七五三のベストみたいなものって何!?その着用する意味と必要性を解説!

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近年、着物を着る機会って本当に少なくなってきていますよね・・・。

しかし!

七五三の衣装だけは、まだまだ着物が主流の様子。

さて、七五三の衣装といえば、小さい女の子が着物の上からベストみたいなものを羽織っている姿をよく目にしますよね?

これって、一体なのでしょうか?

これって、必ず着用しなければいけないものなのでしょうか?

 

 

七五三の衣装で見かけるベストみたいなものに着目し、その意味についてまとめてみました。

さらに、着用するメリットとデメリットをそれぞれ比較し、必要性についても考えてみます。

七五三の準備を進めている新米パパママ必見!

是非、参考にしてみましょう。

 

 

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七五三のベストみたいなものは何!?

七五三って、着物を着てお参りし、写真を残したいとお考えになるご家庭が多いのではないでしょうか?

幼いお子さんが、華やかな着物を着て慣れない草履で歩く姿って本当に可愛らしいですよね!

さて、七五三の衣装の中で、ちょっと気になるものが・・・。

そうです!

着物の上から羽織るように着用する、ベストみたいなもの!

七五三シーズンの神社では、このような和風のベストみたいなものを着ている、可愛らしいお子さんの姿をよく目にするものです。

また、写真館の広告などでも、よく目にする衣装ではないでしょうか?

さて、この七五三の際に着用するベストみたいなもの・・・。

これって、何?

何と呼ばれているの?

その正式名称、とっても気になりますよね・・・?

さて、この疑問をスッキリ解決しましょす!

その名もズバリ、「被布」!!

読み方は「ひふ」です。

なかなか聞き慣れない名称ですよね・・・。

 

 

七五三に女の子はベストみたいな被布をどうして着るの?

七五三の衣装でよく目にする、ベストみたいなもの・・・。

こちらの名称が「被布」であることが分かったところで・・・この被布を着用する意味も気になりませんか?

被布を着用する意味を紐解く手掛かりとなるのが、幾つのお子さんが着ているかということ!

実は、このベストみたいな被布って、3歳の女の子しか着用しないんです。

七五三で3歳の女の子が被布を着用する真の意味は、七五三の歴史を遡ることで明らかになります。

現在の七五三の由来となっているのは、古来の日本で行われていた儀式なんですね。

詳しくは、3歳の女の子が行う「髪置きの儀」、5歳の男の子が行う「袴着の儀」、7歳の女の子が行う「帯解きの儀」になります。

被布を着ているのが3歳の女の子であることと、上記の儀式をざっと見比べてみると・・・ぴーんときませんか?

そうです!

3歳の女の子は、まだ帯をしめることができないんです!

着物姿で帯なしって、何だかビシッとしない装いなんですよね・・・。

つまり!

帯の代わりに、着物の上からベストみたいなものを着る=「被布」なんです!

 

 

3際の女の子の七五三の衣装!「被布あり」にするメリットは?

七五三の衣装でよく目にする、ベストみたいなもの!

こちらの名称が「被布」であるということと、着用するその意味がはっきり分かったところで、さらに気になることが・・・。

被布って、3歳ぐらいの女の子でも、七五三で着用していない場合があるんです。

そうです!

近年の七五三において、被布が、3歳の女の子が必ず着用しなければいけない正装というわけでもないみたいなんですよね・・・。

そこでまずは、被布を着用する・・・もとい被布ありの場合のメリットをざっと挙げて、その必要性を考えてみることにしましょう!

 

①幼さが強調されて可愛らしい

②帯をしなくていいためお子さんの負担が少ない

③暖かく防寒着にもなる

 

こんな感じでしょうか!

着物なのにラフで、より幼い雰囲気になりますし、帯がない分締め付けることがなく、お子さん本人が着やすく楽に過ごすことができるんですね。

さらに!

まさにベストみたいな、暖かい防寒着としても大活躍。

11月頃に行われる七五三では、とても重宝しそうです!

 

 

3際の女の子の七五三の衣装!「被布なし」にするメリットは?

七五三の衣装でよく目にする、ベストみたいな「被布」。

その必要性について考えるために、被布を着用する場合と着用しない場合の、それぞれのメリットを比較しています!

前項に引き続き、被布なしの場合のメリットはどうでしょうか?

 

①コスト削減になる

②無駄がなくなる

③年齢よりもしっかりとした仕上がりになる

 

こんな感じでしょうか・・・。

被布なしということは、新しく被布を購入しなくていいわけですから、3歳の衣装購入時におけるコストの削減につながります。

その分、帯が必要になってくるとはいえ、女の子は3歳の後に7歳でも七五三のお参りをすることになりますからね・・・。

3歳で使用した帯やその周りの備品を、そのまま7歳時に活用することも可能なんですよね。

つまり、被布なしを選択すれば、コスト削減することも無駄を省くこともできるんです!

また、被布を着用しなければ、3歳でも帯をしめかちっとした衣装として仕上げることが可能です。

大人っぽい本格的な衣装として、写真などにおさめることができるというメリットも考えることができますね。

 

 

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七五三のベストみたいなものって何!?その着用する意味と必要性を解説!【まとめ】

七五三の衣装でよく目にする、ベストみたいなもの!

これは「被布」と呼ばれています。

この被布は、日本古来の儀式において、まだ帯を締めることができない女の子のための正装と考えられていたんですね。

そこで七五三では、被布を3歳の女の子に着用させる傾向にあるようです。

実際のところ、近年の七五三において、被布の着用はそれぞれのご家庭の判断に任せられているようです。

被布ありの場合でも被布なしの場合でも、それぞれにいくつかメリットが考えられます!

これから七五三の準備を行うのでしたら、その必要性については、各ご家庭内でまず話しあってみてはいかがでしょうか?

七五三

Posted by miki