七五三をやらなかった人って結構多い!?その割合や理由は?
お子さんのいらっしゃるご家庭の行事といえば、七五三ですよね。
この七五三、日本で古くから行われてきた風習の1つなので、どのご家庭も行っているもの・・・そう言い切っていいのでしょうか・・・?
近年の日本において、あらゆる風習が簡素化されている傾向にあることから、七五三を写真撮影の略式のものにしてしまうご家庭は結構多いようですが・・・。
実は、「七五三自体をやらなかった!」というご家庭も意外と多いんです!
そこで、実際に「七五三をやらなかった」ご家庭が多い理由を探るため、少し前に行われたママさん達への意識調査をもとに「七五三をやる」「七五三をやらない」の割合を調べてみました。
また、コロナ禍でもある近年の七五三事情なども併せて、七五三の重要性についても少し考えてみることにしましょう!
Contents
実は!七五三をやる or やらないの割合は調査されたことがある!?
ご家庭内のお子さんの行事といえば、七五三!
しかし、よくよく調べてみると、この考え方もだんだん変化している傾向にあるようなんです・・・。
あなたの身の回りでも、「七五三をやらなかった!」という方々が結構いらっしゃるかもしれませんよ!
ちょっと気になって調べてみたんですが・・・。
実は!
七五三をやる or やらないの割合については、結構前にすでに意識調査されたことがあるみたいです!?
この調査についての詳細を、こちらで少しお話することにしましょう。
2014年に七五三への意識調査が、全国規模で行われました。
対象者は、幼稚園や保育園のママ達ですね。
その結果・・・「七五三をやる!」と回答したのが54.2%、「七五三をやらない!」と回答したのが45.8%!!
なんとほぼ半数のママ達が、「七五三はやらない!」と回答したわけなんですね・・・。
約10年前でこの結果なので、再び近年における意識調査を行えば、七五三をそこまで重要視しないご家庭が多いことが予想されますよね!
七五三をやらなかった理由は?!
ご家庭内のお子さんの代表的な行事であった七五三!
しかし、約10年ほど前からママたちの七五三への意識が変化し続け、その結果「七五三をやらなかった」ご家庭が増加し続けているのが現状のようです。
ここで気になるのが・・・、七五三がそこまで重要視されずに、「やらなかった」ご家庭が増加している理由ですよね!
個人的にですが、七五三をやらなかった理由を列挙してみました・・・
①忙しい
②家族のタイミングが合わない
③お金が掛かる
④めんどくさい!
上記のような理由が考えられませんか?
パパやママは仕事、お子さん達はお習い事などもあるでしょうし、忙しい中で家族全員のタイミングを合わせることはなかなかめんどくさく感じるものでしょう。
また、七五三に向けて衣裳などの準備が大変なことも挙げられますね。
着物や小物類など、細々と揃えるとなると高額のお金が掛かりますし、準備自体をめんどくさく感じてもしょうがないでしょう。
もしかしたら、「七五三=めんどくさい」という印象が強いことが、「七五三をやらなかった」ご家庭の割合が増えてきた要因と言えるのかもしれませんね!
七五三をやらなかった理由!「コロナ禍」という近年ゆえの理由もある!?
日本で古くから行われてきた七五三。
しかし、近年、七五三をやらなかったご家庭は増加傾向にあるようです・・・。
その理由については、前項で個人的な考えをお話しさせていただきました。
が、さらにもう1つ!
ある理由が考えられるんです!
それは、近年が「コロナ禍」というこれまでにない状況下にあるということなんですね。
感染予防として、ソーシャルディスタンスをとり、どんな場所でもマスク着用というのがここ数年で当たり前に定着化してきました。
そうです!
密を避けるために七五三のお参りを諦めたり、マスク着用しながら着物を着るというお子さんへの負担を考慮したり・・・これまでにない理由から、七五三をやらなかったご家庭もたくさんあるのではないでしょうか?
家族のタイミングを合わせたり、衣装の準備をするのがめんどくさい・・・と、お子さんの七五三をそこまで重要視しない考え方が増加しているだけではなく、七五三を楽しみにしていたけれど今年は諦めて来年に延期・・・といったように、安全を考慮したうえで仕方なく七五三をやらなかったご家庭もたくさんいらしゃったということも、念頭に入れておきましょうね。
七五三は必ずやらないといけないというものではない!
最後になりましたが・・・七五三という行事をどのように捉えるべきなのでしょうか?
元々七五三は、子供の生存率が低い時代に、子供達の成長を祈願するために行われた行事と言われています。
これについてちょっと考えてみて下さい・・・。
近年は、古来の日本とわざわざ比較する必要すらないほど豊かな環境の中で、子供達は過ごしていますよね!
そうです・・・近年の七五三は、古来から行われてきた七五三とはちょっと異なるわけです・・・。
つまり、七五三というものに対する親御さんの思いも、変化して当然なんですね。
七五三に関しては、各家庭内でどのように行うのかを決定すればいいのではないでしょうか!
お参りには行かないけれど、家族で写真を残す。
お子さんだけ、写真館でレンタル衣装を使用して写真を残す。
特に何もしないけれど、親戚で集まって会食をする。
はたまた、平日の人が少ない時にお参りだけ済ますのもいいかもしれませんね。
もちろん、色々考慮したうえで七五三はやらなかった・・・でもいいんです!
ただ、お子さんのこれまでの成長を感謝し、これからのさらなる成長を祈願する気持ちを確認するタイミング。
これがこれからの七五三の捉え方なのかもしれませんね。
七五三をやらなかった人って結構多い!?その割合や理由は?【まとめ】
近年、七五三をやらなかったというご家庭が増加傾向にあると言われています。
実は、数年前に行われた七五三への意識調査でも、ママ達が七五三を「やる」か「やらない」を回答したその割合には、そこまで差が生じなかったというデータも残っているんですね。
つまり昔と比較すると、七五三という行事への重要性は薄れていっていると考えられます。
その理由は様々!
準備がめんどくさいと考えるご家庭もあれば、コロナ禍ゆえに密を避け感染予防を考慮するご家庭もあるでしょう。
これからの七五三は、お子さんのさらなる成長を祈願する気持ちを忘れず、各ご家庭に適したやり方で行えばいいのではないでしょうか?