七五三って男の場合は何歳?男が忘れられやすいのは何故だろう?

2022年5月31日

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出生後には、お宮参りにお食い初めといった、子供主体の様々な行事がありますよね。

その代表とも言えるのが、七五三!

七五三はその名称通り、3歳、5歳、7歳になったお子さんたちの成長を願うもの。

もちろん、お子さんが男であっても女であっても、行う行事ですよね・・・。

 

 

しかし、近年、なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じている方も少なくはないはず!

何故、女の子主体の行事のように感じられるのか、ちょっと気になりますよね・・・。

男の子は何歳で行うのかという七五三の基本事項をおさえつつ、現代の七五三についてちょっと考えてみましょう!

 

 

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七五三は本来子供の成長を願うためのもの!

七五三が本来どういったものであるのか、ご存知でしょうか?

七五三は、簡単に言えば、子供の成長を願うためのもの!

実は、江戸時代から続いている、日本ならではの伝統行事なんです。

江戸時代が現代より男中心の社会であったという背景があるにもかかわらず、この七五三は男や女といった性別を超えた、ただ単に親が子供の成長を願うための神聖なものとも言えるんですね。

こういった子供の成長を願う行事って、他にもいくつかありますよね。

たとえば、お宮参り。

それからお食い初め。

地域によって行う時期や儀式の内容に少々違いがあるとはいえ、両者とも必ずと言っていいほど行われる行事です。

しかし、七五三って「男の場合は何歳にやるもの・・・?」といったように、ちょっと男のお子さんの場合、曖昧になっているところがありませんか?

なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じられるのは何故なのか・・・?

次項から、この問いを少しずつ紐解いていきましょう。

 

 

七五三は男女で行う時期が異なる!他の行事とちょっと違う!?

なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じられるのは何故なのか?

この問いの答えを考えるために、まず、他の儀式と七五三の違いを挙げてみましょう!

お宮参りもお食い初めも成人式も、思いつくお子さんの人生の節目の行事ごと全て、男女とも同日に行うものですよね・・・。

しかし、七五三は男と女のお子さんによって行う年齢が異なるんです!!

つまり、何歳が男、何歳が女っていう決まりがあるわけですね。

この違いって、けっこう大きくないでしょうか?

基礎知識としておさらいすると、七五三は、3歳は男女とも、5歳が男のみ、7歳が女のみのお子さんを対象に行われるものです。

実はこれは、昔の日本で行われていた「何歳になると〜をする」という事細かな儀式が背景にあるんですね。

3歳は、幼児が髪を伸ばし始める儀式で男女ともに行われたものが由来しています。

5歳は、幼児から男へと成長したことを祝う儀式で、これを機に男の子は袴を履くようになります

同様に、7歳は幼児から女へと成長したことを祝う儀式で、女の子が帯を結ぶ儀式ですね。

もしかすると、男女で行う年が異なるということで、七五三という儀式の価値観自体が、男と女のお子さんを持つ親御さんにおいて少々異なってくることはあるのかもしれませんね・・・。

 

 

5歳男の子の七五三は忘れられやすい!?

なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じられるのは何故なのか?

この問いの根底には、男のお子さんに行うべく5歳の七五三が忘れられやすということがあるのではないでしょうか・・・?

そうです!

「男の子って何歳に七五三をするもの?」というように、初めから七五三を行う年齢は知っていたけれど、気が付いたらやり忘れてしまっていた・・・という場合が多いのではないでしょうか?

3歳の七五三はいわゆる初めての七五三ですから、親御さんしっかりと覚えているはずです。

「どんな衣装にしようか?」「どこの神社に参拝しようか?」そうやって頭を悩ませるかもしれませんよね。

しかし、5歳の七五三は2回目になります。

3歳の七五三からそう年月も経過していないうえ、もう1人ご兄弟が生まれていたりするとなんとなく家庭内がバタバタ・・・。

気がついたら、5歳の七五三は行わずに終わっていた・・・なんてことも!

当の本人も、5歳ですからまだ幼児。

七五三の存在もはっきり理解していない可能性の方が高いでしょう。

男のお子さんには少しかわいそうに感じるんですが、このように、5歳の七五三は忘れられやすいと言えるのかもしれません!

 

 

衣装が地味めな男の子の七五三は忘れられやすい!?

なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じられるのは何故なのか?

この問いには、明らかに目にうつる答えがあるようにも感じますね・・・。

それは、女の子の衣装の方がどうしても豪華で目立つことではないでしょうか?

洋装ならそこまで気にならないのですが、和装になると男のお子さんの袴姿より、どうしても女のお子さんの着物の晴れやかさに目がいってしまうものです・・・。

近年では、七五三といえば写真の前撮り!

どの写真館でも、女の子の衣装の方が明らかに沢山選択肢がありますよね・・・。

なんとなくキラキラしたイメージが、特に7歳の七五三にはあるのではないでしょうか。

このキラキライメージが強いことが、七五三が女の子主体の行事になっているように感じられる1つの要因といっても過言ではないでしょう。

その結果として、「男の子って何歳に七五三をするもの?」といった、基本事項まで抜け落ちてきているというのが実際のところなのかもしれませんね・・・。

 

 

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七五三って男の場合は何歳?男が忘れられやすいのは何故だろう?【まとめ】

近年、なんとなく七五三が女の子主体の行事になってきているように感じられませんか?

中には、男の子が何歳に七五三をするものかをはっきりと把握していない親御さんもいるかもしれません・・・。

このように七五三へのイメージが変化してきた理由の1つに、七五三が男のお子さんと女のお子さんで行う年齢が異なることが挙げられるのではないでしょうか?

同じ年齢に行うのなら、男女間での差はそこまで生じないはずです。

また、女のお子さんの衣装に注目が集ま理すぎることも理由の1つと言えるでしょう。

七五三は本来、性別を問わず子供の成長を願うための行事であることを、きちんとおさえておきたいものですね。

七五三

Posted by miki