさせる

留守番前にお散歩以外に、犬が疲れるような十分な運動をさせて疲れさせましょう。

やや荒療治のような部分ありますが、運動をしたあとはさすがに犬も疲れて不安で吠える元気もなくなるだろうという期待を込めています。

また留守番のストレスがかかるとわかっているなら、事前に運動不足を解消してストレス発散させるのも良い方法ではないでしょうか。

 

犬との接し方を人主導に変え、主従関係をしっかりさせる

帰宅したとき撫で回してただいまの挨拶をしたり、勝手に膝の上に乗ってきたりするのを許していませんか?

今までの犬との触れ合いは犬主導が多かったかもしれませんが、これからは人が主導権を持ちましょう。

そうすることで犬はリーダーに従ったらきちんと甘やかしてもらえると意識が変わってきます。

 

 

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ミニチュアダックスフンドは寂しがり屋?お利口さんにお留守番させるには?【まとめ】

ミニチュアダックスフンドは甘えんぼで可愛い犬種です。

そして寂しがりなのでつい飼い主にべったりと甘えたくなるようです。

飼い主としては甘えてくれる犬の存在は可愛くてたまらないでしょう。

ですがお留守番をさせたとき、必死で飼い主を呼び続ける健気な様子は見ていてとても苦しいはずです。

まるで捨てられたかのような悲痛な鳴き声を聞けば、このままじゃダメだときっと思うことでしょう。

だから愛犬のためにも留守番の練習をしたり、普段から甘やかすだけではなく主従関係をしっかり持つことが重要なのです。

そうすることでお留守番は苦痛ではなくなりますし、飼い主の帰宅を安心して待つことができます。

可愛い愛犬のためにもお留守番の練習を頑張ってみてくださいね!